初めて来てくださった方は、ブログの注意事項/プロフィール(アプリ経由の場合)を必ずお読みください。専門医ではありませんから、解釈が間違っている・情報が古い・海外とは状況が違う事も考えられます。治療は主治医に従ってくださいませ。

排痰のしかた動画:https://www.youtube.com/watch?v=yivFVtNNBmk

肺MAC症・非結核性抗酸菌症のオンライン市民公開講座の過去動画https://www.youtube.com/watch?v=F92abeHmE3k&list=PLAYTlz7zL3ElF34LAhm5K-KI7pr5aJCz2

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だいぶ暑くなってきましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。

 

最近流行りの風邪は長引くようで、私の周りではこじらせて肺の調子が悪い人が何人もいます。風邪などによる炎症も気管支拡張の要因になりますし、十分にお気をつけくださいませ。

 

昨日は東京・広尾にある日赤医療センターで、「おくすりだけではない!~非結核性抗酸菌症(NTM)・気管支拡張症への包括的アプローチ~」という市民公開講座がありました。

 

その中で、NTM症の教育入院プログラムがあると知り、皆様にご紹介したいと思いました。講演で聞いたとSNSに上げて良いと許可を頂きましたので、ご紹介いたします。

 

NTM症の教育入院とは?

”「一生役立つ『呼吸と食事のコツ』を身につけるための短期集中プログラム」で、薬物治療主体の入院ではなく、日常生活でNTM症と付き合っていくためのコツの勉強と練習のためのものです。”

日本赤十字社医療センター情報誌 Tea Time vol.96 2026 Springより

 

講演内容の大半(NTMの基礎、呼吸器リハビリ、食事と栄養など)と、教育入院に関してHPに書かれていましたので、詳しくはそちらをご覧ください。URLはこちらです↓↓

 

 

呼吸器リハビリが受けられる病院は、そう多くはありません。リハがある病院でも、受けられるのは入院患者のみだったりと、外来通院のみの患者さんにはリハを受けられる機会が、あまりありません。

 

外来診察時に、これだけの情報をもらうことは、なかなか難しいことかと思います。

 

一緒に参加した患者さんたちも興味深々でした。費用についてお伺いしたところ、教育入院と呼んでいるものの、治療に必要な入院なので保険適応だそうです。入院保険などの請求手続きに必要な書類も、書いてくださるそうです。

 

講演会やHPでは病診連携の2人主治医制のことにしか、触れていませんでしたが、入院施設がある他の大きな病院からも、主治医の理解と紹介状があれば、外来受診の後に受け付けるとのことです。

 

「しっかり説明しないと、日赤に行きたい(転院したい)の?と言われてしまうので、気をつけてください」とのことでした。

 

※著作権放棄しておりません。医療情報の一部だけ切り取ると、文脈が変わってしまう事も心配なので、コピペはお断りいたします。このブログでは私の解釈が間違っていた場合などに備えて、読んだ人がご自身の目で確かめられるよう、どこから情報を拾ったかが分かるように書いております。リブログやURL貼り付けは大歓迎です。

 


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日本では、非結核性抗酸菌症患者の増加が、気管支拡張症患者の増加に関係していると言われています*1

 

動画:気管支拡張症とは

 

気管支拡張症の初の治療薬が、日本でも今年発売になるのでは?と言われていますが、今チェックしたところ、製薬会社のニュースリリースにはまだありません*2

 

早い発売が待たれますね。

 

高額医療費制度の限度額が、8月から値上げになります。来年


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全国保険医団体連合(保団連)がXにこのようなポストをしていました。

 

 

高額療養費制度は、高額な治療費をカバーしてくれるセーフティーネットです。これなしでは治療費が数千万や数億にもなり得ます。
 

非結核性抗酸菌症患者にとっても、他人事ではありません。

 

改定は今年8月と来年8月の予定ですが、今回は今年の8月~来年7月の内容を見ます。

 

70歳未満の人&70歳以上で収入370万~ある人の場合

高額療養費制度に関する参考資料より

 

1. 月ごとの自己負担限度額の引き上げ
医療費の増大を受け、現役世代や70歳以上の多くの層で、月ごとの自己負担限度額アップ。

 

(以下、収入層の記述がない場合は、平均給与が487万円*1なので、約370万~510万円層を例とします)


2. 長期療養者への配慮
A.「年間上限」の導入(今回の目玉)
新たに1年間の支払い合計に上限額を設定(例:53万円)。よって月ごとの支払いが限度額に達しない通院が続いても、年間のトータルで負担減。

B. 多数回該当の維持
高額医療費制度適応4か月目から支払額が下がる「多数回該当」の金額(例44,400円)は据え置き。よって長期間にわたって医療費がかさむ人の経済的負担は増えない。

3. 年収200万円未満への優遇
多数回該当の金額が現行の44,400円から34,500円へと引き下げ。

 

