東京都/中野区「都立家政駅」界隈の無人化見聞録-19から更に先へ進むと、この無人の建物があった。

一棟全部が貸店舗のこうした建物は古いものではよく見かけるが、これはそれほど傷んではいない、外見上は。

それでも全体が無人化していた。貸主側に何か事情でもあったのかもしれない。

ここは2階部もある。だが、それが1階部とどのような関係になっているのか等、他人に分かりようもない。

そしていくつかは看板や塗装も無いものになっていたが、一部にはそれらがまだ残っていた。

こうした現況が、貸主と借主の関係にはどこでも複雑さが見え隠れする。誰も趣味で働いている訳ではないので、無人化のプロセスも一様ではない。

だけど、無人化すれば、どれも一緒でしかない・・・。

撮影日:令和6年7月27日