小学生向けのおもしろ絵本のおすすめを紹介します。小学生になると幼児期よりも、読み物は絵本だけでなく、児童書、図鑑、漫画、雑誌などといろいろと広がります。そんな中で絵本は、幼児期のときと同様に、気軽に読めすぐの絵本の世界に連れて行ってくれます。何度でも繰り返し読みたくなる、そんな絵本を手元に置いておきたくなることもあると思います。人気となっている小学生向けのおもしろ絵本を紹介しますので、参考にしてください。
ィラストの出典: acworksさんによるillustACからのイラスト
紹介する最近人気のある小学生向けのおもしろ絵本は、次のような内容です。
- 1冊目の「大ピンチずかん」は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを前もって教えてくれる本です。
- 2冊目の「このあと どうしちゃおう」は、「死」をテーマにしているけど、ユーモアたっぷりな本です。
- 3冊目の「ねこは るすばん」は、知らない猫の世界をシュールに楽しめる本です。
- 4冊目の「教室はまちがうところだ 」は、教室で引っ込み思案なこどもに勇気を与えるすてきな絵本です。
- 5冊目の「ふたりはともだち 」は、「がまくんとかえるくん」シリーズの第1作で、ユーモラスな友情物語を5編が収録されています。
人気の幼児向けのおもしろ絵本5冊を紹介します。以下、内容を本ごとにまとめています。
1冊目
大ピンチずかん 単行本
著者:鈴木 のりたけ 発売日:2022/2
概要
大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から 大ピンチを ときあかします。
おすすめ点!
期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。
こんな方におすすめ!
自分が大ピンチに遭遇してしまった時のことを考えて心の準備をしたい方へ!
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著者:鈴木 のりたけ 本の書式:単行本 定価:1,650円
2冊目
このあと どうしちゃおう ハードカバー
著者:ヨシタケ シンスケ 発売日:2016/4
概要
ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな? しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる? どうしたい? しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。
おすすめ点!
ヨシタケシンスケの発想えほん、第3弾。
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人の死を通じて、死ぬこと・生きることを考えたい方へ!
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著者:ヨシタケ シンスケ 本の書式:ハードカバー 定価:1,540円
3冊目
ねこは るすばん 単行本
著者:町田 尚子 発売日:2020/9
概要
にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもいきや……?猫だってカフェに行くし、身だしなみを整える。──あなたのしらない猫の世界。「ねこがおとなしく、るすばんしてるとおもうなよ」。
おすすめ点!
あなたの知らない猫の世界です。別本の『ネコヅメのよる』は夜で、『ねこは るすばん』は昼が舞台の作品です。
こんな方におすすめ!
可愛さだけじゃない、知らない猫の世界を覗いてみたい方へ!
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著者:町田 尚子 本の書式:単行本 定価:1,650円
4冊目
教室はまちがうところだ 単行本
著者:蒔田 晋治 , 長谷川 知子 (イラスト) 発売日:2004/4
概要
全国の学校で愛されつづけてきた蒔田晋治の詩が、すてきな絵本になりました! みんなの前で手をあげて発表するときの、ドキドキする気持ち、だれもが経験しているはず。そんな子どもたちを「まちがえうことをおそれちゃいけない」と励まし、まちがうなかで「ほんとのものを見つけていくのだ」「そうしてみんなで伸びていくのだ」と語りかけます。
おすすめ点!
こんな教室だったらいいな、こんな教室にしたいな、という声が、子どもたちからも教師たちからも、そして親御さんたちからも届いています。
こんな方におすすめ!
教室ではドキドキして言いたいことが言えないそんな方へ!
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著者:蒔田 晋治 , 長谷川 知子 (イラスト) 本の書式:単行本(ソフトカバー) 定価:1,650円
5冊目
ふたりはともだち (ミセスこどもの本) ハードカバー
著者:アーノルド・ローベル, 三木 卓 (翻訳) 発売日:1972/11
概要
仲良しのかえる、がまくんとかえるくん。ふたりの間で繰り広げられるのは、濃くて、可笑しくて、ちょっぴり切ない……様々な愛すべきエピソード。アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズは幼年童話の傑作として、子どもから大人まで、たくさんの人たちに40年以上も愛され続けています。
そのシリーズ第1作目が『ふたりはともだち』、仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編が収録されています。
おすすめ点!
読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。
こんな方におすすめ!
がまくんとかえるくんの二人が繰り広げる日常の話に聞き入りたい方へ!
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ふたりはともだち (ミセスこどもの本) [ アーノルド・ローベル ]
著者:アーノルド・ローベル, 三木 卓 (翻訳) 本の書式:ハードカバー 定価:1,045円
今回紹介した絵本のおもしろさには、思わずふき出すユーモアにあふれたもの、重いテーマだけどユーモアたっぷりなもの、シュールに楽しめるもの、こどもに勇気を与えるもの、ユーモラスな友情物語が楽しめるものと、いろいろありました。どのようなおもしろさが、その子のツボなのかも考えて絵本を選ぶのも、一つの方法と思います。でも、どれもツボという子もいそうですね。
今回は、小学生向けのおもしろ絵本を紹介しました。もし、自分や子供に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの紹介コーナーでした。じゃあまた!
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