ボウフラ67歳、それでも東京でバイクに乗る | 三菱ジープの断酒日記

三菱ジープの断酒日記

千葉県柏市在住、2021年7月3日になれば70歳です。中国在住の日本語教師だったのは昔。他のアルバイトも昔。騒々しい人生で家族に心配と迷惑を掛けてきましたが、やっと落ち着き……と思うと、また新しい「迷惑」が……。

 

 北海道から帰ってくるとき、フェリーにビラーゴの250を載せてきましたが、スズキの1000を持ってくることも、もちろん考えました。あと、カワサキの1980年代のバイク、映画でトム・クルーズが乗っていた重くてスタイルがいかつい(というか怖い)のも持ってくるかと考えたのですが、結果的には250以外にはなかったな、と思うのであります。
 まず、東京でバイクの駐車場を借りると、5000円以上出しても四輪車のスペースの奥であります(そうじゃない条件の駐車場もあるけど)。そこにしばしば段差が存在するから、200キロを超えるバイクを納めるには無理がある。実際に重いバイクはあまり民間の駐車場には置いてない。加えて、騒音の問題がある。トム・クルーズバイクにはアクラボビッチのサイレンサーがついていて、低音の到達度がすごい。たとえば赤平の車庫でこのエンジンを始動させると家全体が振動する。本当であります。(嘘だ、と言われる前に言う)
 ボウフラが朝、出発するのは6時45分。その時間帯に住宅街にある駐車場でアクラボビッチのサイレンサーを震わすわけにはいかん。暖機運転しないで走り出していいバイクでもない。(そんなバイクそもそもないけど)
 スズキの1000は?
 軽いという点ではCB400なみだけど、音はトム・クルーズ以上に大きい。換装しないオリジナルのサイレンサーだけどそれでもでかい。で、東京で通勤に使うとすると、そもそも「速さ」はいらない。むしろ邪魔になる。今日も(7月4日)ボウフラは東日暮里から東陽町まで9キロを走ったけど、5速しかないビラーゴのミッションがそもそもトップに入らない。スズキの1000はミッションがクロスなので恐ろしく忙しいだろう(その忙しさが快感、という人もいるが)。
 やっぱり。
 250には250の使い方が、1000には1000の使い方があるんであります。
 あ?
 ということは、125には125の使い方が、50のバイクには……。
 欲しいなぁ。ヤマハチャッピイ以来、原付ってのに乗ってないよ。