皮膚の表面にポチッとできる『できもの』。
ごく稀に悪性の癌のこともあるので注意が必要です。
だからといって1cmにも満たない大きさのものを手術で取りたがる飼い主さんは少ないです。
→きちんと切除するためには動物は全身
麻酔が必要なんです
大きさを定期的に確認しながら様子を見て、しばらく経っても小さくならないので手術に踏み切る飼い主さん。
お互いの予定を調整して手術が2~3週間後に決定して…
手術直前に小さくなったり消えたりする事がわりとよくあります。
何ヵ月も同じ大きさだったのに、手術が決まった途端シュルシュル小さくなる謎の現象
まるで手術されるのがわかっていたかのようですよね
この現象、あまり深く考えたことなかったけど一度や二度ではない位たくさん遭遇しました
七不思議に認定しましょう(笑)
ところで、手術で麻酔をかけるので、
「ついでに歯石を取ってください。」
と言う飼い主さん、多いです。
(病院によっては同時にやらない所もありますが、私は全然オッケーです)
とある飼い主さん、しこりの切除と歯石取りの予約当日に、案の定
「しこりが消えました‼」
ということで手術は中止の流れかと思いきや
「切るのがかわいそうだったので良かっ
た‼でも口臭が気になるので歯石だけ
でもやっちゃってください‼」
…全然いいんですけど、なるべく麻酔をかけたくない飼い主さんが多い中で麻酔よりもメスを入れることの方が嫌だったとは…
飼い主さんの気持ち、勉強になる事がたくさんあります。
ちなみに手術してる時に
歯石も取っちゃえばいいのに~‼
と思う子がいます。
歯石取りは麻酔時間も料金もプラスでかかるので、希望がない限りあまり積極的には勧めないようにしてます。
もしかしたら飼い主さんも歯石取りたいけど遠慮して言えない方もいるのかも…
動物病院によっては他の手術とは一緒にやらない場合もありますが、聞くだけならタダなので(笑)、思いきって聞いてみてくださいね