東京板橋区「下赤塚駅」界隈の無人化見聞録-18から更に先へ進むと、この無人のアパートがあった。

一番下の写真はこの無人アパートへの出入口。人の立ち入りが無いのでこうなるのは自然の姿である。

でも全く無いわけでもなさそうで、一部の雑草は踏み潰されていた。誰かが何かの目的で立ち入ったり、近づいてきたりするのが無人化アパートなのだろう。

 

ここは無人化していたが、こことほぼ同様な姿を晒していても一部屋だけ住人が生活していたりするのもそれなりに見かける。

雰囲気からして高齢者の方がお住みのようだった。

「最後の住人」

それはどこか都市部に点在する「限界集落」のようだ。

これがやがて都市部のアパートが「ミニ廃村」化する直前の姿なのかもしれない。

こうした都市部の「ミニ廃村」予備軍は今や無数にあるのが大都会東京の深層なのかもしれない。

撮影日:令和5年12月23日