お布団を掛ける順番
11月も終わりに近づき寒い季節になって来ました。天気予報によると、明日の朝から冷え込みが強くなるとのこと。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、すっかりお布団の恋しい時期となりました。このお布団ですが、一般的には毛布を羽毛布団の上に掛けて寝た方が暖かいのだそうです。羽毛布団のメリットは・軽い→体への圧迫感が少なく寝返りもスムーズ・空気をたくさん含む性質があり保湿性が高い→体温が伝達され布団の中の空気が暖められる・吸放湿性に優れている→睡眠中に出た汗を吸収し、吸った汗を放出・耐久性が高いなどの点が挙げられます。つまり、羽毛布団は体温を感知し保湿性を高めますので、布団と体の間に毛布があるとこの効果が遮断されてしまい上手くない、ということのようです。よぉし、私も今夜から毛布を上に……って、私の布団は羽毛布団ではないのでした……。ちなみに、羽毛布団のデメリットとしては特有の臭いがあることが挙げられていました。天日干しや布団乾燥機で匂いのもととなる湿気を飛ばすと良いそうです。それから、もっと暖かさをパワーアップするには毛布を体の下に敷き体の上に羽毛布団を掛ける方法があるそうな。体から放出される熱が下でも受け止められるため保湿効果が高まるらしいです。**軽く暖かい羽毛布団に憧れるものはありますが、実は布団はある程度の重さがある方が好きだったりします。昔からその手の布団を使っているためか、出先で軽いお布団に出逢いますと何だか心許なく感じたりして。結局のところ、軽くて暖かいのが気持ち良くて、ぐっすり眠れるんですけどね。ところで、重いお布団というと、小学生の時に読んだキュリー夫人の伝記を思い出します。キュリー夫人は寒い冬の季節には布団の上に椅子を置いていたそうです。布団と体を密着させて少しでも暖かく眠ろうとしたのでしょう。あまり裕福ではない生活の中、研究に没頭していた、というエピソードだったのだと思います。