東京都/中野区「都立家政駅」界隈の無人化見聞録-10から更に先へ進むと、この無人の民家があった。

平屋である。

平屋であることに問題などあろう筈も無い。だけど一定の高さ基準で建てられる塀が何故か目の前にある。そして更にここでは窓に強固な金属製の柵も設えてあった。たぶん、生活道路に近く、面しているので、これで安全性を担保していたのかもしれない。

 

最初、この建物の玄関場所が分からなかった。

それがどこにあろうが勝手なのだが、やはり玄関ぐらい分かりやすい方が良いと思うのは、私だけだろうか。

塀が途切れた右側先に、それはあった。これも安全・安心の苦肉の策なのだろうか。

 

そうしたことをいろいろ私に想像させてくれて、とても良い感じの無人化民家だったので、やはり残念だったった。

 

そうそう、塀は左先も一部、敷地内に出入り出来るようなスペースが開いていた。

小さな子供たちがいれば、そこは面白い「スペース」になっていた筈だろう。

それも私の勝手な思いでしかないが、平屋の古い民家は、私の子どもの頃の懐かしさが交じり合って、ここにも子供たちがたくさんいたような錯覚に陥る。

撮影日:令和6年6月18日