桜の開花と田植えのミステリー「マイストーリー」 | フラワーデザインスクール花阿彌ブログ

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  私の中で起こった今年の田植えの時期のミステリー。
千葉の稲毛校のインストラクターの鎌田恵子です。

  鴨川では、例年は、5月の連休に田植えをしていました。
 しかし、今年は、桜も早く咲いて、とても暖かい日が

 続き、もう田植えがなされてしまいました。



 毎年、桜が咲いて、春を迎え、5月に稲を植え

暑く、害虫、害獣、雑草に苦しむ夏と戦い、

無事に台風をかわすと秋の収穫を迎えることができるという

サイクルを眺めてました。


  
  なかなか、ここ I 0年くらいの垣間見たものですが
農家の方の大変な労力が必要でした。
そして、このサイクルは、不動と思いこんでいました。

しかし今年は、桜は、早々と咲き、例年であれば
5月のさつきがもう、盛りとなり、藤は、もう散ってしまう
暖かさです。


農家の方がその変化を敏感に察知し、田植えの時期を
変えていく、当たり前のことなのでしょうが、
4月は、入学、3月は、卒業と
カレンダーで動いていた者には、とても不思議なできごとでした。


あれー、田植えは、5月の連休中に行なう行事では、
なかったのかなー。変!、なぜ!

  私の育てているバラは、私が成育状態から、
剪定時期を決めてます。
2月に一斉に剪定で切ることは、していません。


バラももう咲きました。


  
  しかし、カーネーションは、母の日を中心に考えます。
花は、特に、クリスマス、正月などの行事を考え、植えます。
ですから、たまに欲しい時の先に咲いたり、
間に合わない時もあったりします。

  今年初めて田植えを意識し、
私には、なぜかミステリーなこととなったのは
とても情け無い気持ちでした。

農業は、 I 0年やっても I 0回しか
サイクルを経験できないのですね。
随分と経験した気持ちになってました。

  植物にスイッチを入れるのは、多くの場合気温ですね。

これを無視してほとんどの作物が植え付けらていることに
改めて気づかされたのです。

  お米は、成育の一番適した時期に植えてもよい、むしろ
その方がいいから、お米農家農家方は、今年は、早く植えたのでしょう。

これを読んだ専門家の方々からそんなことも知らないのかと
言われそうですが、私にとっては、まだまだわからないこと、なぞの多い、
農業です。
これからも、お花の作品も、お花作りも
できることを続けようと思います。

  今月の私の紹介する作品は、


読んでいただきありがとうございました。