東京都/西東京市「西武柳沢駅」界隈の無人化見聞録-9から更に先へ進むと、この無人の戸建てがあった。
1階がお店で、2階が住居。
その1階が「豚肉卸問屋 〇〇精肉店」と看板がそのままになっていた。
駅前上店街の外れの方にあった建物である。
昔から思っているのだが、肉屋はなぜ「精肉」と「精」と付くのだろうかと云う疑問があるが、それはそれとして、精肉店の無人化もこの見聞録でそれなりに見かける。
ここには排気塔(排気口)が見当たらなかったので、揚げ物は主力では無かったのかもしれない。
肉類はどこで買う。そんな問いがあるとすれば、今は都市部生活者の多くが「スーパー」と答えるだろう。私もそうだ。
もうだいぶ肉屋に出入りしたことは無い。
JR武蔵五日市駅へは里山地区に向かうとき、最寄り駅としてよく利用する。
その駅近くに人がいつも並んでいる肉屋がある。たぶん美味しい肉がそれなりの価格で販売されているのだろう。いつその前を通っても人が並ぶ肉屋なんて、今どき珍しいのではないだろうか。
ここは「豚」と云う文字が赤色で記されていた。
豚肉自慢の精肉店だったのかもしれない。
撮影日:令和6年5月18日