植物学者になった気分におすすめ本を紹介します。植物が生存していなければ、動物は誕生し進化できなかった。そして、人類の生存も植物の恩恵にあずかっています。その植物に興味を持って、その種類を分類したり、光合成などの不思議な仕組みを解明したり、分子や遺伝子レベルの研究をといったいろんなフィールドに細分化されているのが生物学のようです。
![本好きおじさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/e4/e9/p/o0200020014356770645.png?caw=800)
私は、本好きおじさん。皆さんの気分に合ったおすすめ本を紹介するのが、生きがいです。今回は、植物学者になった気分のときに読みたいおすすめ本を紹介しようと思います。植物に興味があり、植物好きの4人の訪問者さんに話を聞きましょう。
1冊目
![おしゃれ青年女性](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/dd/1f/p/o0200020014356770099.png?caw=800)
わたしは公園や植物園でいろんな植物を見るのが大好きです。また、植物がどのような仕組みや働きで生きているのかも興味があります。こんなわたしに植物のことを教えてくれるような本が読みたいです!
![本好きおじさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/e4/e9/p/o0200020014356770645.png?caw=800)
植物の生き様に興味があるなら、植物と昆虫の共存、植物の光合成の仕組みなど、ふだん見かけるあの植物の秘密について書かれたおすすめ本はどうでしょうか。それも、図解シリーズというか図とイラストで分かりやすく見ることができます。
眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話 単行本
監修:稲垣栄洋 発売日:2019/3
概要
- 色仕掛け、数学の応用など、生き残りをかけた植物のたくみな戦略を徹底解説。
- 図とイラストで、ひとめで植物の生態としくみがわかります。読めば、「ふだん見かけるあの植物に、そんな秘密が!?」と驚くはず。
- 身近な疑問から、花粉を運ばせるための昆虫だましテクニック、一歩踏み込んだ光合成のしくみまでわかりやすく紹介します。
おすすめ点!
図とイラストで、植物の身近な疑問・たくみな戦略・生態としくみといった豆知識を分かりやすく紹介!
こんな方におすすめ!
図とイラストでひとめで植物の生態としくみを理解したい方へ!
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眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話 色仕掛け、数学の応用など 植物のすごい戦略を解明! [ 稲垣 栄洋 ]
監修:稲垣栄洋 本の書式:単行本 定価:825円
![おしゃれ青年女性](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/dd/1f/p/o0200020014356770099.png?caw=800)
植物たちの巧みな戦略とたくましい生き様を知ることができる面白そうなおすすめ本ですね。
2冊目
![さわやか眼鏡若者](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/48/f1/p/o0200020014356770339.png?caw=800)
ぼくは植物が人類にどのような影響があったのか考えるのが好きです。一粒の小麦から文明が生まれ、茶の魔力がアヘン戦争を起こしたそうですから、人類がどのような植物は富を生みだし、人々は富を生みだす植物に翻弄された分かるような本があったら読みたいです!
![本好きおじさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/e4/e9/p/o0200020014356770645.png?caw=800)
いろんな植物が歴史に与えた影響がわかるこのおすすめ本がいいかな。小麦、稲、じゃがいも、トマト、綿、大豆、玉ねぎ、トウモロコシなどが人類に与えた影響を考えさせてくれますよ。
世界史を大きく動かした植物 単行本
著者:稲垣栄洋 発売日:2018/6
概要
- 作物の栽培は、食糧と富を生み出し、やがては国を生み出し、そこから大国を作りだした。富を奪い合って人々は争い合い、植物は戦争の引き金にもなった。植物という視点から読み解く新しい世界史。
- 植物がなければ、人々は飢える。人々は植物を求め、植物を育てる土地を求めて彷徨った。そして、国は栄え、国は亡び、植物によって、人々は幸福になり、植物によって人々は不幸になった。
- 人類の歴史の影には、常に植物の存在があったのだ。さあ、人類と植物が紡いだ壮大なドラマの始まりである。
おすすめ点!
植物という視点から読み解く新しい世界史を、前代未聞の壮大なドラマとして教えてくれます。
こんな方におすすめ!
植物という視点から読み解く新しい世界史を知りたい方へ!
