男性目線の失恋ソング[おすすめ曲]

　失恋ソングを聞きたいときってどんなときでしょうか？　失恋して落ち込んでいるとき、失恋から立ち直りたいとき、片思いのままでいてもいいと思っているとき、昔の恋を懐かしみたいとき、現実とはまったく無関係にセンチメンタルになりたいとき、ドラマチックな曲の中の恋を楽しみたいとき、恋愛論について考えたいとき……いろいろあると思います。男性目線の失恋ソングをまとめてみました。いろんな失恋パターン(？)の曲がありました。

　写真の出典： photoAC

　　音楽好き姉さん

　今回は男性シンガーが歌った男性目線の失恋ソングを紹介します。気に入ったおすすめ曲5曲選びました。

　マルシィ／『Drama』

　マルシィ（marcy)は、2018年に発足した福岡発４人組のバンド。以前のバンド名は「アステラ／astela resound」でしたが、覚えられやす名前する、検索したときに上位になりやすくするなどから、バンド名を変えたようです。メンバーはVo./Gt.吉田右京、Ba.藤井拓海、Dr.慶伍葉、Gt.山形修至です。

　最初のおすすめ曲の『Drama』は、恋人と別れ思い出に足をとられる男の葛藤を描く曲です。透き通る歌声が際立つ作品となっており注目を浴び、すでに15万回以上の再生回数を記録しています。MVは男役をバンドのギターボーカルでもある吉田右京が務め、その恋人役は大分県在住のインスタグラマー“きりまる”が演じています。一緒に暮らしていた相手がいて、喧嘩で思いありが欠けていた自分を反省しつつ、出て行った相手の残像が残るほど後悔しているが、相手にはすでに別の相手がいるパターンです。

マルシィ／『Drama』MV　YouTubeに2019年4月アップ

　UMEILO（ウメイロ）／『高空』

　UMEILO（ウメイロ）は、2017年のバンド結成からメンバー・チェンジを経て、2018年4月に現体制となった札幌在住の4人組ギター・ロック・バンド。

　次のおすすめ曲の『高空』は、2018年7月にインディーズバンド音楽配信サイトEggsにアップして以来、今でもチャート上位をキープする異例のロング・ヒットを記録中です。久しぶりに会った好きだった相手に、まだ自分を好きに思っていることを痛いと突き放しているが、実は自分が相手を今も好きいることが分かって後悔しているパターンです。

UMEILO（ウメイロ）／『高空』MV　YouTubeに2018年11月アップ

　伊津創汰／『君の隣 (仮) 』

　伊津創汰さんは、新潟在住のシンガーソングライター。アコースティクギターを弾いて歌っています。ループステーションも使うようです。

　3番目のおすすめ曲の『君の隣 (仮）』は、楽曲説明にありましたが、星が綺麗な夜に好きな人と一緒に星が見たいな〜って曲です。アコギ1本で音を重ねているそうです。相手を好きと思っているけど、相手はただの友達としか思っていないパターンですが、上手くいきそうな余韻も残しています。

伊津創汰／『君の隣 (仮) 』　YouTubeに2019年4月アップ

　遠藤周平-ENSHU／『Shalala...』

　遠藤周平-ENSHUさんは、静岡県出身の新世代ハイブリッドシンガーソングライター。頭の中を何度も駆け回るとにかくキャッチーなメロディーと、センシティブな歌詞が魅力です。

　4番目のおすすめ曲の『Shalala...』は、海を一緒に歩いた好きな相手がいて、自分だけが上手くいくと思っていたことが後で分かるパターンです。

遠藤周平-ENSHU／『Shalala...』MV　YouTubeに2019年2月アップ

　Official髭男dism／『Pretender』

　Official髭男dismは、2012年結成した男性4人組ピアノPOPバンド。藤原(Vo.＆Pf.) が島根大学在学中、同じ軽音楽部だった楢崎(Ba.)・松浦(Dr.) と、学外で仲が良かった小笹(Gt.) に声をかけ結成したそうです。バンド名の由来は髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けて行きたいという意思が込められています。

　最後のおすすめ曲の『Pretender』は、映画『コンフィデンスマンJP』主題歌になっていて、ビデオも台湾のようですが香港のテーストです。好きな相手が近くにいるけど、上手くいくことは難しいと分かっていて、もっと違く設定や関係で会えれば良かったと、片思いのままであきらめようとするパターンです。（ビデオは上手くいきそうな余韻も残していますが・・・・、それとも、この後アイムソリーと言われるのでしょうか）

Official髭男dism／『Pretender』［Official Video］　2019年4月アップ