こんにちは

 

今日のヘアケア・スカルプケア の話しは

髪の診断について。

 

「 あなたの髪、元気ですか? 」

 

ということで

 

前回から

 

新しいテーマの

 

「髪の健康」の作り方について

 

少しづつ具体例を交えて

話しています。

 

今回は

 

引き続き

 

髪の自己診断のやり方と

 

簡単な改善法

 

をレクチャーしていきます。

 

前回は

 

髪の傷みを知る

自己診断法で

 

中指と人差し指の内側の感触で測る

髪表面の傷み判別の方法のレクチャーでしたね。

 

今回は

 

髪のつけ根、毛穴付近の髪がしっかりと立っていること。

 

という

 

「 髪が元気であると判断できる条件 」

 

について話していきます。

 

今回はすごく大切な回ですのでしっかりと読んでください。

 

では

 

条件をもう少し砕いて話します。

 

 のつけ根とは

 

頭皮表面の毛穴部分の髪が生え出ているところ

を指します。

 

髪がしっかり立っている状態というのは

 

頭皮から垂直に近い角度で

髪の毛1本1本がシャキッと

毛穴から生え出ている状況を指します。

 

別のとらえ方ですと

 

「髪に弾力がある」

 

ともいいます。

 

これが元気な髪の条件です。

 

では

 

どうすれば

 

この条件を達成できるのでしょう。

 

もう少し掘り下げて

 

話していきます。

 

お付き合いください。

 

の毛の根元深部の

 

「毛根」と呼ばれる

 

髪を製造する器官は

 

「毛包」という

 

袋状の中にあります。

 

毛根以外には

 

「皮脂腺」という

 

さらに袋状の小さな器官が

毛包内に繋がって存在していて

皮脂を分泌しています。

 

これが毛包内部です。

 

そして

 

包の外側ですが

 

皮下部には

 

「毛包」と「真皮」をつないでいる

 

「立毛筋(りつもうきん)」という

 

毛包の下部、袋状部分を

皮フの下で引っ張ったり緩めたりしている器官

があります。

 

その伸縮運動で

 

髪の毛を 立ち寝かせする筋ですね。

 

これは

 

「鳥肌」という現象で

 

ご存知だと思うのですが、

 

毛がゾクッと逆立つ感じの

 

あの現象ですね。

 

その鳥肌をおこしている筋が立毛筋です。

 

毛がピンと肌に垂直に立つときは

 

立毛筋が伸縮運動するうちの

 

収縮のときです。

 

立毛筋の伸縮運動の活発な動きが

 

あるか無いかで

 

髪の元気を測ることが出来ます。

 

当然

 

全ての髪の毛に立毛筋はあります。

 

収縮しっぱなしもダメです。

 

伸びっぱなしもダメです。

 

伸びたり縮んだりしなくてはいけません。

 

今回は

 

この

 

「立毛筋の働き」

 

が大事なキーワードです。

 

。。。

 

続けます。

 

。。。

 

毛筋の

 

伸縮運動が活発であれば

 

髪に弾力がつきます。

 

これは

 

髪が元気な時です。

 

この時

 

立毛筋は

 

少し収縮気味になってます。

 

普段、この状態をキープしたい

 

との狙いが今回あります。

 

ここが重要です。

 

。。。

 

おっと、話を戻します。

 

。。。

 

それとは逆に

 

「髪がペタッとして、コシがない」

 

という

 

髪が疲れている状態のときの

 

立毛筋は

 

伸びきっていて

 

伸縮運動が機敏ではありません。

 

ぐったり

 

ダレちゃってる感じです。

 

この状態は

 

「髪に元気が無い」

 

と言います。

 

これの改善も もちろん、必要ですね。

 

れでは

 

ここから

 

諸々、出てきた改善すべきことを

 

実践して

 

髪を元気にしていきましょう。

 

ずは

 

今現在の状態をチェックします。

 

の弾力を確かめる方法があるので

やってみましょう。

 

片手の5本の手指の腹全部を使います。

 

ジャンケンのパーの形を脱力して

 

手のひらの上でボールを持っているようなラウンド形にしてください。

 

その手を

 

自分の額の生え際あたりに

 

手指の腹を当てるようにスッと置き

 

手櫛で掻き上げるような動作で

 

5本の指の腹だけに意識を集中して

 

頭皮より1mm程度 

 

指の腹が浮いて離れている感覚で

 

すべらせるように探ります。

 

い方を少し変えると

 

わずかに指の腹を浮かせて

 

頭皮の上を

 

そっとなぞります。

 

生え際あたりからなぞり始めて

 

頭部全体の感触を探ります。

 

少し手の動きを前後させつつ

震わせながら

根元の弾力具合を探るといいでしょう。

 

指の腹に伝わる髪の根元付近の

 

弾力のような触感が

 

ところどころ

 

多めに

 

軽い弾力とともに

 

「そっとチクチクするような感触」

 

が指の腹に伝われば、

 

髪の根元部分がシャキッとしている状態といえます。

 

この状態の

 

この感触があれば

 

立毛筋が収縮気味に働いている

 

「元気な髪の状態」と判断していい

 

と思います。

 

れとは逆に

 

いくらソフトタッチで髪の根元を探ってみても

 

「そっとチクチクするような感覚」が無い

 

そんな場合は

 

髪の状態が健康とはいえない

 

元気のない状況ではないだろうか

 

と考えます。

 

ペタッとして、弾力がないとか

 

地肌の感覚しか わからないとかであれば、

 

そういう手応えのない状態を

 

改善する必要があるかもしれません。

 

ということで

 

ここまで立毛筋が働いているかどうかの

チェックをしてきました。

 

それでは

 

次は

 

毛筋の働きを良くするには何をどうすべきかです。

 

これは

 

理屈は

 

簡単です。

 

日々のブラッシングと

頭皮のマッサージを行うことです。

 

と、

 

意外とアッサリ

 

改善策がつかめましたね。

 

あとは

 

践あるのみです。

 

ラッシングの必要性とやり方は

 

アーカイブをご覧ください。

 

皮のマッサージについては

 

別段こうしなければならないという

 

キマリはありません。

 

が、

 

少なくともシャンプーイングの時には

 

指圧法、軽擦法、叩打法などを取り入れて

 

頭皮全体のストレッチやマッサージと

 

組み合わせて

 

顔部分と耳まわり部分、首回りまでの

 

血流促進と新陳代謝促進も

 

併せて、

 

意識して

 

汚れ落としをしていきましょう。

 

特に

 

細毛

 

軟毛

 

抜け毛

 

で悩んでいるというヒトには

 

今回の中身を

 

よく読んでいただきたく思います。

 

ということで

 

今日はこの辺で。

 

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