というわけで当店はショート専門店になっていったわけですが
今回は結論です。
なった結果、現在の自分の心境を正直に書いてみたいと思います。
とりあえず毎日の気分はどうかというと、、
控えめに言ってまあ最高です。笑
ショートが得意なお店から専門店になってからの一番の違いは
バッサリ切りにくる人がいなくなったこと。
バッサリ切っても技術的に大変なわけではありません。
ただご相談の内容が全く違います。
どうやら自分は切るかどうかの相談に乗るのが非常に苦手みたいです。
肉屋に
「今日私、お肉食べた方がいいと思いますか?」
と聞くようなものですかね。
知らんがな
その点、ショート専門店に来るお客様は切る前提でご来店していただけます。
まず「切る」ということが決まった状態でする相談は非常に得意みたいです。
ハンバーグにはどの肉? → 自分は合い挽きですね!
ぐらい得意です(?)
いやあなたが豚オンリーでいく、と決まっているならそれも最高なんですよ。
世の中にはたくさんの美容師さんがいるので
僕の苦手な相談が得意な方もたくさんいるでしょう。
「あなたにはコレだ!」みたいな。
自分はお客様の本当にしたい髪型を引き出すことが好きです。
また自分の想いを大事にする人が好きです。
後ろは短くしたいな〜、前髪はこうしたいな〜
こんな人間の中から自然と出てきた意識みたいなものに僕はとてもリスペクトを持っています。
また自分の意識にも敬意を持っています。
「こうしたい」って思うこと自体が素敵です。
なのでゴリ押す、言いなりになる、ということが一番嫌いです。
うちの子育ても同じです。
子供がこうしたいと言ったら最大サポートする。
こうなって欲しい、という願望はありません。
その代わり責任を自分で持ってもらう。
だってあなたの人生だから。
というわけで結論、
ショート専門店は最高です。僕にとって。
長いシリーズものを読んでいただきありがとうございます!