こんにちは!今日は「保険のクリーニングできますか?」「保険と自費のクリーニングの違いってなに?」「自費のクリーニングをすすめられたんだけど、高い!」という疑問に答えていこうとおもいます。

 

そもそもクリーニングする意味ってあるの?ということについてはまた別の記事にしますね!

 

「保険のクリーニングできますか?」

まず、大前提として、医療保険は予防的な処置には使えません!!

 

ですので、歯周病であれば保険の治療の範囲でにクリーニングがうけられますが、「茶渋やコーヒーの着色、タバコのやにをとって」ということはできません!

 

保険のクリーニングで「着色が残っているから、ここの歯医者は下手だ!」ということもありません。あくまでも歯石の除去が治療だからです。

 

もちろん、歯周病、虫歯の治療に必要であれば着色をとってくれるでしょう。

 

そうでない場合はサービスだと思ってください。

 

解答としては、歯周病、という診断が下れば保険でクリーニングをしてもらえます。そうでなければ法律違反です。

 

ちなみに、保険で歯周病の診断を下すにはレントゲン撮影、歯周ポケットの検査は必要です。

 

歯周病の場合、歯を支える骨の減りがどのくらいあるのかどうかを調べる必要があるからです。骨の状態を観察するにはレントゲン撮影が必要ですよね?

 

「保険のクリーニングと自費のクリーニングの違いって何?」

先ほどお話した通り、保険のクリーニングは歯周病にかかっている人に行います。歯周病にかかっていない人は保険診療でのクリーニングはできないのです。

 

予防処置に国の予算のなかから捻出している医療費を出すと、国の経営が破綻してしまうからです。

 

健康を維持するための栄養剤の点滴(ニンニク注射など)も保険診療できないですよね?

 

ちなみに、保険と自費のクリーニングのサービス内容の違いもあります。

 

家賃が高い便利な立地にある歯医者は特にそうですが、時間をさけばさくほど赤字です。

 

なるべくはやく治療を終わらせないと歯医者が潰れてしまいますので、保険のクリーニングには時間をかけられないのです。

ちなみに、保険の治療は行った処置に対しての価格なので、出来上がりの質は関係なく、名人のクリーニングでも新人のクリーニングでも価格は同じ。

 

ですので、クリーニング後の結果には関係なく同じ費用がかかります。

 

一方自費のクリーニングは、代金が高い分、病院も時間と人件費をかけることができるので、一定のスキル以上の人が実施します。

 

「自費のクリーニングを勧められたんだけど、高い!」

そうですよね〜〜。歯科にかかるお金は高い!女性はわかる人もいるかもしれませんが、例えば皮膚科でイオン導入となどの自費治療をすると、所要時間1時間程で大体1万円くらいしますよね。

 

歯のクリーニングは1時間から2時間かかって、安いところは1万円ほど、高いところは3万円ほどします。2万円弱のところが多いかな?

 

顔の範囲からすると口の中なんて狭いわりに高い!

 

確かにそうです!

 

歯のクリーニングは、1〜2時間衛生士や歯科医師がつきっきりで行うので、人件費がかかります。

 

薬剤をおいておいて、その間に他の作業を、、というのができないのです。

 

人を1人から2人その場に拘束するのでその分の費用がかかるのです。

 

自費のクリーニングは確かに費用はかかりますが、歯周病ではない人は自費でしかクリーニングが受けられないこと、保険診療で行うクリーニングよりも確実に結果がでることがメリットです。

 

高いのがデメリット!

 

自費のクリーニングを勧められた、ということは、保険のクリーニングではできない着色の除去が必要なのか、歯石の除去意外のことが必要なのか、が考えられますね!

 

高いけれども、それなりに理由のある価格です。

可能であれば一度うけてみるのもいいと思いますよ。