こんにちは、プラティコ技術担当の

オージローです。

 

美容業界はここ数年、「酸」が

ブームで、いろんな商材が

販売されておりますが、

分かりづらいところなので、

 

ざっくりとご説明させていただきます。

 

酸”熱”トリートメントとは?

 

酸性の成分を髪に使用し、

熱で定着をさせるものです。

 

よく使われる酸の成分は

・グリオキシル酸

・レブリン酸

・ジマレイン酸

・ジカルボン酸コハク酸、リンゴ酸など

など

※本当はもっと細かいですが、

 簡単にご説明いたします。

 

この中でグリオキシル酸が

「クセが伸びる」と言われています。

 

他の成分は毛髪強化だったり、

艶出し、という効果が多いですね。

 

プラティコの酸熱コスメストレート

システアミンチオグリコール酸を

還元剤としたストレート剤に、

レブリン酸を配合し、

酸熱の効果とストレートの効果の

いいとこどりな商品です。

 

”酸熱”とついていますが、

pHは中性です。

 

また、最近ではアルカリ酸熱という

言葉も出てきていますので、

pHは関係なく、酸性の成分が

入っていて、熱で処理する施術

ということですね。

 

 

酸”性”ストレートとは?

 

pH7.0未満でかけることができる

ストレートの事です。

 

(等電点以下なら)軟化しないので、

ダメージが激しい状態や、

細毛でアルカリに弱い髪には

酸性タイプで行うのが安全です。

 

酸性領域で働く還元剤は

・GMT

・スピエラ

です。

※システアミンも酸性で使うことが

 ありますが、割愛します。

 

GMTとスピエラはその場で混合する

用事調整タイプが基本となります。

 

スピエラは酸性領域でしか働き

ませんが、GMTは幅広く働き、

アルカリ領域になると、ちょっと

強くなります。

 

 

大事なのは適したpH

 

酸性のものが現在ブームでは

ありますが、酸性だから良い、

というのは早計です。

 

確かに最近ではインナーカラーや

ハイライトなどでブリーチを

使われるデザインが増えているので、

そのような髪には酸性でアプローチを

した方が良いと思いますが、

 

バージン毛やダメージレベルが低い

毛髪の方を無理やり酸性の薬剤で

施術するよりも、アルカリ性の薬剤で

施術した方がキレイに仕上がると

思います。

 

大事なのはその毛髪に対する

薬剤のpHがどのくらいなら

適正なのか、判断ができることです。

 

上記のイメージグラフは以前も載せましたが、

アルカリが必要な髪に酸性で対応しようとすると

スペック不足で伸びない。

 

絶対に伸びる/強すぎる薬剤選定は

少しでも放置時間を間違えると

大ダメージの危険がある。

 

ストライクゾーンの下側を狙う

薬剤選定ができれば、

お客様に満足いただける仕上がり、

かつ

ダメージを少なくできます。

 

最後は話がそれてしまいましたが、

・酸熱トリートメント

・酸性ストレート

の内容はこのような感じです。

 

いろんな言葉が出てきては消える

美容業界、とても大変ですが

言葉だけに惑わされず、お客様に

とって最適な薬剤・商材を

ご提案していきたいですね!

 

 

株式会社プラティコ

TEL:03-5761-3547
MAIL:info@majimena.jp

 

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