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今日は復活祭です。
ミサ了へて神父の頒つ染卵 越桐三枝子
句集『叙唱』より
私と同じ信仰の方だと、
ご紹介くださった方に教えていただきました。
カトリックの信徒でいらして、私はプロテスタント。
少しの違いはありますが、
言葉遣いや、何やかやと、それと分かり、
とても嬉しくなったのを覚えています。
復活祭には、ゆで卵にペイントしたり、
色紙に包んだりして、信徒に配られます。
何時から、なぜ始まったのかは、諸説あるようですが、
復活祭と言えば、卵が配られると言うのは、
よく知られています。
ミサを終えて、神父様は、
直ぐに、卵を信徒の皆へ配られたのでしょう。
このような神父様ですから、信徒一人一人へのご配慮も、
いかばかりかと伺うことができます。
神父様は、七面六臂の大活躍です。
幸せの分かち合い、何倍にも膨らむようです。
「頒」という文字をお使いになったのも、
如何にも信仰者らしいと思いました。
カノン