今回の長崎旅行一番の目的地である『池島』へ。
現在進行形で軍艦島化が進む周囲約4キロの池島。
池島へは佐世保港・瀬戸港・神浦港の3か所から船が出ています。
私達はアクセスが一番楽な佐世保港から。。。
1日2便しかなく朝1番の7時20分発の船に乗りました。
造船所がある大島経由で池島へ行くはずが大島で船が故障したので乗り換えてほしい
と言われ・・・(乗船者のほとんどは仕事の為大島で下船、池島へ行くのは私達二人だけ)
乗り換え場所の瀬戸港まで車で送ってくれたのはいいけど出港が10時15分
待つ事2時間近く・・・
周りには何もなく長い時間でした。(何のために佐世保港から乗ったのか…苦笑)
そんなこんなで何とか無事池島へ到着。
池島港(軍艦島はこの池島港と同じぐらいの大きさなんだとか)
炭鉱ツアーに参加(事前申し込み)
元炭鉱マンガイドさんが待機してくれています。
説明を聞いた後昼食タイム、その後ヘッドランプとヘルメットを着用して坑内見学へ
当時のトロッコ列車に乗って元炭鉱マンガイドの方の説明を聞きながら坑内へ入って行きます。
ちょっとしたアトラクションみたいでワクワク。。。
途中から降りて歩いて見学。
掘削体験をする相方(^▽^)
炭鉱に関するいろんな事を見学して学ぶことができます。
炭鉱坑内を見学できるのは日本ではここだけです。
坑内見学後の午後からは島内に点在する炭鉱施設を巡る『坑外見学コース』に参加
立坑跡。
立ち入り禁止の看板も・・・
一度に100人以上が入れる炭鉱夫さんたちの大浴場。(第二坑道にある)
廃墟となった集合住宅。
8階建ての集合住宅。
ここも廃墟。
当時を再現した住居内部。
ツアーに参加すると中を見学できます。
屋上からの眺め。
ほとんどが廃墟。
島の中心部。
かつての商店街。
総合病院跡。
現在中学校は休校、小学校は生徒2人だけなんだそうです。
最盛期には7000人を超える人たちが住んでいた島。
今は200人以下に減少しているそう。
炭鉱の事故で亡くなられた方の慰霊碑。
現在は炭鉱跡地に研修センターが設けられインドネシア・ベトナムなどの年間約60名ほどが技術伝承の為に入国して働いているそうです。
午前中のツアーに参加したのは私達を含め10人、午後のツアーに参加したのは
私達を含め3人でした。
その中の一人、名古屋から来たと言う若い男性は軍艦島へ行きたかったんですが定員オーバーで参加できずネットで検索していたらここを見つけてこちらに来たとの事でした。
軍艦島へ行ってみたいと思っていましたが池島へ来れて良かったです。
中身のの濃いツアーでした。
15時47分発のフェリーで神浦港へ。
神浦港16時18分発の乗り合いバスで今夜の宿泊先である長崎市内へ。
1時間半ほどで無事市内に到着。
新地ターミナル近くのJALシティホテルにチェックイン。
晩御飯は中華街へ~