「身近な人との別れ」を考えるのにおすすめ本を紹介します。 「身近な人との別れ」を子供や年下の立場から考えるものです。身近な人が幸せな人生だったと感じてくれれるためには、何をしたらいいのか考えたことありますか?今できることを考えるきっかけになればと思います。
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身近な人が高齢になったり、死が間近になったとき、「身近な人との別れ」をこれから起きることとして考えるようになります。
身近な人との予期しない別れもあるでしょうが、穏やで後悔しない別れとするためどうしたらいいか、身近な人が亡くなってしまった後の手続きなど、いろいろと考えなければなりません。
突然のことであわてないためにも、どのような別れが身近な人とできればいいかなどと考えることは大事ですよね。
最近人気があった「身近な人との別れ」」を考えるのに参考となるおすすめ本6冊を紹介します。
以下、内容を本ごとにまとめています。
1冊目
死に逝く人は何を想うのか 遺される家族にできること (ポプラ新書) 新書
編集:佐藤 由美子 発売日:2017/1
概要
最初のおすすめ本の「死に逝く人は何を想うのか 遺される家族にできること 」は1200人以上の人生を見届けたホスピス音楽療法士の佐藤由美子さんによる一回しかない「最期のお別れ」をかけがえのない時間にするためにどうすればいいかを、多くの実話をもとに考えさせられます。自分の最後のあり方を考えたい人やその家族向けです。
おすすめ点!
身近な人との「最期のお別れ」について、多くの実話をもとに考えさせられます。
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身近な人との「最期のお別れ」について考えたい方へ!
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(116)死に逝く人は何を想うのか 遺される家族にできること (ポプラ新書)
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死に逝く人は何を想うのか 遺される家族にできること (ポプラ新書 116) [ 佐藤 由美子 ]
編集:佐藤 由美子 本の書式:新書 定価:902円
2冊目
身近な人が亡くなった後の手続のすべて(新訂版) 単行本
著者:児島 明日美 福田 真弓 , 酒井 明日子 発売日: 2020/10
概要
次のおすすめ本の「身近な人が亡くなった後の手続のすべて」の著者は、司法書士、税理士、社会保険労務士と違った専門性を持った方たちです。身近な人が亡くなったときに、期限に間に合うよう、二度手間にならないよう、様々な手続をわかりやすく整理しています。いつまでに何をしなければならないか、手続の流れがしっかりわかります。
例えば、預貯金の名義変更では亡くなった方の戸籍謄本をずっとさかのぼって揃えるのが大変だったとか、権利証があるはずだけど見つからないなど、いろんな手続きが大変だったということを聞きます。前もって手続きをイメージしておけば、スムーズに行くように思います。
おすすめ点!
身近な人が亡くなった後の手続は考えていないことが多い。期限に間に合うよう、二度手間にならないよう、様々な手続をわかりやすく整理。
こんな方におすすめ!
身近な人が亡くなった後の手続について知りたい方へ!
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身近な人が亡くなった後の手続のすべて(新訂版) [ 児島 明日美 ]
著者:児島 明日美 福田 真弓 , 酒井 明日子 本の書式:単行本(ソフトカバー) 定価:1,540円
3冊目
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本 改訂版 (入院、死亡、認知症、介護、相続の対応がすべてわかる) 単行本
著者:永峰英太郎 イラスト:たけだみりこ 発売日: 2018/1
概要
3冊目のおすすめ本の「70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本」は企業ルポ、ビジネスマンやスポーツマンなどの人物ルポを得意とする永峰英太郎さんによる親の介護と死亡がいっぺんにやってきた実体験をまとめたものです。
父…認知症→介護認定→施設選び→成年後見人
母…末期がん→入院→死亡→葬式→遺産相続
「親の銀行口座の保管場所を把握する」「親の交友関係を、しっかり把握する」「加入している生命保険を把握し、見直す」など、たけだみりこさんのマンガとともに興味深く読めます。
おすすめ点!
著者の親の介護と死亡がいっぺんにやってきた実体験をまとめたもの。マンガとともに興味深く読めます。
こんな方におすすめ!
