今回の熊本地震ですが、相変わらず余震が続いていて心配です。今日はうちの方でも雨の予報
ですが、 熊本地方では激しい雨の予報と聞きました。地盤のゆるみ・土砂崩れ等が心配です。
どうか、これ以上の悲劇、二次被害が起こりませんようにと祈るばかりであります。
【ちばてつや氏がブログに載せたくまもん絵 引用:kankiten0329さんのブログより←他にも画像有り】
さて、今回の地震のみならず、こうした大災害が起こると、居ても立っても居られない、早急に支援!
と思うのが人情というものです。けれども、頭の片隅にでも記憶しておきたいことも、実はあります。
そう、私たちの善意が被災された方々にとって仇にならないためにもね。
熊本市内の避難所では食料や水が不足しているそうですが、17日に大量の救援物資が一度に届い
た為、速やかに避難所に届けることが逆に出来なくなったそうです。物資を振り分ける人手が不足
しているうえ、どの避難所で何が必要とされているかをリアルタイムで把握するのが難しいからです。
善意が現地の負担にならないような配慮も必要ですからね。
◆以下詳細は ⇒⇒⇒ 熊本地震「賢い」支援をするために 善意を届ける前に考えてほしいこと
以下の漫画は阪神淡路大震災で被災された澤田圭さんがツィッターで御自身がお描きになった漫画
ですが、災害当初のボランティアや個人の救援物資のデメリットを伝えるものとして話題に・・・
↑誤解のなきように願いたいのですが、これは支援するなという意味ではありませんからね。
ただ「物資はドコに送ればいいの?」という問い合わせより、もっと
大事なことに回線と人手を使わせて下さい」という点にはハッとしました。
これ、重要なことですよね? (電話もいいけど、下記の掲示板等を最大限利用しましょう。)
その意味でも、刻々と変化する状況を把握するために、こうした掲示板もあります ↓
◆熊本市に必要な県・市の情報をリアルタイムでまとめ ⇒⇒ 熊本地震情報掲示板
ことさらに、こんなことを取り上げたのは、こうした大きな災害が今回で最後とは思えないからです。
非常に残念ですが、そのように考えておいた方が間違いありませんからね。
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そして、もうひとつ・・・自分たちが被災した場合を考えてみましょう。 日頃の備蓄や心掛け、また
避難所の場所の把握などはあなたも普段から考えておられると思いますが、 いざ!というときには
大きな問題がひとつ発生します。それはね・・・
家で飼っているペットたちの処遇なんですよ。
2010年の統計ですが、日本で飼われているペット数は、18歳未満の子どもの数より多いそうです。
まさにペット大国ともいえるのですが、普段なら別に問題は無いと思うのです。常識的な飼い方を
している限りはね。しかし、阪神淡路大震災・東日本大震災そして今回の熊本地震のような災害時 に
このペットたちはどうなるのでしょうか。いや、どうしますか、とお尋ねした方がいいかな?
災害の規模また家の損壊状況によってケース・バイ・ケースになるとは思いますが、家族同然の
ワンコやニャンコ、小鳥さん、ハムちゃん、うさぎさんなどの小動物、また熱帯魚や金魚、爬虫類etc
さあ、どうします? 家族で話し合ったことがあるかしら。
ズバリお尋ねします。避難所で生活を余儀なくされたとき、ペットをどうしますか?
連れて行きます? それとも・・・? いや、それ以前に受け入れられるでしょうか。
【画像引用:msn産経ニュースJAPAN-EARTHQUAKE Vol.20 ペットと共に No2】
ちなみに、環境省の方でもこの問題は把握していて、基本的なガイドラインは設けています。
それは、飼い主と動物を救助する人の安全確保を前提として飼い主がペットと共に避難する
ことが 想定されているんですね。つまり、(可能ならば)一緒に避難して下さい、と・・・
これは、動物愛護の観点と被災者になった飼い主の心のケア、そして置き去りにされた動物
による 人への危害防止や生活環境の保全のためでもあります。
【【画像引用:msn産経ニュースJAPAN-EARTHQUAKE Vol.20 ペットと共に No3】
一緒に避難することは推奨されていても、これは必ずしも「避難所においての人とペットと同居を
意味 するものではない」とされています。、一緒に避難してもいいが避難所では(必ずしも)
一緒には暮らせないよ、という意味なんですね。矛盾しているようですが・・・
ペットたちは家族同様であるけれど、世の中には動物が好きではない、またアレルギーがある方々は
確実にいらっしゃいます。(短期間とはいえ)狭い場所で、幾家族のもの方々が一緒に生活をしなけれ
ばならないとき・・・ワンコやニャンコを始めとするペットたちはどうなる?
【画像引用:ハザード・ラボ 東京都新宿区保健所 http://www.hazardlab.jp/】
各自治体での対応も、また避難所の規模ひとつ取ってもおそらくはまちまちなのではないかしら?
地域によっては明確に×であるとしている所もありますが、現状として容認してくれる所もある。
ただ、受け入れを拒否される場合はその判断に従うしかないという現実も認識しておきたいです。
◆環境省のガイドラインの詳細については ⇒⇒ 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
また、仮に市町村が認めていても、現実的に満杯である場合もありますし、こうした避難所は住民 の
自主管理になっていますから、役所の介入が出来にくいという点もあります。
もちろん、周辺の地域から手を差し伸べられることも・・・
【画像引用:NDN新潟日報 2011.03.20】
現在では、被災地の動物たちを救おうというムーブメントもあります。大手では以下も参考になるかな?
◆ペット災対協 ⇒⇒ 一般財団法人ペット対策協会
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<おまけのおまけ>
今回の地震に関わる支援窓口その他については、様々な方が拡散希望としてブログにURL等を載
せておられますよね。昨日、「おれの今日の記事を拡散してくれ」という熱いコメを頂いたので、教えて
頂いた情報として、以下に振込み口座番号やURLを参考までに載せておきましょう。
おそらく既に御存知の方も多いとは思いますし、もうブログに掲載しておられる方も多いかな?
以下、kankiten0329さんのブログより ⇒⇒ どこでもえぇー、いっぱい拡散してくれぇ~
(ありゃ?限定記事になってしまっている)
◆熊本市社会福祉協議会ボランティア支援金 振込み口座番号
1.名義: 社会福祉法人 熊本市社会福祉協議会 会長 潮谷愛一
(シャカイフクシホウジン クマモトシシャカイフクシキョウギカイ カイチョウ ウシオタニヨシカズ )
2.口座: 肥後銀行 宇土支店 (ヒゴギンコウ ウト支店) 普通 1423888
◆災害ボランティア募集の件 ⇒⇒ 災害ボランティアを募集します(熊本市HPより)
◆益城町のボランティアセンター ⇒⇒ 受付時間9:00~16:00社会福祉協議会が農機具メ
ーカーのグラウンドに開設 096-289-6090
(電話する場合、注意してね。問い合わせが殺到かも?)
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─── こうした自然災害は決して決して他人事ではありません。
あなたのお家ではペットを飼っているかな? いざ!という時にペットについても重要案件として
普段から考えて心積もりしておきましょうね。状況により、答えはひとつではありませんから・・・
それでは、長くなりましたが今日はこの辺で・・・またね。