“走るシケイン”とラウダとのゴシップでのみ名を残したジョバンナ・アマティ | 日日不穏日記・アメブロ版

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 今シーズンもインディカーシリーズに参戦しているダニカ・パトレック。2008年にツインリンクもてぎで初優勝。F1やインディのような過酷なレースカテゴリーで、女性が結果を残すのは至難の業。正直言って、当時インディにあまり興味を持っていなかっただけにパトレックの活躍と言うのは、僕には驚きでしかなかった。

 実際、パトリックは人気・実力を兼ね備えたドライバーとして、F1からもオファーはあったらしいのだが、インディとNASCARとの掛け持ち参戦を続けるという。



 “信じ難い”というのは、92年のF1参戦したジョバンナ・アマティのあまりにも“衝撃的”な遅さが、今でも記憶に焼き付いているからだ。

 フジテレビの中継では<走るシケイン>と揶揄され、出走した3戦とも予備予選落ちで本選は一度も走らず。下位チームのブラバム・ジャッドからの参戦とは言え、同僚のエリック・ヴァン・デ・ポールから、3~5秒も遅いタイム。

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 資金難でポイントをとても狙えるようなチーム体制ではなかったものの、国際F3000にフル参戦していただけで、実績はなく、スポンサー付きで得たシートでは結果を残せるはずもなく、コース上でも数々のトピックとニキ・ラウダとのゴシップだけを残して、F1から去った。

 それにしても、アマティには、ネット上では、1962年生まれと、1959年生まれ(誕生日は7月20日)という2つのデーターが混在してる。まぁ、どっちでも良いのであるが、アマティの存在が、女性ドライバーへの“偏見”を助長したことは間違いないだろう。今はなにをしているのやら。