ジェイティービー(JTB)は24日、エースJTBで「夫婦」をターゲットとする商品を発売した。これは、10月1日から11月30日までが出発日のエースJTB対象商品を、夫婦及び2名以上のグループで申し込んだ利用者を対象に、抽選でギフト券や名産品をプレゼントする「秋のまごころキャンペーン」の核に位置づけるもの。

 夫婦全般を意識したものとしては、「ご夫婦で行く北海道・九州 大人の秋旅」と「おとなの旅時間 大人のいい旅」。「ご夫婦で行く北海道・九州」は、個人型プランの4コースと添乗員同行プランの2コースだ。個人型プランでは貸切タクシーを利用し好きな場所を観光できるなど、快適かつ効率的に旅を進められるよう設定。特に「黒川・湯布院・別府タクシープラン3日間」では、ドライバーが撮影した写真を夫婦に1冊、オリジナルアルバムとしてプレゼントするサービスも実施する。添乗員同行プランでは、かつてハネムーンや修学旅行で行った南九州を訪れるプランや、人気の高い寝台特急「カシオペア」に乗車するプランなどを揃えた。また「おとなの旅時間」では、「くつろぎ」、「体験」、「食事」、「湯」にこだわった24軒の宿泊施設を用意。毎月22日を「夫婦の日」とし、10月から3月まで各月に割安な旅行代金を設定している。JTBでは、この2商品合計で6000名の販売を目指す。

 さらに、夫婦の中でも団塊世代に狙いを絞り、添乗員付パッケージ「Dear NIPPON」を設定。これは食事や宿泊施設、移動手段、旅程の内容などを高品質にしつつ、4日間で最高11万円と価格を抑えたもの。コースによっては最少催行人数を2名からとすることで催行率を向上させる上、旅程のゆとりを持たせるために宿泊施設のチェックイン時間を早めに設定するなどの対策を採っている。またグリーン車やバスの座席を1名で2席利用できるコースも用意し、団塊世代の旅行需要の喚起も図る。「Dear NIPPON」の目標人数は1000名だ。

 日本航空(JL)は、12月19日から1月1日出発分のヨーロッパ方面のエコノミークラス割引運賃、「JALエコノミーセイバー」と「エコノミーWebセイバー」を従来の値段から10万円値下げし、24日から販売を開始する。値下げ後の運賃は、ロンドン、パリ、フランクフルト、ミラノ・ローマの路線で、「JALエコノミーセイバー」は平日25万円、週末27万6000円、「エコノミーWebセイバー」は平日24万6000円、週末は27万2000円だ。適用条件などの詳細は下記を参照のこと。

▽JALエコノミーセイバー
http://www.jal.co.jp/e_saver/
 国土交通省は、航空機内での無線機能のある電子ゲームなど最新の電子機器の使用制限について、常時使用禁止とするなどの改正をおこない、航空各社や空港の協力によるビデオ放映やポスター掲示等で広く知らせる。航空局では日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)などへの依頼を検討しており、旅行会社を通じて旅行者にも広く知らせたい考えだ。

 改正は航空法に基づき毎3年で懇談会の検討結果を踏まえ、対応を検討するもの。「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」の改正で、施行日は10月1日。自ら強い電磁波を発射する常時使用禁止、電波発射機能は無いが使用時に強い電磁波が発生するものは離着陸時のみ使用禁止、発生電磁波が極めて微弱なものは常時使用可とした3つの対応だ。

 今回の改正で新たに加わったのは、常時使用禁止に迷子防止情報通知タグの付くアクティブ型ICタグ、無線式マウス、無線対戦などができる電子ゲーム。また、無線通信機能のつく歩数計や無線通信機能のある心拍測定計なども対象。離着陸時に電源を切るものは充電器、GPS受信機などとなっている。
 ジェイティービーグループの6月の総取扱額は、前年比2%増の1058億100万円であった。このうち海外旅行は3.4%減の416億6200万円と前月に引き続き前年を下回った。ルックが2.4%増と前年を上回ったほか、メディア商品が18.8%増と好調で、企画商品合計で7.5%増と推移したものの、団体旅行が企業、組織ともに不振で、一般団体は23.3%減に低迷。教育団体は21.1%増であったものの、団体合計で10.5%減となった。FITも3.6%減と振るわなかった。人員ベースでは2.3%減であったが、ルックでは1.5%増と増加。ルックの方面別では中国が21.4%増、アジアが11.2%増、欧州・ロシアが8.2%増となったが、ハワイが6.4%減、グアム・サイパンが7.5%減と落ち込んだ。

 一方、国内旅行は4.9%増の618億7500万円と好調に推移。組織が15.8%減となったものの、企業や官公庁・自治体が牽引して団体合計で1.1%増と前年並みを維持。また、企画商品ではエースが17.6%増、取扱人員でも31.9%増と好調で、企画商品全体で10.3%増となっている。国際旅行は35.9%増の22億6400万円であった。
 
 なお、JTBグループ24社の合計は、2.3%増の1370億1000万円。国内旅行が4.9%増の821億1900万円、海外旅行が2.4%減の522億9600万円、国際旅行が32%増の25億9500万円であった。

 リクルート(東京都中央区)は、同社が運営する海外旅行情報サイト「エイビーロード(http://www.ab-road.net/)」に、20代後半から30代後半の女性をターゲットにした海外旅行検索コーナー「大人の女の贅沢旅行」をオープンした。

 同コーナーは女性の海外旅行の目的として多く選ばれる「のんびり休息」「名所・旧跡観光」「おいしいものを食べる」「ショッピング」の4つのテーマから検索できるのが特徴。

 具体的には至福のビーチで時間を忘れる(ハワイ・バリ・モルディブ・ドバイ)、街並みがかわいいヨーロッパを歩く(英国・フランス・イタリア・ドイツ)、大自然から癒しのパワーをもらう(カナダ・オーストラリア・スイス・米国)、アジアでグルメとキレイを手に入れる(タイ・ベトナム・台湾・韓国)の4コースを用意した。

 エイビーロードは、常時4万件の海外ツアーが検索できる国内最大級の海外旅行情報サイト。今年5月に団塊世代向けコーナーをオープンしており、今後もさまざまなターゲットに合わせたテーマ別コーナーを展開していく。