こんちはー！
ゲストの約8割はボブとショート。
・ボブやショートに挑戦したい
・自分に似合うヘアスタイルがわからない
・素敵なヘアスタイルになって、自分をもっと好きになりたい
そんな想いや悩みに本気で応えます！
ボブやショートばっかり切ってる美容師、
岡部ツカサでーす
29歳の秋、
勤めてた理美容室を円満退社し、
夢と希望を胸にオープンした、
僕の美容室「ヘアープレイスアルコ」
ここから素晴らしい日々が待ってると思いきや、
待っていたのは…
前回は↓
美容師 岡部ツカサヒストリー13
https://ameblo.jp/hair-playce-arco/entry-12610683362.html☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
勤めてた理美容室を辞めてからアルコをオープンするまで、結構時間はあったはずなのに、
「まだまだ時間あるし♪」
って、余裕かましまくりだった僕
「大丈夫なん？そんなにだらだらして…」
と心配してくれた妻に対して、
「いや、オープンしてからの方が忙しいし、今は他にやることないから。」
なんて言ってたっけなぁ…。
だけどオープンが近づいてくるとやることがどんどん増えて、
結局「お店をオープンさせるだけ」で精一杯になっちゃった
「近日オープン」って作ったチラシも、
間に合わなくて配ったのがオープンして次の日とかだったし
そんな感じなので、
オープン前から予約が入ることなんてほぼなかったし、
オープン初日のお客さんは、
たまたま結婚式に呼ばれた妻の友達のヘアセットのみ
そしてさらには、
多くの理美容師さんは独立をする時、
勤めてた理美容室のお客さんにお知らせして、独立したお店に来てもらったりするんだけど、
僕は勤めてた理美容室のお客さんをアルコに連れて行こうって考えがなかったし、
僕がお客さんたちに「僕じゃないとダメ」って思わせることができなかったのもあると思うんだけど、
お客さんがほぼいない状態からのスタートだったのね。
それからアルコや僕がどうなったか？
きっと読んでくれてるあなたも察しがつくと思うけど…
そりゃ、お客さんなんて来ないよ。
「お店出せばどんどんお客さん来るよ」
なんて思ってたんだけど、
そんなことはもちろんなかった。
チラシだけで来てくれる人ってのもほんのわずかだし、
たまたま通りがかって来てくれる人もいたけど、それもただラッキーなだけ。
3日間お客さんが誰も来ないこともあったり、
電話も全然鳴らないから、
電話が壊れてるんじゃないか？って思ってしょっちゅう自分のスマホからアルコに電話かけてた
(もちろん、ちゃんと電話は鳴ったwww)
「ホットペッパービューティーに出せばお客さんが来てくれるはず！」
と思い、慌ててホットペッパービューティーの会社に電話して、
慌てて掲載の契約を申し込んだけど、
「オープンしたばっかりだから、数ヶ月は掲載費を高くして掲載順位を上の方にあげた方がいい」と言われ、
迷わずその通りにした。
(ホットペッパービューティーは、人気があるない関係なく、お金をたくさん払うほど掲載順位が上がります
)
)10月の終わりからの掲載なので、11月の初めに掲載料を支払わないといけないんだけど、
その高い掲載費を払ったら、
オープン初月の10月の売り上げがほとんど無くなっちゃった
(掲載費もかなり高かったけど、10月の売り上げもかなり少なかったからね)
当時僕がどんだけ馬鹿だったか、
みなさんもおわかりいただけたであろう
さらには、
家賃や材料費、水道光熱費、お店のローンなどなど…
支払うものはたーくさんあるし、
その時妻が育児休暇を取っていたし、
家のローンも始まって、
家計のお金もどんどん減っていく…
いつしか心の底から笑うことを忘れ、
食事も喉が通らず体重が約10キロ減って、お風呂の硬い椅子に座るのが痛くなるし、
少しでもお金が減るのが怖くて缶コーヒー1本も買えなくなって、水道の水を温めて飲んで過ごしたり、
アルバイト情報誌で夜からのアルバイトを本気で探そうとした。
一人でアルコにいると涙が出てくることもあったり、
いなくなりたいと思うこともあった。
前の理美容室のオーナーや先輩たちも心配してくれたけど、
そんな自分を見せることができず、誰にも会いたくなかった。
オープンから1ヶ月後、
僕に待っていたのは「地獄」だったのね。
このままで良いわけない。
このままじゃアルコも僕も潰れる。
オープン前にだらだら過ごしてたり、妻の心配な声に耳を傾けなかった僕が、
ここでようやく「本気」になった。
ということで、
今日はこの辺で…
次の更新を、お楽しみに♪
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