みなさま こんにちは🎵
先日、関東地方もようやく梅雨が明け、
待ち構えていたかのような、
ギラギラ太陽の 陽射しにあえぐ
東京 駒込校 高橋こずえ です。
街中の風鈴の音に、一時の涼をもらい
東京・日本橋
各地で行われる夏祭りのお囃子に 心踊らせ、
何とか正気を保ってます😆
日本の夏の風物詩に助けられますね~。
実は、
私たちが花びらと見ている黄色いひらひらは、
1枚1枚が、独立した 花なんです。
「舌状花」と呼ばれています。
更に!
やがて種になる粒々が
ギッシリとひしめき合っている、
真ん中の部分、
その粒々も それぞれ 独立した花なのです。
1つの粒には、5枚の花びらがあります。
「管(筒)状花」といいます。
写真からもわかるように、渦巻き模様に
並んでいます。
咲き進むと、丸くぽてっと、厚みを増してきて、
やがてうつむき出します。
そりゃ、そんなにいっぱい花をつけてたら、
首も疲れるよね、と思っていたら、
そうではなく、種を地面に届きやすくするために、
下を向くのだそうです。
次の世代の為に、最期まで力を尽くすのが植物。
枯れて朽ち果てて行く、
その姿すら崇高で、美しさを秘めています。
同じギラギラ太陽の下で生きる私も、
ひと夏、ただあえいで、干からびて行くだけじゃ、
もったいないですね😅
植物の特性を思いながら、
いかにそれをデザインに活かすか、考えるのも
また、楽しいものです。
〈参考文献〉
「おもしろ植物図鑑」花福こざる著 誠文堂新光社