くせ毛 | ピサンリのブログ

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主に髪の毛の事を書きます。

今日はくせ毛について書きますよ。


日本人のくせ毛の人ってどのくらいいると思いますか?


結構多くて70%以上と言われています。


強さはいろいろですけどね。


僕の感覚ではもっと多くてほぼくせ毛だと思います。


くせ毛にもいろいろあって、波状毛、捻転毛、連球毛、縮毛なんて名前がついてます。


原因もいくつか言われていて、


毛穴から斜めに生えている、


毛根が曲がってる、


髪の太さが凸凹している、


毛の断面図が楕円になっている、


毛の中の繊維が水を吸う時の膨張率が違うものが混在している。


大体こんな感じです。


結局のところしっかりわかってないんだと思います。


前にあげたくせ毛の種類によっても違うのだと思います。




去年くらいにS社で聞いたのが面白かったです。


一番最後にあげた髪の繊維の話。


羊の毛がそうらしいんです。


わかりやすく言うと外側の繊維が濡れると膨張するため


内側に曲がるということ。


これを突き詰めるとストレートパーマとパーマは


カールをつけるかストレートに伸ばすかの違いとは言えなくなってきますね。


そんな単純な話ではないですね。



さて、くせ毛のなかで濡れてる時はストレートなのに


乾くと出てくるくせ毛と


濡れててもくせ毛というのとがあると良く耳にします。



これはね、対応している結合が違うんです。


①濡れると切れて、乾くとくっ付く結合(水素結合)、


②乾いても濡れてもくっ付いてる結合(シスチン結合)、


髪の毛にはもっと多く結合があるのですが、


とりあえず代表的なのはこれですね。



.①と②でくせ毛の人は乾いても濡れてもくせになります。

それでも濡れているときのほうが弱いくせ毛になりますね。

乾いている特は①のくせ+②のくせになり、

濡れているときは①のくせがなくて②のくせのみなので弱くなると言うことです。


.②の結合のくせだけの人は濡れても乾いてもほぼくせが変わりません。


.①の結合のくせだけの人は濡れてるとストレート、乾くとくせが出ます。


ストレートにするには、


Aの人は縮毛矯正が必要です。


Bの人はストレートパーマでOKです。


Cの人は縮毛矯正が必要です。



かなりざっくり言っているので


技術者さんと相談して決めてくださいね。


持ちの話もありますから。



今日はここまで。