実際、パトリックは人気・実力を兼ね備えたドライバーとして、F1からもオファーはあったらしいのだが、インディとNASCARとの掛け持ち参戦を続けるという。
“信じ難い”というのは、92年のF1参戦したジョバンナ・アマティのあまりにも“衝撃的”な遅さが、今でも記憶に焼き付いているからだ。
フジテレビの中継では<走るシケイン>と揶揄され、出走した3戦とも予備予選落ちで本選は一度も走らず。下位チームのブラバム・ジャッドからの参戦とは言え、同僚のエリック・ヴァン・デ・ポールから、3~5秒も遅いタイム。
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資金難でポイントをとても狙えるようなチーム体制ではなかったものの、国際F3000にフル参戦していただけで、実績はなく、スポンサー付きで得たシートでは結果を残せるはずもなく、コース上でも数々のトピックとニキ・ラウダとのゴシップだけを残して、F1から去った。
それにしても、アマティには、ネット上では、1962年生まれと、1959年生まれ(誕生日は7月20日)という2つのデーターが混在してる。まぁ、どっちでも良いのであるが、アマティの存在が、女性ドライバーへの“偏見”を助長したことは間違いないだろう。今はなにをしているのやら。