歯医者に行くと、銀歯がはずれた、とか、虫歯が気になって受診したのに、「まず今日はクリーニングから」と言われたことはありませんか?

 

「なぜクリーニングするの?」「余計な処置をしてお金を余計に払わせようとしているの?」と思うこともあるかもしれません。

 

その本当の理由を書こうと思います。

クリーニングが必要な理由

クリーニングをしないと治療ができない場合

歯肉の状態が悪く、少し触ると出血があるような場合はクリーニングをしないと治療ができないことがあります。
 
虫歯を削り、即日レジンという材料で埋めて治せるような大きさの虫歯ならば、特に歯肉の出血が治療の妨げになるのです。
 
また、歯型をとって詰め物を準備して、ほかの日に歯が入るような場合も、出血がひどいと歯型がキレイにとれないので、クリーニングが必要な場合もあります。
 

歯の汚れがひどい場合

歯の汚れがひどおく、治療したとしてもまたほかの虫歯ができてしまうリスクが高ければ、先にクリーニングと、歯磨きの練習をしてもらいます。
 
歯医者も人間ですから、治療しても次から次に虫歯を作ってこられては、虫歯の治療をしたくなくなってしまいますし、治療してもどんどん虫歯になってしまっては、はっきり言って意味ないですよね?

実は保険のルールで決まっています。

保険のルール上、口の中のクリーニングをしてからでないと虫歯の治療ははじめられません。
 
今回は詳しい説明は省きますが、虫歯が気になっていてもクリーニングを終えていないと保険診療できないのです。
 
レントゲン撮影
歯肉の検査
クリーニング
 
を終了して、治療を始めるのがルール。
クリーニングも1回で終わらないのも普通のことです。
 

また、治療が終わった後の定期的なクリーニングは、保険のルールでも行ってもいかなくてもどちらでもいいのですが、自分の歯を守りたいなら絶対行ったほうがいいですよ!

 
もっと詳しい裏話は他の場所に公開予定!お楽しみに!