身近な人が元気がなくなった時に備えたい方へ!
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70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本 改訂版 (入院、死亡、認知症、介護、相続の対応がすべてわかる)
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70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本改訂版 入院、死亡、認知症、介護、相続の対応がすべてわかる [ 永峰英太郎 ]
著者:永峰英太郎 イラスト:たけだみりこ 本の書式:単行本 定価:1,540円
4冊目
親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと 単行本
著者:清水 晶子 発売日:2016/4
概要
4冊目のおすすめ本の「親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと」の著者である清水晶子さんは、一般社団法人日本クオリティオブライフ協会代表理事、葬儀社の役員で、これまで葬儀供養などの相談に携わり、人生の終末期における生活者の悩みに真摯に向き合うキャリアを持つ人です。
幼いころの思い出、両親のなれそめ、感謝の気もち、介護、お墓、お金、相続、実家の片づけ…などを親と話すことで、「その日」がきても後悔しないために書かれています。
おすすめ点!
身近な人が元気がうちに話すことで、「その日」がきても後悔しないための本。
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身近な人が元気がうちに話すべきことを知りたい方へ!
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親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと
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親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと [ 清水 晶子 ]
著者:清水 晶子 本の書式:単行本(ソフトカバー) 定価:1,430円
5冊目
「平穏死」を受け入れるレッスン: 自分はしてほしくないのに、なぜ親に延命治療をするのですか? 単行本
著者:石飛 幸三 発売日:2016/7
概要
5冊目のおすすめ本の『「平穏死」を受け入れるレッスン』の著者である石飛幸三さんは特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医で、「平穏死」提唱者です。その答えは一つではないと思いますが、死と向き合う家族の声に耳を傾き続きた著者だから書けた答えの一つが「平穏死」です。
皮肉にも、本人の意思の「代行判断」を迫られた家族の「情」が、安らかな大往生を妨げてしまうこともあるのです。例えば、医者から延命のため心臓マッサージが必要と言われ、家族が同意し、処置したが骨がもろくなっていたため肋骨を折ってしまい、穏やかな老衰死が妨げられたようなことです。
筆者は、タブー視されがちな家族の「情」について、丁寧に論考を重ねます。悩み苦しむ家族に向けて、大切な人を幸せに見送る心の持ちようや看取り方を提示しています。
おすすめ点!
悩み苦しむ家族に向けて、大切な人を幸せに見送る心の持ちようや看取り方を提示。
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身近な人の平穏死について考えたい方へ!
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「平穏死」を受け入れるレッスン: 自分はしてほしくないのに、なぜ親に延命治療をするのですか?
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「平穏死」を受け入れるレッスン 自分はしてほしくないのに、なぜ親に延命治療をするのですか? [ 石飛 幸三 ]
著者:石飛 幸三 本の書式:単行本 定価:990円
6冊目
親が死ぬまでにしたい55のこと 単行本
著者:親孝行実行委員会 発売日: 2012/4
概要
最後のおすすめ本の「親が死ぬまでにしたい55のこと」は「こんな親孝行をした」「こんな親孝行いたい」といった話が親孝行実行委員会に集まり、それらを親孝行実行バイブルとしてまとめたものです。「親孝行したいときには親はなし」といいますが、そのようにならないように、素直な気持ちで、55通りの親孝行を参考にどれかでもできるといいですね。
おすすめ点!
全部できないにしても、できることも多い。親孝行実行バイブルとしてまとめたものです。
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親孝行をしたいと考えている方へ!
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親が死ぬまでにしたい55のこと (Earth star books)
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親が死ぬまでにしたい55のこと (Earth star books) [ 親孝行実行委員会 ]
著者:親孝行実行委員会 本の書式:単行本(ソフトカバー) 定価:1,320円
今回は、「身近な人との別れ」を考えるの参考となるおすすめ本を紹介しました。
もちろん、身近な人と言っても普段の関わりや距離感が人それぞれ違うので、とらえ方も千差万別でしょうが、自分なりの「身近な人との別れ」を考えるのに役立つ本に出合えるといいですね。身近であるから避けることができない重い気持ちを、少しでも軽くできるといいですが。
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