JTBが9月26日にまとめた2007年秋(9月―11月)の旅行動向によると、58.1%の人がこの時期に旅行を計画しており、特にその割合は60歳以上で70%となった。国内旅行では世界遺産に登録された石見銀山がある中国方面、海外旅行 はアジア方面の人気が高いという。
9月―11月に旅行を計画する人は2005年で55.3%、2006年で57.1%と増加傾向にあり、同時期にJTBが販売するパッケージ旅行商品の予約状況も好調に推移している。国内旅行では、首都圏から中国四国方面へ出発する人が9月、10月、11月とも大幅な前年比増となった。また世界遺産の熊野古道がある南紀方面も予約が伸びている。海外旅行ではアジア方面のほか欧州方面が好調となっている。
秋の旅行を計画する人は、20歳代が52.3%、30歳代は53.8%、40歳代では56.9%、50歳代は57.3%と、年代が上がるにつれ増える傾向がみられる。
出発時期は世代によって傾向が異なり、60歳以上の男性や50歳代―60歳代以上の女性は9月下旬から10月下旬の平日が多い。30歳代―50歳代の男性は、9月中旬から10月上旬の3連休や週末が多く、有給休暇の利用意向も高い。
また同行者について尋ねたところ、全体に「友人、知人」という回答が31.5%でトップ。「夫婦のみ」が29.5%とこれに次いだ。「1人旅」という回答も18.9%と比較的多く、「子供連れ」は13.1%と最も少なかった。
性別、年代別にみると、「夫婦のみ」という回答は60歳代の男性で60%あった。しかし同年代の女性ではこれが26.7%にとどまり、「友人、知人」という回答が42.2%で最も多かった。「男性は配偶者を頼りに夫婦旅行を楽しみとし、女性はもっと気楽な友人との旅行を楽しみとしていることがうかがえる」(JTB)
これらの旅行動向は、JTBが9月7日―10日にインターネット上で実施したアンケートと、9月中旬の予約状況をもとにまとめたもの。アンケートの有効回答数は1300。性別の内訳は男女同率で、各年代から均等に回答を集めた。