カットが上手いことより大切なこと | HAIR THETAのオフィシャルブログ

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目白5丁目美容室ヘアーシータのオーナー小嶋輝樹のブログです。

昨晩

アジアカップ準々決勝が行われました





残念ながら

イランに負けてしまいました




勝負の世界では

いつも勝てる訳ではありません




次は勝つ!

悔しさをバネにする




それは勿論だと思いますが

なぜ負けたのか?




そして

どうすれば勝てたのか?




敗因を分析する事が

大切だと思います




サッカーだけではなく

日常や仕事においても同じ









初めてご来店のお客様

ありがとうございます




真っ直ぐなカットラインが好きなのに




毛先を梳かれてしまったんです

どうにかしてもらえませんか?




確かに

毛先が軽くなっています




お話を伺う限り

お客様の要望に対して

異なるカットをした




それは何故なのか?

僕なりに考えてみたいと思います




軽くする事が当たり前

毛先や髪を軽くする

それが流行したのは

およそ20年くらい前




今では髪を軽くするのは

ベーシックになりました




そもそも今の僕が

美容師としてご飯が食べていけるのは




ヴィダルサスーン先生のおかげです

この名前を聞くと




コテとかシャンプーじゃないの?

って思う方多いと思います






女性が社会に進出し始めた頃

ドライヤーで簡単に形になる




そんなヘアスタイル生み出した

今のカットの礎を築いた方です




おそらくお客様は

このようなカットラインを

望まれていたのだと思います




現在のヘアスタイルと比べて

クラシックな為




おそらく美容師さんは

それは古い!!




なので軽くしたのでは?

そう思います




そうだとしても

お客様に確認すべきです




僕は

素敵になってもらいたいのが

目的




髪を軽くするのは

そのための手段だと思っています









気になるお気持ちはよく分かります

しかし!



毛先の軽い所を全て切ると

後ろや全体のバランスが悪くなってしまう




切る前に説明をして

数ミリ単位で確認していただきながら

カットしました




マシという言葉は適当では無いかもですが

お客様も喜んでくださいました





美容師さんの数だけ

考え方があるように




お客様も

要望や悩みは違います




美容師さんが提案のつもりでも

お客様には押し付けに感じる




細かいことは言う必要ない

美容師さんは思うかもしれないけど




その細かい事が大切

お客様はきっと思っているはず




お客様の大切な髪を

カットする前に




お客様が安心する

僕を信頼してもらえる




そこが一番大切だと思います




それでは明日も

素敵な一日になりますように