これまで禁止されていた中国 からの台湾 への観光旅行が7月、解禁されることになった―初回の定員は全国で600人に限定されており、応募数はこれをはるかに上回ることが予測されている。

 北京では12日、台湾の対中交流窓口機関「海峡交流基金会」の江丙坤理事長と、中国の対台湾窓口機関「海峡両岸関係協会」の陳雲林会長が会談。中国からの週末直行チャーター便運航と台湾観光旅行を7月に解禁することで合意している。

 7月の解禁に向け、中国 国内の旅行社は団体旅行の企画を進めている。広東省の広之旅国際旅行社では、台北をはじめとする主要都市や人気観光地の阿里山、日月潭をめぐる台湾一周ツアーを計画している。費用は5-6日間で7000元(約11万円)、8-10日間で1万1000元(約17万円)程度になる見込みだという。

 中国政府は今週、観光旅行を企画している9都市の主要旅行社に対し、初回の定員を合計600人に限定すると通達した。一方、応募者数は中国旅行社の広州支店だけでもすでに8000人を超えているという。同支店の広報担当者は「今後、定員数は倍増していくでしょう。今回は台湾に家族がいる応募者を優先する予定です」と述べている。