今日は立秋でした。全員の参加とはなりませんでしたが大内宿吟行を実施しました。
大内宿は福島県の南会津にあり、城下町会津若松と日光、今市を結ぶ重要な路の宿場町として江戸時代に栄えたと聞きます。参勤交代の列もここで疲れを癒したという、歴史を語るにふさわしい茅葺家屋が並んでいます。民宿を兼ねた店舗も数件ありました。
名物のねぎ蕎麦もいただきました。いっしょに頼んだ天ぷらの中に餡の詰まったお饅頭もありました。
ねぎ蕎麦はその名のとおり、長ネギを使って蕎麦をいただくのですが、、、。
帰りに大内ダムも見てきました。たまには緑豊かな自然の中に身を置くと、いろいろとリセットできて癒されます。アキアカネも指に止まってくれました。
吟行句を新鮮なうちに掲載いたします。
山 多華子
大内宿三度び味わう高遠そば
長寿の水戴き涼し高倉山
大内宿や甲子トンネル長かった
盆七日旧街道をしのぶなり
小林泰子
秋暑し雲の近き道の駅
高倉山口いっぱいに長寿の水
トンネルからトンネルへ大内宿
高遠そば食らう前に撮影会
大竹和音
萱葺きの大内宿や桐の秋
婆の店孫は手伝ひ秋うらら
渋滞を避けて山道沢ひよどり
刈谷見南國
立秋の山ヂグザグに走りたる
桔梗咲く小学生の描くやうな山
福冨陽子
立秋や善男善女の大内宿
葦の葉の屋根続らふて蕎麦の店
夏尽の福島に風あきあかね
大内宿全貌
