内館牧子さんの書いたおすすめ本を紹介します。内館牧子さんは、「終わった人」「すぐ死ぬんだから」「牧子、還暦過ぎてチューボーに入る」などの作家と同世代が共感する題材を扱っています。音楽も同じですが、世代に関わらず受け入れられるものもありますが、同じ世代と中心に受け入れられるものもあります。内館牧子さんのこのあたりの作品は、シニア世代の応援または激励する作品になっているように思います。また、朝ドラや大河ドラマに取り上げるような作品があるかと思えば、大相撲、女性の生き方などに「牧子節」でもの申す的な作品もあります。自分が書きたいこと、今読者が望んでいることの両方をうまくバランスをとっているように思います。
内館牧子(うちだて まきこ)さんの略歴は次のとおりです。
- 秋田県生まれ。
- 内館牧子さんは武蔵野美術大学卒業後、13年間のOL生活を経て、1987年脚本家デビュー。代表作に、NHK連続テレビ小説『ひらり』、『私の青空』、大河ドラマ『毛利元就』などがあります。
- 2000年9月、内館牧子さんは女性唯一となる横綱審議委員会のメンバーに任命され、約10年間活動しました。2003年、大相撲研究のため東北大学大学院に入学し、2006年3月修了。
- 『女は三角男は四角』『必要のない人』『週末婚』『夢を叶える夢を見た』『なめないでね、わたしのこと』『愛し続けるのは無理である。』『養老院より大学院―学び直しのススメ』『エイジハラスメント』『心に愛唇に毒』『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』『カネを積まれても使いたくない日本語』『毒唇主義』『女盛りは意地悪盛り』『きれいの手口 秋田美人と京美人の「美薬」』『続 心に愛唇に毒』『見なかった見なかった』『終わった人』『ある夜のダリア 迷いの日々には、いつも花があった』『女盛りは心配盛り』『すぐ死ぬんだから』『大相撲の不思議』『牧子、還暦過ぎてチューボーに入る』など著書多数。
- 内館牧子さんは、脚本家、作家(エッセイ、小説)として長年にわたって活躍しています。
- 『終わった人』などで映画化。『エイジハラスメント』はテレビドラマ化。内館牧子さんはそのほか多数のテレビドラマの脚本家を務めています。
- 2003年に坂本冬美さんの「忍冬」など、作詞家・内館牧子として数曲の作詞もしています。
内館牧子さんの最近出版のおすすめ本6冊を紹介します。以下、内容を本ごとにまとめています。
1冊目
牧子、還暦過ぎてチューボーに入る 単行本
著者:内館牧子 発売日:2018/11
概要
最初のおすすめ本の「牧子、還暦過ぎてチューボーに入る」(内館牧子 エッセイ)の内容は次のとおりです。
- 臨死体験までした著者が「食は命」と改心し、おうちごはんを作るまで。
- 体が喜ぶ、おうちごはんのありがたさ。
- エンディングノートよりレシピノートを。
おすすめ点!
内館牧子さんが「食は命」と改心してできた本!
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著者:内館牧子 本の書式:単行本 定価:1,430円
2冊目
大相撲の不思議 新書
著者:内館牧子 発売日:2018/9
概要
次のおすすめ本の「大相撲の不思議」(内館牧子 新書、スポーツ)の内容は次のとおりです。
- 宗教的考察から、ポロリ事件そしてキラキラネームまで知れば知るほど深遠な大相撲の世界のこと。
- 差別があるのは当然。悔しかったら強くなれ!
- 小気味いい「牧子節」がさく裂する!
おすすめ点!
横綱審議委員会のメンバーだった内館牧子さんの相撲談義! 「牧子節」がさく裂!
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著者:内館牧子 本の書式:新書 定価:834円
3冊目
すぐ死ぬんだから 単行本
著者:内館牧子 発売日:2018/8
概要
3冊目のおすすめ本の「すぐ死ぬんだから」(内館牧子 小説)の内容は次のとおりです。
- 78歳の忍(おし)ハナは、貧乏くさくい息子の嫁のことが不満の幸せな老後だ。
- ところが夫が倒れたことから、思いがけない裏を知ることになる。
- 『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者・内館牧子が放つ新「終活」小説!
