どぉもトザワです
ワタクシ・トザワが今まで観たり読んだり聴いたりしてきた映画・映像・書籍・マンガ・音楽などの中から
みなさんの『涙活』のお供にぴったりだと思うものを
ワタクシの趣味・嗜好丸出しの自分勝手極まりない5つ星評価と共にご紹介する
『 ラフリジー的 “ 涙活(るいかつ)” のすゝめ 』
前回の、映画・『おにいちゃんのハナビ』に続いて第2回目となる今回は
ラフリジー自慢の『オススメ書籍コーナー』の中から、涙活のお供にオススメの書籍をご紹介したいと思います♪
今日ご紹介するのはコチラ♪
『東京タワー』
リリー・フランキー著
今更ここで紹介する必要もないくらいのビックタイトルですが…
2005年に出版された、リリー・フランキーさんの幼少期からの半生、母との触れ合いを通して、母子の絆や家族の大切さなどを、独特のリリー節で綴った自伝的長編小説
初版はわずか3万部だったそうですが、2006年1月には100万部を突破
2006年10月31日には200万部(扶桑社発表)を越すベストセラーとなり、第3回(2006年)の本屋大賞を受賞
単発ドラマ、連続ドラマと次々と映像化され
オダギリジョーさん主演、樹木希林さんと内田也哉子さんの母共演で映画化、大ヒットを記録
当時、まだサブカルチャーの世界でしか知られていなかったリリー・フランキーさんの名を一躍世に知らしめるきっかけとなった作品です
今まで100回くらい読み返して、300回くらいは涙しているであろう、ワタクシ・トザワの人生のバイブルであります
さて、ワタクシ・トザワの『勝手に五つ星評価』はというと…
“ 感情移入 ” 度 ★★★★
遠く九州の故郷を離れ、東京で一人暮らしをする息子の、母親に対する様々な想いを言葉にした物語
もうそれだけで、感情移入度120%です!!!
一人暮らしの男性なら、もう共感し過ぎること間違いなし!!!!
“ 名言 ” 度 ★★★★★
『“ 想いやり ” 他人の立場に立って考える、これは人間として生きていく上で最も大切なことだが、辞書にはない 』
こんな言葉を始め、独特のリリー節で語られている珠玉の名言が満載
“ 言葉 ”というものの持つ力を感じさせてくれます
“ リリー・フランキー ” 度 ★
元々ぼくは
びっくりするほど斜めスレスレの角度から世の中を見た、シニカルでアンダーグラウンドな笑いが満載のリリーさんのエッセイが大好きで
出版されると必ず読んでいたのですが
ほとんど何の予備知識もないまま、そのままの雰囲気を期待してこの小説を購入したところ
いい意味で120%裏切られました(笑)
逆に、リリーさんの新たな一面を知って、益々ファンになりましたけどね♪
“ 東京タワー ” 度 ★★★★★
地元を出て、東京で一人暮らし
この本の中のリリーさんと同じような状況だった自分
それまでは、特に意識しなかった東京タワーに、なんとなく行ってみたくなりました
東京に住んでいながら
そういえば、今まで一回も行ったことがなかった東京タワー
実際に登って
展望室から東京の街を見下ろしてみたとき
なぜリリーさんが、この本のタイトルにここを選んだのか
なんだか分かるような気がしました
“ 総合評価 ” ★★★★★
ということで、総合評価は、元々リリーさんのファンであるということを差し引いても、文句なしの★5つ
男性は、直球ど真ん中で共感しながら
女性は、母親として息子を見守るという視点から
また
『 へぇ~ オトコって、こんな風に母親のこと想ってるんだぁ~ 』
なぁんていう視点からも(笑)
色々な楽しみ方ができるのではないでしょうか
誰もが分かっているつもりで
でも
忙しい毎日に追われてみ、見て見ぬふりをしがちになってしまう
ホントにホントに大切なこと
そんなことを思い出させてくれる本だと思います
ではでは
次回は、同じくラフリジーの『オススメ書籍コーナー』の中から
別の書籍をご紹介したいと思います♪
みなさんの涙活のお供は、なんですか!?