「You Raise Me Up」を歌っているアーティスト紹介

　「You Raise Me Up(ユー・レイズ・ミー・アップ)」は、アイルランド/ノルウェーの男女2人組のシークレット・ガーデンによる楽曲です。彼らの不朽の名曲とされ、多くのアーティストによりカバーされています。歌でカバーされてるものを主に紹介しますが、トランペット、バイオリン、ピアノといった楽器によるカバーもあります。繰り返される歌詞の部分は次のとおりです。「あなたが私に力をくれる」「私は強くなれる」という内容です。

You raise me up　　so I can stand on mountains

You raise me up　　to walk on stormy seas
I am strong　when I am on your shoulders
You raise me up　to more than I can be

写真の出典 EMI.WさんによるPhotoACからの写真

　　音楽好き姉さん

　今回は、「You Raise Me Up(ユー・レイズ・ミー・アップ)」を歌っているアーティストを紹介します。この曲は、2002年新古典派音楽を演奏しているシークレット・ガーデンによる楽曲です。このグループはノルウェー出身の作曲家・ピアニスト、ロルフ・ラヴランドと、アイルランド出身のヴァイオリニスト、フィンヌーラ・シェリーからなる男女2人組です。作曲はグループのロルフ・ラヴランド、作詞はアイルランドのソングライター・小説家のブレンダン・グラハムによるものです。2003年にアイルランドの歌手ダニエル・オドネルがカバーしてヒットした後、多くのアーティストがカバーしています。日本では、アイルランドの女性グループ・ケルティック・ウーマンによるカバーが特に有名のようです。

　シークレット・ガーデン ft. Johnny Logan／『You Raise Me Up』

　最初のアーティストのシークレット・ガーデン(Secret Garden)は、アイルランド／ノルウェーのニューエイジ・ミュージック、新古典派音楽を演奏する男女2人組です。彼らの最も有名な曲は、2002年のアルバム『レッド・ムーン』に収録されてこの曲です。

　元祖による「ユー・レイズ・ミー・アップ」です。インストゥルメンタルの楽曲も多いグループのようで。この曲が有名になりすぎて、意外な感じです。

シークレット・ガーデン ft. Johnny Logan／『You Raise Me Up』　YouTubeに2018年5月アップ(4:59)

　ダニエルオドネル／『You Raise Me Up』

　次のアーティストのダニエルオドネル(Daniel O'Donnell）は、アイルランドの歌手で、テレビの司会者などもしています。

　アイルランドを代表するような歌手で、英国などでも有名だった彼が2003年にカーバーすることで、この曲がより多くの人に知られるキッカケになったようです。

ダニエルオドネル／『You Raise Me Up』　YouTubeに2018年12月アップ(4:27)

　ケルティック・ウーマン／『You Raise Me Up』

　3番目のアーティストのケルティック・ウーマン(Celtic Woman)はアイルランド出身のバイオリン1人、ボーカル3人（メンバー変遷あり）の女性で構成される音楽グループです。2006年2月に行われたトリノオリンピックのフィギュアスケートで金メダルを受賞した荒川静香が、エキシビションで「ユー・レイズ・ミー・アップ」を使用され、このグループのこの曲が日本で知られるきっかけとなりました。

　堂々と響き渡るバイオリンと伸びのある澄んだ声のボーカルが繰り広げられます。ビデオではピアノとオーケストラ、コーラスなども加わっています。

ケルティック・ウーマン『You Raise Me Up』　YouTubeに2009年12月アップ(5:17)

Celtic Woman／荒川静香／『You Raise Me Up』 Torino 2006　YouTubeに2013年9月アップ(5:05)

　マーティン・ハーケンス／『You Raise Me Up』

　4番目のアーティストのマーティン・ハーケンス（Martin Hurken）は、オランダ出身の歌手。2010年にテレビオーディション番組で優勝しデビューしました。その時、歌手希望であったが失業中のパン職人であったそうです。

　街頭で歌う彼の曲を、街を歩く人々が、驚きの表情で立ち止まって聞いています。このど迫力ですので、そうなりますよね。

マーティン・ハーケンス／『You Raise Me Up』　YouTubeに2011年1月アップ(4:35)

　ジョシュ・グローバン／『You Raise Me Up』

　5番目のアーティストのジョシュ・グローバン(Josh Groban）は、アメリカ合衆国の歌手。テレビドラマや映画にも俳優として出演しています。

　ミュージックビデオはミュージカル舞台の練習風景で、歌うスタイルです。途中からコーラスも加わります。

ジョシュ・グローバン／『You Raise Me Up』　YouTubeに2009年10月アップ(4:49)

Josh Groban／『You Raise Me Up』200 Kids Sing A Cappella Style　YouTubeに2019年3月アップ(4:08)

　セレーナ・ゴメス／『You Raise Me Up』

　5番目のアーティストのセレーナ・ゴメス (Selena Gomez）は、アメリカ合衆国の歌手。女優、ダンサーなどいろんな職業でもされているようです。

　バイオリンとピアノなどの音色で始まり、抑揚豊かな声で歌い上げます。

セレーナ・ゴメス／『You Raise Me Up』　YouTubeに2018年8月アップ(4:50)

　ウエストライフ／『You Raise Me Up』

　6番目のアーティストのウエストライフ（Westlife）は、男性4人組（以前は5人組）のアイルランド出身のバンド。

　アイリッシュ・ボーカルグループにとって、叙情詩的なこの曲を歌うことは、祖国を誇りに思うことを意味するような気がします。

ウエストライフ／『You Raise Me Up』　YouTubeに2009年10月アップ(4:00)

　BYUボーカルポイント／『You Raise Me Up』

　最後のアーティストのBYUボーカルポイント（BYU Vocal Point）は、ブリガム・ヤング大学(BYU) の男性のアカペラ・グループです。

　アカペラはメロディ、ハーモニー、リズム（ベース・パーカッションなど）の大きく3つの要素で構成されています。同じ曲でも、いろんなアレンジができるんですね。

BYUボーカルポイント／『You Raise Me Up』　YouTubeに2021年4月アップ(4:17)

　　音楽好き姉さん

　今回は、いろんなアーティストの「You Raise Me Up」を紹介しました。私な最初にこの曲を知ったには、当ブログの記事「世界のストリートミュージシャン/路上ライブ紹介」で紹介しているマーティン・ハーケスさんが歌っているのを聞いたときです。琴線に触れるこの曲は、多くのアーティストがカバーされるのも納得です。

最後に、その他のアーティストが歌ったり演奏している「You Raise Me Up」を紹介します。

【高速表示のため、別画面の動画でご覧ください。】

阿部真央／『You Raise Me Up』　YouTubeに2021年1月アップ(4:01)