おすすめ点!
『終わった人』に続く新「終活」小説! 定年後の人生に不安がある人にとって、参考になりそうです。
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どうすれば品格のある老後を迎えられるのか悩んでいる方へ!
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著者:内館牧子 本の書式:単行本 定価:1,705円
4冊目
女盛りは心配盛り (幻冬舎文庫) 文庫
著者:内館牧子 発売日:2017/12
概要
4冊目のおすすめ本の「女盛りは心配盛り」(内館牧子 エッセイ)の内容は次のとおりです。
- 真剣に《怒る》ことを避けてしまったすべての大人たちへ、その怠慢と責任を問う、直球勝負の痛快エッセイ50編。
- 我ながらよく怒っていると著者の内館牧子さんも思わずたじろぐ、怖くて優し心からでた言葉。
おすすめ点!
「大人たち、もっと怒っていいぞ!」 そう思わせる痛快エッセイ50編。
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著者:内館牧子 本の書式:文庫 定価:660円
5冊目
ある夜のダリア 迷いの日々には、いつも花があった 単行本
著者:内館牧子 発売日:2016/10
概要
5冊目のおすすめ本の「ある夜のダリア 迷いの日々には、いつも花があった」(内館牧子 エッセイ)の内容は次のとおりです。
- 人気脚本家が紡ぎだす心癒される花物語!
- 心に優しくしみわたる36の物語を収録。
- 季節の花々に彩られた"大人のための絵本"
おすすめ点!
心に優しくしみわたるの花物語のエッセイ。内館牧子さんによる"大人のための絵本"ができました。
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花と静かに寄り添いたい方へ!
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ある夜のダリア 迷いの日々には、いつも花があった [ 内館牧子 ]
著者:内館牧子 本の書式:単行本 定価:1,540円
6冊目
終わった人 文庫
著者:内館牧子 発売日:2018/3
概要
最後のおすすめ本の「終わった人」(内館牧子 小説)の内容は次のとおりです。
- 「まだ俺は成仏していない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、取り立てて特技もない定年後の男に職などそうない。
- 生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか? ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す―。
- シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた話題沸騰必至の問題作。
おすすめ点!
テレビ化・映画化もされた小説です。定年後の夫婦関係の変化も、多くの人も経験して共感しているようです。
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甘くない定年後の人生について学びたい方へ!
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著者:内館牧子 本の書式:文庫 定価:1,034円
内館牧子さんは、1987年脚本家デビューして、『妻たちの課外授業II』(1987年、日本テレビ)『クリスマスイブ』(1990年、TBS)連続テレビ小説『ひらり』(1992年 - 1993年、NHK)大河ドラマ『毛利元就』(1997年、NHK)『週末婚』(1999年、TBS)『エイジハラスメント』(2015年、テレビ朝日)などのテレビドラマの脚本家として活躍する一方、『BU・SU』(1987年、講談社X文庫)から80冊ほど(文庫化除く)を書かれています。
映画化された「終わった人」は、俳優の舘ひろしさんが主演し、第42回モントリオール世界映画祭で最優秀男優賞を受賞しましたが、「定年を迎えた男のまだまだ終われない人生の奮闘記!!!」として、話題作になっています。内館牧子さんも出演されているそうです。講談社に寄せられる読者カードのコメントによると、「どうして男の気持がわかるんだ」「これは僕自身がモデルかと思った」と圧倒的多く書かれているそうです。私も読みましたが、映画の予告編を見てしまったため、小説の登場人物が、頭の中で映画の出演者になってしまいました。個性がハッキリして、これも面白い経験でした。
今回は、作家・内館牧子さんが最近書いたおすすめ本を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの紹介コーナーでした。じゃあまた!
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