楽天は7日、持ち分法適用関連会社で中国の旅行サイト運営会社、シートリップ・ドットコム(ケイマン諸島)の保有株全株を売却すると発表した。シートリップは米ナスダック市場に上場しており、楽天は米国を中心とした海外市場での売り出しにより売却する。

 楽天が保有するシートリップ株の簿価は約120億円で、株式の売却価格は未定。ただ現在の株価は取得時を上回っており、売却で得た資金は事業資金や、借入金の返済などに充てる。

 シートリップは2000年の設立。上海に事業拠点を置き、中国で宿泊・航空券予約サイトを運営する。楽天はシートリップの成長性などを評価して04年に発行済み株式の約20%を取得した。取締役1人を派遣しているが、取引関係はなかったという。