[感想]「人生下り坂最高！」を読んで

　「にっぽん縦断こころ旅」という番組でお馴染みの火野正平さんの本を紹介します。番組に関連することも書かれています。番組ファンにはおすすめです！！

　写真の出典： pixabay

　　　　　秘書

　　「人生下り坂最高！」という本を読みました。著者は俳優の火野正平さんです。「人生下り坂最高！」はその番組を元にした2015年10月に発行された本です。番組のファンの人には、火野正平さんの番組でのことや旅を通じて感じたことを書かれています。

　NHKテレビの「にっぽん縦断こころ旅」という番組を知っていますか。

　人生を変えた忘れられない風景や大切な人との出会いの場所といった、ごく私的な情景を綴ったお手紙をたよりに、その風景を火野正平さんとNHKのスタッフが自転車に乗って目指して走る番組です。2011年から春と秋の年2回、いろんなルートで全国を巡っています。

　13回目の2017年春の旅は高知県から広島県、京都県、新潟県などを経て北海道までいくルートで2017年3月27日から7月21日までBSで放送中です。

　ちなみに、2016年10月発行された「こころ旅フォトブック」という本もあります。タイトルの「人生下り坂最高！」は番組のテロップ判を撮った最初の日に言ったとのこと。本の中に「深い意味は何もない。気持がいいってわけだ。ペダルを踏まなくていいんだから。そのになんとなく、人生、をつけちゃった。」とあります。番組中でも、ときどき口にしています。

　本の内容は、火野正平さんがこころ旅を通して感じたことが書かれています。

　例えば、天候や風景の変化などでお便りの風景を見れないこともあるが、それはそれでいいと思うこと。

　「芝居はしているでしょ、やっぱり。はまり役？そうだったら嬉しいよ。」などと素直に書かれています。

　そのほか、番組のスタッフのコラム、ピックアップしたこころ旅の文章と写真による紹介、寄せられたお便りなどが付いています。

　この本を読んだ感想は、火野正平さんの人柄がテレビと同じように全面にでているのですが、テレビでは分からない裏話やスタッフとの苦労話などを聞くと、より深く火野正平さんの人柄に魅せられました思いです。

　なお、これまで番組を見落とした人には本の他にも、番組のホームページやブログなどもありますので、簡単に逆戻って見るとこともできるのでお勧めです。