能登地震の被災された方々へ

いまだ不自由を強いられているかと思います。

心よりお見舞い申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

(ミルトス館 代表 福江ちえり)

 

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負けてたまるか! のと復興・わじま再生 

※朝市観音プロジェクト  朝市観音建立発願趣意書

 

令和6年元日に遭遇した能登半島地震。震災の範囲は能登半島全域に及び、被災者もまた様々な分野に分け隔てなく及んでいます。寺院もまた嘗てない数の被災件数となり、伽藍の再建の目途や檀信徒への教化活動への影響等、これまでにない震災経験を機会に、柔軟で芯のある対応が求められています。

 

鳳来山永福寺もまた約五百年に及ぶ寺史にないものでした。百年ほど前に輪島市門前町より大本山總持寺山内寺院の格を離れて、輪島市鳳至地区の町民の合併移転の要望に応えて以来、寺檀ではなく、信者と寺という関係を築き、特に脇侍仏でもある如意輪観音は「能登国霊場三十番札所」として近郷の帰依を戴いてまいりました。

 

この度の震災を機に永福寺もまた再出発を迫られています。その復興再生の端緒に当たり、年来のご縁を戴いてきた輪島市民の被災状況を目の当たりにして、寺の再生がそのまま輪島市民への再生への寄り添い、ご恩返しになるべきではないかという思いが強く湧いてきました。

 

朝市観音の構想はそのようなわが思いのかたちです。構想とは次のようなものです。

 

焼跡の一区画を譲り受けて観音堂と観音像を建立し、その境内を朝市として利用してもらうのです。それは従来の本町通りでの軒先の露地売りとは違い、小規模でもあり、人数的にも限られるでしょう。然し、地べたに坐り、地元の食材などを地元の人のために供する。そのような朝市の初心に立ち返り、従来の朝市通りになるまでに、その最初の一歩を共に歩むこと、その一歩こそが大事なのではないでしょうか。それがそのまま朝市復興、輪島再生の象徴となる。それがわが願行の真相です。

 

今、願行の一歩を踏み出すに当り、私にあるものは、震災に遭っても守り抜いた由緒ある永福寺の観音様と朝市観音構想だけです。それを偶像と絵にかいた餅を有難がる愚か者であると言われることを甘んじて受け入れましょう。

 

この構想に賛同、援助して下さった方々にも、お堂に名を刻み、永代に亘って回向は致しますが、それ以外は何の見返りもないことを予めお断りしておきます。私は真の施主に巡り合いたいのです。そんな施主の真心と共に歩みたいのです。私もまた真の行者となるべく精進しなければなりません。

朝市観音構想の目標基金額は1億円とします。金銭支援だけではなく、土地の提供、又は、このわが構想を社会に広く拡散していただく形で賛同の意、施主となって戴いても結構です。

 

これが私の終活にして、最後のお釈迦様や祖師菩薩、そして歴住大和尚へのご奉公にして報恩行であり、輪島という地域社会への恩返しであり、復興という道程への寄り添い方です。

 

良寛を慕う末世の比丘にして、俳句にうつつを抜かす、愚かな仏弟子の所業と笑っていただきたい。徒労に終わるかもしれません。野垂れ死にするかもしれません。それでも私が再生するために、能登や輪島や朝市が再生し、新しい夢の一歩を実現するために、縁も所縁もない市堀玉宗という人生の旅人に力を貸して戴きたいのです。

 

右、十方有縁無縁の真心、施主を求めて、ここに勧進の趣意を表するものです。合掌。

 

法輪山興禅寺住職(鳳来山永福寺東堂)

市堀玉宗 

 

〇勧進目標額 金1億円

〇振込先

  郵便振替口座  興禅寺  00730・9・94330

〇住所 〒927-2151

  石川県輪島市門前町走出6・66・1 法輪山興禅寺

※振り込みの際は「能登半島地震義援金」と明記ください。

 

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