朽ち果てて行く、その姿こそも美しい | フラワーデザインスクール花阿彌ブログ

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みなさま こんにちは🎵


先日、関東地方もようやく梅雨が明け、

待ち構えていたかのような、
ギラギラ太陽の 陽射しにあえぐ

東京 駒込校 高橋こずえ です。



街中の風鈴の音に、一時の涼をもらい


東京・日本橋


各地で行われる夏祭りのお囃子に 心踊らせ、
何とか正気を保ってます😆


日本の夏の風物詩に助けられますね~。


都内あちこち



自然の風景では、ひまわりが元気です。


キク科 ヒマワリ 一年草


↑この一面のひまわり畑、
たくさんの花が咲いています。

が、

実際の本数以上に、
もっともっと、ずっとずっと、
た~くさんの数の花が咲いているのを
ご存知ですか?





実は、
私たちが花びらと見ている黄色いひらひらは、
1枚1枚が、独立した 花なんです。
「舌状花」と呼ばれています。

更に!

やがて種になる粒々が
ギッシリとひしめき合っている、
真ん中の部分、

その粒々も それぞれ 独立した花なのです。
1つの粒には、5枚の花びらがあります。
「管(筒)状花」といいます。

写真からもわかるように、渦巻き模様に
並んでいます。


渦巻きの一番外側から、半時計回りに、
きっちりと順番に中央に向かって
咲いていくそうです。




咲き進むと、丸くぽてっと、厚みを増してきて、
やがてうつむき出します。
そりゃ、そんなにいっぱい花をつけてたら、
首も疲れるよね、と思っていたら、

そうではなく、種を地面に届きやすくするために、
下を向くのだそうです。
次の世代の為に、最期まで力を尽くすのが植物。

枯れて朽ち果てて行く、
その姿すら崇高で、美しさを秘めています。

同じギラギラ太陽の下で生きる私も、
ひと夏、ただあえいで、干からびて行くだけじゃ、
もったいないですね😅



花阿彌ブルーメンシューレ「材質感3」


植物の特性を思いながら、
いかにそれをデザインに活かすか、考えるのも
また、楽しいものです。


〈参考文献〉

「おもしろ植物図鑑」花福こざる著 誠文堂新光社




花阿彌ブルーメンシューレ FACE BOOK→★★★

 

 

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