「国内旅行記」で読むのにおすすめ本を紹介します。旅行は旅先の面白いところを訪ね、おしいものを食べ、素敵な宿に泊まり、非日常の時間を味わえます。国内旅行ですと、言葉の問題や習慣の違いなども気にしないで楽しめます。国内旅行記は、実際のそこに行かなくても、その楽しさを教えてくれ、疑似体験もできます。
日常生活を忘れて旅にでること。それは体と心に栄養を与えてくれます。旅行はときどき定期的に行いたいですよね。知らないところ訪ねたり、のんびりと旅先で過ごしたり、おいしいものを探したり、いろんな旅の仕方がありますよね。
国内旅行記を読んで、その地域のことをより深く知って、場合によっては出かけることで、実際に旅行することができれば最高ですよね。
今回は、国内旅行記から気に入ったおすすめ本6冊を発行順に紹介します。 以下、内容を本ごとにまとめています。
1冊目
新版 貧困旅行記 (新潮文庫) 文庫
著者:つげ 義春 発売日:1995/3
概要
最初のおすすめ本の「貧困旅行」は漫画家・随筆家のつげ義春さんによる昭和40~50年代頃の紀行13編です。著者は月間漫画「ガロ」を舞台に活躍した作家として知られています。この本を読むと、昭和40~50年代頃のローカルにタイムトリップできます。
おすすめ点!
昭和40年~50年の日本の姿を伝える、旅の記録。当時の各地の様子を写した貴重写真多数収録。
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昭和40~50年代頃のローカルへの旅行記を読みたい方へ!
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著者:つげ 義春 本の書式:文庫 定価:737円
2冊目
温泉旅行記 (ちくま文庫) 文庫
著者:嵐山 光三郎 発売日:2000/12
概要
次のおすすめ本の「温泉旅行記」は日本の編集者を経て、作家、 エッセイストと活躍する 嵐山光三郎さんによる温泉地を巡る紀行。食べ歩き、芭蕉などに関わる旅行が好きなようですが、温泉地巡りの本も数冊書いています。
おすすめ点!
人情味あふれる宿の人々との交流も楽しみの一つ。浴衣姿、手拭い片手に、下駄をカラコロ、近くを散歩するも良し。読めば温泉気分まちがいなし。ついガマンできず発作的に温泉へ行きたくなる。
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著者:嵐山 光三郎 本の書式:文庫 定価:836円
3冊目
神に頼って走れ!―自転車爆走日本南下旅日記(集英社文庫)文庫
著者:高野 秀行 発売日: 2008/3
概要
3冊目のおすすめ本の「神に頼って走れ!―自転車爆走日本南下旅日記」はノンフィクション作家の高野秀行さんによる東京から日本最南端の島までの自転車旅行記。秘境を得意とする著者のファンには刺激が少ないかもしれませんが、55日間も旅してこんな本を書くの作家は少ないと思います。
おすすめ点!
2007年1月、ある願いをかなえるため著者は愛車キタ2号にまたがりお遍路の旅に出た。それは日々が驚きに満ちた日本再発見の旅。寒風の冷たさが人情の温かさが染みる感動の旅。
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【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫)
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神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫) [ 高野秀行 ]
著者:高野 秀行 本の書式:文庫 定価:660円
4冊目
愛しのローカルごはん旅 もう一杯! 単行本
著者:たかぎ なおこ 発売日: 2011/7
概要
4冊目のおすすめ本の「愛しのローカルごはん旅 もう一杯!」は8県48のご当地グルメを紹介したコミックエッセイです。著者は旅、マラソン、食べものなどのコミックエッセイを多数だしています。旅の楽しみの中でも、その地域ならではの食べものを見つけることが思い出になりますよね。
おすすめ点!
ローメン、白くま、カツオのたたき…台湾にも上陸、たかぎなおこの旅本。
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愛しのローカルごはん旅もう一杯! 2009-2011 [ たかぎなおこ ]
著者:たかぎ なおこ 本の書式:単行本 定価:1,210円
5冊目
北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 単行本
著者:オーサ・イェークストロム 発売日:2016/7
概要
5冊目のおすすめ本の「北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅」はスウェーデン出身の外国人から見た沖縄、京都、南東北、広島、福岡、京都での日本再発見のコミックエッセイ。外国人の視点を入れて旅をすると、別の日本の姿が見えてきます。4コマで全部が決まりのオチがある書き方ではありませんが、坦々とした空気感で進んでいく。
おすすめ点!
日本人にとっては見慣れた光景でも、外国の人から見ると色々な発見があることに気付かされます。
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北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
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北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 [ オーサ・イェークストロム ]
著者:オーサ・イェークストロム 本の書式:単行本 定価:1,100円
6冊目
そこらじゅうにて 日本どこでも紀行 (幻冬舎文庫) 文庫
著者:宮田 珠己 発売日:2017/6
概要
6冊目のおすすめ本の「そこらじゅうにて 日本どこでも紀行」は旅行エッセイストの宮田珠己さんによる最近出版された本です。海外旅行のエッセイもありますが、最近は国内旅行のエッセイが多くなっているようです。本州の西の端っこに見つけた“ハワイ”。絶対撮影禁止のご神体の意外すぎる姿。何の変哲もないところが変哲な湖…。「異世界への入り口」は、いつもちょっとだけおかしい。そして、そこらじゅうにある!まだ知らぬ日本を味わいつくす、爆笑旅エッセイ。
おすすめ点!
退屈な毎日を抜け出して、どこか別の世界へ行ってしまいたい! だから今日も旅に出る――。
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そこらじゅうにて 日本どこでも紀行 (幻冬舎文庫) [ 宮田珠己 ]
著者:宮田 珠己 本の書式:文庫 定価:660円
この歳になると、「いつまで自分で歩けて気ままな旅行ができるだろうか?」などと考えます。
人生の楽しみとして、元気なうちに自分で出かけていろんなところを旅行しみたいと考える今日この頃です。
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