プルフェス2022(11/23 池袋LIVE INN ROSA)観に行って来ました。 | 黒猫マークの宅配便のブログ 「じんせいかくえきていしゃ」(since 2006,10,17)

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携帯嫌い・飲んだくれ・アニメ・ゲーム・コスプレ・プロレス・舞台・歴史好きのオタのブログ。

今年(2022年)3月14日に、

『目黒鹿鳴館』

で開催されたソロライブ!

『遠吠えサバト』

で、日本の音楽史に残る(であろう)伝説を作り上げたのが、イイプルギスの夜さんです。

 

1980年にオープンし、インディーズ時代のX JAPANやGLAYが活動拠点にされていた事でも知られる

『目黒鹿鳴館』

の歴史上、始まって以来となる

「一人のアーティストのみが単独出演する弾き語りライブ。」

でした。

 

満員のお客さんの前で、数々の曲を歌い上げたイイプルギスの夜さんのお姿は、今でも思い出す事が出来ます。

 

この日、

「新たな伝説を作り上げる!」

べく、プロデューサーのTHOGOさんから開催発表されたイベントが有りました。

それが、

『プルフェス』

でした。

 

日時は、11月23日(水・祝)に池袋LIVE INN ROSAで行われるとの事で、その時点では

「まだ半年以上有るじゃないか…。」

と思っていたのですが…。

 

プロデューサーのTHOGOさんが作り上げた日本一のワンオペ配信スタジオ

『秘密基地』

から、ツイキャスプレミアムでの有料配信を拝見させて頂いたり…。

 

2020年7月12日開催の『令和”歌唄い”三人旅』岐阜県・中津川Breath公演の際に、

「次回も(中津川に)観に行く」

とお約束していたのに、中津川公演が開催されなかったので…。

「約束を果たすために出陣じゃー!!」

と意気込んで、今年の8月19日にに愛知県の

『Music Bar Perch(鶴舞パーチ)』

で行われた

『間々田優×中村ピアノカップリング全国20か所ツアー
燃えよギター!燃えよ鍵盤!
ままだとピアノの大逆襲
秘密基地拡張大作戦』

名古屋公演にも、現地参戦させて頂いたり…。

 

さらには!

 

CPEキャットファイト等でお馴染みの!

マルチパフォーマーの若林美保さんが、Twitterで

「イイプルギスの夜さんの曲を使われている。」

とご紹介して下さったので、川崎ロック座の11月中(11月11日~20日。1日4回公演)の千秋楽(20日)に伺わせて頂いたり…。

(中日辺りに気付いて、急遽予定を組み入れたら、この日の夕方以降しか入れられなかった…。)

 

…まぁ、そんな感じで。

 

アッと言う間に当日を迎える事になりました。


11月23日は、肌寒く、激しい雨が降っていました。

 

雨が降ると、最寄り駅までバスに乗車するのですが…。

川崎ロック座参戦時に乗ったバスが、駅前のショッピングモール等に向かう大渋滞に巻き込まれ、本来10分で行ける場所なのに1時間近くかかってしまったと言う反省を踏まえ、早めに家を出ました。

 

…その判断は正しく!

 

乗車予定のバスよりも1本早い便が、駅のはるか手前から大渋滞に巻き込まれて動けなくなっているのが見えました。

「これは、1時間はかかってしまうぞ!」

と言う場所だったので、激しい雨が降る中ではありましたが、駅まで数十分歩きました。

 

幸い、この時点では雨は落ちていなかったのですが、電車に乗って池袋に向かい始めた途端に降り始め…。

池袋駅に到着した14時前には強い雨となっていました。

 

勝手知ったるLIVE INN ROSAが会場なので、すぐに到着出来ました。

 

この時点で、開演時間から10分ほど経過していたので、スグに地下2階まで下りて受付けを済ませました。

普段はアーティスト予約でチケットをお願いさせて頂くのですが、今回は早めに入場したかったので、ファミマで事前購入していました。

しかし、受付に並んでいる方は誰もおらず…。

既に、皆さんが入場された後でした。

 

会場に入ると、今回はオールスタンディングだったので、座席は配置されていませんでした。

しかし、フロアには殆どお客さんの姿はなく…。

 

前方に十数名がいるだけと言う状態でした。

 

この公演は再入場可となっており、まだ時間が早かったので、外に食事に出られた方も多かったに違いありません。

 

…そんな感じだったので、入場時間の割には最前列を確保する事が出来ました。

「たまには上手側(ステージ右側)で観よう!」

とも思ったのですが…。

何故か?

