NHK出版新書のおすすめ本を紹介します。2011年(平成23年)に、日本放送出版協会が社名変更をしてNHK出版となったのを機に、生活人新書は名称をNHK出版新書に変更し、装丁もリニューアルし、総合新書として生まれ変わりました。 生活人新書が扱っていた「生活に根ざした知識」に加え、政治・経済・人文思想・サイエンスなども扱い、時代を総合的につかむことができるようにとの思いでつくられています。

 

山積みの本とメガネ

写真の出典 mirai0002さんによるPhotoACからの写真 

 

秘書
     秘書    

NHK出版新書の概要は次のとおりです。

  • 2001年(平成13年)11月に、株式会社日本放送出版協会が生活人新書を創刊。 また、NHKブックスという新書に近い教養選書が存在する中で、新たに新書シリーズとして「NHK出版新書」を始めることとなりました。
  • NHK出版新書の内容は、教養から離れ、生活や趣味の分野を中心に扱おう、という方針のもとにスタートを切りました。
  • 生活人新書のベストセラーとしては、ゲーム脳の恐怖』 (2002年、森昭雄著)や『脳が冴える15の習慣』(2006年、築山節著)などがあるほか、新書大賞2010で、小池昌代編著『通勤電車でよむ詩集』 (2009年、小池昌代著)が第9位に選ばれています。
  • NHK出版新書のロングセラーには、「〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療」 (2012年、塩田清二著)、「中国 目覚めた民衆 習近平体制と日中関係のゆくえ」(2013年、興梠一郎二著)、「稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則」(2015年、木下斉著)、「サバイバル英文法 「読み解く力」を呼び覚ます」(2015年、関正生著)、「恐怖の哲学 ホラーで人間を読む」 (2016年、関正生著)、「サバイバル英文読解―最短で読める! 21のルール」 (2017年、廣野由美子著)、「子どもの脳を傷つける親たち」 (2017年、友田明美著)「子どもの脳を傷つける親たち」 (2020年、友田明美著)といったものがあるほか、2015年ベストセラーランキングで新書(ノンフィクション)部門6位の『おとなの教養』(2015年、池上彰著)などがあるほか、新書大賞2020では『幸福な監視国家・中国』(2020年、梶谷懐・高口康太共著)が第6位に選ばれています。
本好きおじさん

 

  本好きおじさん

 NHK出版新書の人気の5冊を紹介します。以下、内容を本ごとにまとめています。

 

 

 

 1冊目  

 早期教育に惑わされない! 子どものサバイバル英語勉強術 (NHK出版新書 694) 新書 

著者:関正生 発売日:2023/2

 

早期教育に惑わされない! 子どものサバイバル英語勉強術 (NHK出版新書 694)

 

概要

 700万人を教えたカリスマ講師直伝!
 「英語は早く始めるほどよい?」「英語のシャワーを浴びせるのは効果がある?」…親たちの切実な疑問に対して、全国の小中高生を多数導いてきた著者が本気で答える。小学生のうちはとにかく英語嫌いにさせない、4技能の中では「読む」に注力、中学からは文法重視、など実践的で効果的なアドバイスが満載。

おすすめ点!

 激変する英語教育環境の中で英語好きの子どもを育て、お金と時間をかけずに一生モノの英語力を身につけるにはどうしたらよいかを綴った待望の指南書。

こんな方におすすめ!

 お金と時間をかけずに英語力を伸ばすコツを学びたい方へ!

 

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早期教育に惑わされない! 子どものサバイバル英語勉強術 (NHK出版新書 694 694) [ 関 正生 ]

著者:関正生 本の書式:新書 定価:1,023円

 

 

 

 2冊目  

 小林秀雄の「人生」論 (NHK出版新書 665) 新書 

著者:浜崎洋介   発売日:2021/11

 

小林秀雄の「人生」論 (NHK出版新書 665)

 

概要

 誰もが小林秀雄を知っている。だが小林の最大の関心事が何であったかを知る人はいない――。本書はこの状況を打開しつつ、現代の日本人に向けて確かな「生きる指針」を与える。

 日本最高の知性と呼ばれた小林の活動を三期に分けて、小林自らの問い、「人生いかに生くべきか」への答えが深化し明確になってゆく過程をクリアに描き出すのだ。

おすすめ点!

 気鋭の批評家が懇切丁寧に語り下ろす、「小林秀雄・入門講義」にして真正な日本人論!

こんな方におすすめ!

 “批評の神様”が生涯をかけて見出した「直観を信じ、充実した生を送る」ための知恵
を知りたい方へ!

 

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小林秀雄の「人生」論 (NHK出版新書 665)

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小林秀雄の「人生」論 (NHK出版新書 665 665) [ 浜崎 洋介 ]

著者:浜崎洋介 本の書式:新書 定価:968円

 

 

 

 3冊目  

 オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線 (NHK出版新書 683) 新書 

著者:諸橋憲一郎 発売日:2022/10

 

オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線 (NHK出版新書 683)

 

概要

 生物にはオスとメスという、異なる生殖器官をもった性が別個に存在するのではなく、オスとメスとはじつは連続する表現型である――生物の「性」の本質をそのように捉える驚きの研究が、生物学の最前線で進んでいる。

 逆の性に擬態して生きる鳥やトンボ、何度も性転換する魚、ホルモンで組織を操るネズミ……。
 興味深いいくつもの事例と、私たち生物の雌雄が形作られる仕組みとともに明らかになるのは、「生物の性は生涯変わり続けている」「全ての細胞は独自に性を持っている」という驚きの事実だ。ヒトも例外ではない!

