6月24日は林檎忌 | 俳人二百面相

俳人二百面相

俳句大好き人間の俳句日誌です。

6月24日は林檎忌

 

こんばんは。
 今日は、熱中症が怖くて、家でリハビリ歩行練習。
兼題句選句鑑賞、合間に昼寝ー。

さて、BS・TBS「吉田類の酒場放浪記」を見ながら
夜のしりとり俳句です。

早苗饗に作る柏餅  
(「早苗饗」がすてきな季語-)

早苗饗(さなぶり)  【季語の分類一覧】
 
「夏-生活」の季語
田植が終わった祝いのことでサノボリともいう。
もともとは田植始めに田の神を迎える「サオリ」に対し、
田植後に神が帰るのを送る祭だった。
転じて田植終わりの祝宴や田植休みの意になった。

早苗饗や神棚遠く灯ともりぬ     高浜虚子
ふる里の早苗饗すぎし田風かな    皆川白陀
ふところに田の風入れて早苗饗衆   堀内薫
早苗饗のあいやあいやと津軽唄    成田千空
馬も潔め早苗饗の酒はじまれり    木附沢麦青
早苗饗餅搗きたて犇(ひし)と笹衣  堀口星眠

「搗きたて餅」で作った柏餅、さぞおいしいことでしょう。
グリンピースの蒸しパンもいい感じ。

「柏餅」をいただいて

柏餅名物親父の力こぶ           哲菴

(赤羽のリハビリ病院裏の「伊勢屋」さん。
どでかい柏餅、どでかい豆大福が名物です。
働き者の親父さんは、すぐ腰を痛めて
お休み、三代目が頑張ってます。)

「力こぶ」または「ちから」または「こぶ」で
お後よろしく。
写真は、赤羽の伊勢屋さん。 名物豆大福。