ということかと思います。


年間上限+多数該当の維持により、肺MAC症であれば、薬価38437.9円のアリケイス*2を使うような人は、現行制度よりも負担が減り助かりますね。

資料がずるいと思ったのは挙げている例が、改正後に最大限に特になるケースなことです。月ごとの自己負担限度額を上げることによる負担増を隠すかのように、既に多数回該当の状態の人を例に挙げたりしています。フィナンシャルプランナーの解説記事でも、それに引きずられているものがありました。

改定後は高額療養費適用後の1~3か月目の月額上限が引き上げられ、よく考えると損をする場合が結構多いように思います。

 

8月の改定が「改悪」(≒損)となる人

年収約370万円以上で数週~3か月の入院・手術をする人: 月ごとの自己負担限度額がアップし、多数該当にならず、年間上限(53万円など)に届かない。治療や検査にもよるが、数週〜3か月程度の入院で済む場合は、大半の人で負担増。
 

多数該当でも年間上限を超えない人:最初の3か月までの月ごとの上限が引き上げとなり、多数該当は据え置きで、年間上限の恩恵にあずかれない。

 

保団連の反対は、恩恵にあずかれない割合の方が多いのでは?ということでしょう。

 

私は今年、アミカシン導入や手術のために2回入院し、週3回の外来点滴もしばらく受けています。8月以降にこれらの治療をしていたら、更に医療費がかったのでしょう。

 

所得約370万未満の70歳以上の人では改定が異なりますが、ここまでで相当な時間を要したため、改定内容は割愛。

 

70歳以上の年収約370万円未満で、8月の改定が「改悪」(≒損)となる人

以下のいずれかに当てはまる方

 

毎月のように通院(外来)治療をする人: 70歳以上特有の「外来特例(通院のみの上限)」が大幅にアップするため。

 

数週~3か月の入院・手術をする人:理由は70歳未満に同じ

 

多数該当でも年間上限を超えない人:理由は70歳未満に同じ

 

私にとっては難解だったので勘違いや、抜け漏れもあるかもしれません。ありとあらゆる計算をしてみたわけでもないため、ご容赦ください。

 

 

リブログなど、できる方はよろしくお願いいたします。

 

参考文献
厚労省 高額療養費制度を利用される皆さまへ
厚労省 高額療養費制度に関する参考資料
*1国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
*2日経メディカル アリケイス吸入薬590㎎の基本情報

 

 

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アメリカの大きな非結核性抗酸菌症の患者会であるNTMirが、毎年開催している患者向け講座の申し込みが始まりました。申し込み受付はもっと前に始まっていたのですが、海外からの参加者が住所を入れらずに申し込めなかったので、修正していただきました。

 

英語の講演にはなりますが、2日がかりで内容も盛りだくさんです。

 

2026 NTM & Bronchiectasis Patient Conference

 

【開催日時】

 5月13日&14日 (米国東部夏時間)  

 

【申し込み期限】

 2026年5月8日午後5時 

  (米国東部夏時間=日本時間ー13時間)

 

【参加費】

オンライン参加費:$75

現地フロリダ参加:$125 

 (朝食、昼食、おやつ、資料付き)

 

日本からですと時差でリアルタイム参加が難しいですが、申し込むと録画したものが3か月間見られるようになります。

 

【講演内容】

  • 環境と曝露
  • 環境リスク要因と実践的な予防戦略
  • 気道クリアランス(排痰)
  • 研究と新しい治療法
  • 呼吸に注意を:ヨガの呼吸法と肺
  • 栄養
  • 精神面の健康
  • NTMと気管支拡張症との健やかな共存:自身のケアと慢性疾患の管理

詳細とお申込みはこちら↓↓から

 

昨年アメリカで一足先に承認された、初の気管支拡張症の治療薬に関する情報も出てくると期待しています。日本での承認・販売も今年だと信じています。

 

 

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昨年末の記事になりますが、婦人公論の記事を教えていただきましたので、ご紹介いたします。

 

長引く咳や痰、風邪ではないかも?中高年女性に多い「肺NTM症」「気管支拡張症」を知っていますか?
症状があっても未受診が約5割、肺NTM症の認知度は2割以下。感染経路は?

慶應義塾大学医学部 感染症学教室 (2025/5/8当時)長谷川直樹先生

複十字病院 リハビリテーション科 科長 髻谷(たぶさだに) 満 先生

のインタビュー記事です。

 

こちらをクリックなさってください↓↓

                  2026/02/22閲覧    

 

髻谷先生は、複十字病院のYoutubeチャンネルにあります、「上手な痰の出し方」の動画の監修をされています。

 

上手な痰の出し方

複十字病院のYoutubeチャンネルより↓↓

                           2026/02/22閲覧 

 

私は何度も見ましたが、いつの間にか自己流になっているので、皆様も時々見返されることをお勧めいたします。

 

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