気が付くと下手側(ステージ左側)で観る事になりました。

(下手側前方の壁側に、ステージとコンクリート柱の間に出来たデッドスペースがあるので、いざとなったらココに退避出来るのが頭に入っているからでしょうね…。)

 

最初こそ十数人と言う感じだったのですが、時間を経る毎に少しづつ増え始め…。

開演時間には満員の盛況となりました。

 

それでは、以下感想らしきものになります。

 

イイプルギスの夜 presents 

~プルフェス2022~ 

日時:2022年11月23日(土) 

時間:14:00開場 / 15:00開演

会場:池袋LIVE INN ROSA(東京都豊島区西池袋)

観衆:未発表

出演:イイプルギスの夜 / April in 85 / Ghetto-月凍- / 危険物品

 

【イイプルギスの夜(ソロ)】(15:00~)

最初に登場されたのは、イイプルギスの夜さんでした。

 

袖の部分が、ゴッホのひまわりの絵のような花柄で、それ以外がピンク色と言う衣装でした。

上手側の袖から登場されると、目黒鹿鳴館の時と同じように会場全体をご覧になって、嬉しそうな表情をされていたのが印象的でした。

 

MCでは、秘密基地配信等でもお話しが出ている、THOGOさんとの出会いや目黒鹿鳴館でのソロライブの時の事をお話しされていました。

「応援キャンペーンの時、170%を達成できた。100%を超えた70%があったので、今日ライブが出来ている。」

との事でありました。

 

現在、活動の拠点都内に移されたとの事だったので、その経緯についてもお話し下さいました。

 

曲の方は、イイプルギスの夜さんの代名詞とも言える名曲

『good night』

他でした。

 

曲が始まって、ギターが演奏され始めた時に、

「おや?音がいつもと違う?」

と思ってイイプルギスの夜さんを良く見たら、普段はアコースティックギターで演奏されているのに、この日はエレキギターを使われていたのに気づきました。

 

当たり前ですが、両者は音の鳴り方、聞こえ方も違います。

それに、ライブでエレキを演奏されるイイプルギスの夜さんは、自分は初めて観ました。

 

これだけでも、

「観に来て良かった!!」

と思えるものでした。

 

この後、バンド編成でのステージが控えている為、ここでは2~3曲ほどで終了となりました。

 

【危険物品】(15:30~)

<セトリ>

オレンジ

be off

Lift off

スーパームーン

永劫回帰

what's up!

cloud9

 

初めてステージを観たバンドです。

 

『「危険」物品』

と言うバンド名から、

「いかつい感じの男女が出演するヘビメタバンドか!?」

と、勝手に思い込んでいたのですが…。

 

実際には、

「青春真っ盛り!」

と言う感じの、好青年たちだったので、ビックリしました。

曲の方も、

「これぞ青春!」

と言う感じでした。

(あくまでも、個人の感想です。)

 

こちらのバンドは、ラッパーの方が普段からメンバーとして参加されているようです。

この日は、レギュラーの方が諸事情で不参加との事で、西口プロレス一期生のキッドさんと言う方がご出演されていました。

 

見た目同様!

メンバーの皆さんのお人柄が良く、ボーカルのSHINONさんが気さくに終演後に声をかけて下さったりして、嬉しかったです。

 

【Ghetto-月凍-】(16:25~)

こちらも、初めて観るバンドです。

 

陸上か水泳のアスリートのようで、本当にかっこいいい!!