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著者:稲垣栄洋 本の書式:単行本 定価:1,540円
![さわやか眼鏡若者](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/48/f1/p/o0200020014356770339.png?caw=800)
14種類の植物についてそれぞれコンパクトに植物と人類の関わりについて書かれているので、興味を持って読めそうです。同じような内容の本のなかでも、入門書として最適ですね。
3冊目
![おかっぱ青年女子](https://stat.ameba.jp/user_images/20181002/20/haitacs/bf/30/p/t02000200_0200020014276938463.png?caw=800)
わたしは身近な植物に興味があります。それほど植物に詳しくなくても楽しめるような本はありますか? 写真が満載で眺めるような本がいいです。
![本好きおじさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/e4/e9/p/o0200020014356770645.png?caw=800)
街中で出会える植物を観察するようすを、写真や漫画のようなコマ割りでビジュアルに分かりやすくまとめたおすすめ本があります。
そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい 単行本
著者:鈴木純 発売日:2019/9
概要
- 植物観察家の鈴木純さんが、まちの植物にずんずん近づいて個性的な見た目や生き方、謎解きなどをぶつぶつ言いながら楽しみます。植物観察家とは読んでそのまま〝植物を観察する人間″のこと(誰でもなれます)。
- 観察の楽しみ方のコツが伝わるようにとの思いを込めて、漫画のようなコマ割りで、著者と一緒に観察しているような感覚で読めるようにしました。
- まちの植物を約30点掲載。使用写真は500点ほど。今までにない全く新しい植物観察の本です!この本を読むと、まちの見え方が変わります。
おすすめ点!
近所で見つけられる植物にも観察の楽しみ方にも知って得するコツがあります。
こんな方におすすめ!
近所で見つけられる植物の楽しい発見したい方へ!
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そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい [ 鈴木純 ]
著者:鈴木純 本の書式:単行本 定価:1,760円
![おかっぱ青年女子](https://stat.ameba.jp/user_images/20181002/20/haitacs/bf/30/p/t02000200_0200020014276938463.png?caw=800)
研究者でも専門家でもないけれど、身近な植物のことをもっと知りたいと思っている人におすすめの本ですね。
4冊目
![パーマ青年男子](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/c8/21/p/o0200020014356770372.png?caw=800)
光のエネルギーをどう使うか。発芽するタイミングは何によって決まるのか。花を咲かせるしくみとは。など植物の不思議な働きに興味があります。
![本好きおじさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/e4/e9/p/o0200020014356770645.png?caw=800)
植物生理学者とサイエンスライターの共著で、植物の仕組みの不思議や素晴らしさを教えてくれるおすすめ本があります。光合成、環境対応、植物ホルモンなどいろんな切り口で解説してくれます。
植物の体の中では何が起こっているのか 単行本
著者:嶋田幸久, 萱原正嗣 発売日:2015/3
概要
- 動物のように動き回ることのできない植物。しかし、地球上に多種多様な植物が繁栄していることからわかるように、彼らは環境の変化にうまく対応し、進化してきたのです。
- 植物たちの生きるしくみを見ると、まるで頭を使って考えているかのようなことが見事に起きている。
- 本書は、意外と知らない光合成や、生長や代謝にかかせない植物ホルモンのはたらきなど、植物の体の中で起こっている「生きる仕組み」を紹介します。
おすすめ点!
知っているようで知らなかった植物の光合成など植物の体の中で起こっている「生きる仕組み」を解説してくれます。
こんな方におすすめ!
植物の光合成などの不思議な素晴らしい仕組みを知りたい方へ!
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植物の体の中では何が起こっているのか 動かない植物が生きていくためのしくみ (Beret science) [ 嶋田幸久 ]
著者:嶋田幸久, 萱原正嗣 本の書式:単行本 定価:1,980円
![パーマ青年男子](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/c8/21/p/o0200020014356770372.png?caw=800)
植物たちがまわりの環境をどのように感じとり、どのようなメカニズムをもって生きているのか分かりやすく教えてくれそうです。
![本好きおじさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/21/haitacs/e4/e9/p/o0200020014356770645.png?caw=800)
光合成の仕組みが植物に備わっているおかげで人類が発展できたと思うですが、その光合成を人工的に再現した、日本発の技術の人工光合成装置があるそうです。人工光合成は、無尽蔵の太陽光エネルギーによって、水と二酸化炭素から水素や有機化合物などを作り出す、実用化にはまだ時間がかかりそうですが、夢の技術だそうです。今回紹介した本などのように、いろんな視点で植物の素晴らしさを理解することは、地球の環境問題、エネルギー問題、食料問題を解決するかも知れない技術、人類が発展するための技術に繋がるかもしれません。これからもずっと、植物と人類が共存、共栄できる地球でありたいですね。
今回は、「植物学者になった気分のとき読みたいおすすめ本」を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの「気分で本決めコーナー」でした。じゃあまた!
その他のおすすめ本
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