東京都/中野区「都立家政駅」界隈の無人化見聞録-3から更に先へ進むと、この無人の建物があった。

外壁に入った亀裂をきれいに修復した跡が見られた。また郵便受けが外壁に直接設えているのが面白かった。部屋の中から取り出されるように造りなのかもしれない。それだけ、郵便分が大切に扱われていた証なのだろう。今どきは、みんな電子システムの利用で、郵便受けも絶滅危惧種へ一直線なのかもしれない。

 

母屋前の僅かなスペースに埃だらけの自転車やバイクが置かれていた。どれも汚れきっていた。

そしてそうしたモノの隙間に空の鉢植えなどが散乱していた。

埃だらけのバイクと花の無い植木鉢。それは相容れないものなのか、それともどこかで強烈に結びついているものなのだろうか。

しかし埃をかぶって放置されていれば、より迷惑では無いのは、空の植木鉢のほうだろう。

 

迷惑とか、いらないモノとは、いったいなんのことなのだろうか・・・。

撮影日:令和6年6月15日