おすすめ点!

 「第一人者である著者が、生物の体の精密な構造とそれを駆動するメカニズムを平易に解き明かす。

こんな方におすすめ!

 常識が変わる生物学講義を知りたい方へ!

 

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オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線 (NHK出版新書 683)

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オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線 (NHK出版新書 683 683) [ 諸橋 憲一郎 ]

著者:諸橋憲一郎 本の書式:新書 定価:1,045円

 

 

 

 4冊目  

 ウィーン・フィルの哲学: 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか (NHK出版新書 691) 新書 

著者:渋谷ゆう子 発売日:2023/1

 

ウィーン・フィルの哲学: 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか (NHK出版新書 691)

 

概要

 言わずと知れた世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。なんと彼らは創設から一貫して経営母体を持たず、その運営を演奏家たち自身が行っている。なぜ彼らは長きにわたり後ろ盾なしで存続し、伝統を守り続けてきたのか。2020年、コロナ禍でコンサート開催が困難を極めた時期の来日公演の舞台裏から、組織のマネジメント形態や奏者たちによる「民主制」の内実、偉大な音楽家との関わりや戦時の対応、変化するマネタイズの手法まで。音楽ジャーナリストとして楽団長や団員に取材を行い、同時に彼らのレコーディングにも参加する著者が明かす、180年続くウィーン・フィルの「行動原理」。 

おすすめ点!

  正統にして先鋭。180年受け継がれてきた音楽と伝統の奇跡が分かる。

こんな方におすすめ!

 第2章 ウィーン・フィルとは何者かを知りたい方へ!

 

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ウィーン・フィルの哲学: 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか (NHK出版新書 691)

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ウィーン・フィルの哲学 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか (NHK出版新書 691 691) [ 渋谷 ゆう子 ]

著者:渋谷ゆう子 本の書式:新書 定価:1,023円

 

 

 

 5冊目  

 ゼロからの『資本論』 (NHK出版新書 690) 新書

著者:斎藤幸平 発売日:2023/1

 

ゼロからの『資本論』 (NHK出版新書 690)

 

概要

 『資本論』は誰もがその存在を知りながら、難解・長大なためにほとんど誰もが読み通せない。
 この状況を打破するのが斎藤幸平――新しい『資本論』解釈で世界を驚かせ、『人新世の「資本論」』で日本の読者を得た――、話題の俊英だ。

 マルクスの手稿研究で見出した「物質代謝」という観点から、世界史的な名著『資本論』のエッセンスを、その現代的な意義とともにていねいに解説する。

おすすめ点!

 “資本主義後”のユートピアの構想者としてマルクスを描き出す。最新の解説書にして究極の『資本論』入門書!

こんな方におすすめ!

 視線の1つとしてマルクス超・入門を読みたい方へ!

 

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ゼロからの『資本論』 (NHK出版新書 690)

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ゼロからの『資本論』 (NHK出版新書 690 690) [ 斎藤 幸平 ]

著者:斎藤幸平 本の書式:新書 定価:1,023円

花の帯

本好きおじさん
 
  本好きおじさん

 NHK出版新書が、その一貫した特色として自らに課すものは、この事実のみの持つ無条件の説得力を発揮させることであるといしています。読者自らが事実を通して思索することを助ける情報源としてNHK出版新書が活用される自負を感じます。

 今回は、NHK出版新書のおすすめ本を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの紹介コーナーでした。じゃあまた!

 

 

その他のおすすめ本

 

NHK出版新書

これから私たちは、どのように宗教と向き合うべきなのか。現場の第一線にいる研究者・宗教者6人が集まり、宗教と社会・政治・人間の「これから」を徹底的に討論する。

 

NHK出版新書

やる気は意識的なものではない。無意識の「脳の意欲」が身体に伝わり、行動を起こすのだ――。
気鋭の脳神経科学者が、〝飽きない脳〞の仕組みを解説。

 

 

NHK出版新書

2023年大河ドラマ「どうする家康」の時代考証者が、家康最大のターニングポイントとなった三方原合戦の真相と、歴史的意義に迫る!

 

 

NHK出版新書

 

瀬戸内寂聴、高倉健、樹木希林、立花隆など、22人の先達はどんなメッセージを残したか。明日を生きる力が湧いてくる。NHK「あの人に会いたい」を書籍化。

 

NHK出版新書

低予算・短期間にもかかわらず、過酷な開発工程と“想定外”ばかりの運用を乗り越えて、小惑星への2度の着陸など数々の「世界初」を成功させた秘訣は何だったのか。

 

NHK出版新書

本書は、 カラスはなぜ黒い? 襲われないためにはどうすればいい? などの基礎的な問いから、どうすれば追い払える?という切実な問いにも、自ら確かめた事実だけをもとに答えていく。

 

 

最後のお礼

 

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