東京都/西東京市「西武柳沢駅」界隈の無人化見聞録-24から更に先へ進むと、この無人の建物があった。

生活道路側に面したそこは、パブやスナックのような扉が設えてあった。そしてそこを含むすべての部屋は無人化していた。

何かの理由で「強制無人化」、或いは「一蓮托生」等と云う嫌な言葉が脳裏に浮かぶ。しかし偶然等と云う事を信じない私は、どこかに無人化した「訳」が転がっていないか、満遍なく見回したが、それらしいことは何一つ分からなかった。

何事も「訳」など他人様は誰にも見せつけないで、こっそりとする。それこそが日本人の魂なのか、何かのお告げなのだろうか。

 

飲食店などで酒を飲んでいた時、何処からともなく「お告げ」のようなものが聞こえてきたら、それは人生明らかに危険信号だ。

お告げなど何一つ知らないで生きて行くのが一番なのだ。

撮影日:令和6年5月18日