人に何かを伝えることは簡単なようで、上手く伝わらない、誤解を招いたしまうこともありますよね。伝えることについて、気軽に読める本を紹介します。「伝わっているか？」という本にタイトルで、イルカが出てくるあたりから、この本のユニークなところです。
写真の出典： pixabay
秘書
「伝わっているか？」という本を読みました。著者はコピーライター小西利行さんです。人に伝える方法を、スナックにいるしゃべるイルカが教えてくれます。この本自体が、受け取る側に分かりやすく伝えるやり方（メソッド）に満ちているので、興味を持って理解しやすく伝えてくれます。
スナックのお客に何故かイルカがいて、スナックの店員やお客に相談を受け、伝えることを教えてくれる設定です。
「伝わっているか？」と「イルカ」をかけているのですが、不思議な世界が、当たり前のように進んでいきます。
テーマ自体がそうですので、本の内容も分かりやすく、頭に入ってきます。
キャラの濃い相談者ごとにテーマがあり、会話形式をベースに話が進んでいきます。
イラストや文字の強調、箇条書きで本自体が読みやすく、分かりやすいです。
言葉の使い方で工夫すべき点が、自然と分かる感じです。
実際自分がこの本を参考にする場面では、そのシーンを思い出せるといいなではと思います。
要は、気楽に読めて、実生活でも参考にできるお勧めの本です。
作者は、どのように書けば、読み手が興味を持って読むのかを良くわかっているので、本自体がどのように伝えれば分かりやすいかを実践している感じです。
例を挙げれば、メソッド8の「続きはあとで」では、「起承転結→答えという流れで話せば、人は飽きない」です。
メソッド15の「なりきり」では、「相手の立場ならどうするかを思うだけで、本当に大切なことが見える」です。
このようなメソッドは20あります。続きは本で・・・。
伝わっているか？ 単行本
著者：小西利行 発売日：2014/6
おすすめ点！ スナックにいるしゃべるイルカが教えてくれる「人に伝える方法」。すらすらと読めます！
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