 

無駄なものは全てそぎ落とした、大人のバンドと言う感じでした。

自分は、

「無駄なものを廃し、己の道を突き進むアスリート」

のように見えました。

 

歌も曲も演奏もルックスも…。

全てがカッコ良いバンドでありました。

 

【April in 85】(17:20~)

<セトリ>

隣室は水槽、泡音しか聞こえない。

OCEAN

DNA

PLUMERIA

NIGHT FLOW FISH

VENUS

APRIL FOOL

 

こちらも初めてのバンドです。

第1印象は、ボーカルの方がビートルズのジョン・レノンのようだったので、

「海外から来られた皆さんかな?」

と言うものでした。

 

バンド全体の見た目も、そのイメージに合わせられたのかも知れませんが…。

かっこいい曲とかあったりして、びっくりしました。

 

また、歌詞が聞き取りやすく、内容もちゃんと伝わって来るものだったので、

「この人たちスゴイ!!」

って思いながら、ステージを観ていました。

 

【イイプルギスの夜(バンド)】(18:15~)

<バンドメンバー>

Guitar/ Vocal.イイプルギスの夜

Guitar.syo-ji(ガチンコバンドクラブ)

Bass.時雨

Drums.TERO(†яi¢к)

 

最後は、イイプルギスの夜さんが、バンド編成でステージを行われました。

シルクロードのどこかの国の民族衣装のようなデザインの衣装を身にまとわれてのステージでした。

バンドメンバーは上記の通りです。

 

今回は、アルバム

『遠吠』

の中からの選曲との事だったので、

『蘇州夜曲』

がお聴き出来なかったのが個人的には残念でしたが…。

楽しみは後日に取っておくと言う事で…。

 

当日の正確なセトリは不明ですが…。

覚えている曲をいくつか…。

(曲順も不明です。)

 

イイプルギスの夜さんの代表曲

『Good night』

は、バンドアレンジになると全く印象が異なって、凄くカッコ良い曲になっていました。

 

特にカッコ良かったのが

『アンダルシアに憧れて』

でした。

このアレンジのver.は、またいつかお聴きしたいです。

 

亡くなられたご親友の事を歌われた曲

『I know how you feel』

も歌われました。

「前向きに生きようと思うので、この曲はもう歌わないかも?」

と仰っていましたが…。

イイプルギスの夜と言う方の人生や曲作り等に、大きな影響を与えられたご親友が生きていた事の証明にもなると個人的には思ったりしています。

(歌詞の内容をお聴きすると、おそらくイイプルギスの夜さんも思われている通り、複雑な気持ちもあるのですが…。)

これからも、折に触れて歌って欲しいなと思う自分でありました

 

『時間が止まれば』

も、バンドアレンジだと全く印象が異なりました。

「アレンジが変わると、同じ曲がこうも変わるのか!」

と言う驚きがありました。

 

アンコールは、ハードロックver.とも呼ぶべきアレンジの

『Good night』

でした。

 

普段、静かに歌い上げているイイプルギスの夜さんと異なり、アツく歌い上げられているお姿が印象的でした。

 

「確か、目黒鹿鳴館の時も『Good night』は、(自分の記憶が確かなら)3回歌われた記憶があるので、これで終わりだろう!」

と油断していたら…。

 

最後に、LUNA SEAのカバー!

『ROSIER』

が来ました!!

これは予想外でした。

 

イイプルギスの夜さん、してやったり!!

 

…そんな感じで!

初のプルフェスは幕を閉じたのでした。

 

今回は、ステージもだったのですが…。

特にイイプルギスの夜さんのMCが、心に強く響きました。

 

…と同時に!

今回のバンドメンバーのお一人!

ガチンコバンドクラブのメンバーでもあるsyo-jiさんの、人柄の良さも感じられるものになりました。

(syo-jiさんは本当に素晴らしい方で、自分が秘密基地配信を見る事になるきっかけを作って下さったり…。

師匠の一人だと思って、尊敬しております。)

 

他にも、素晴らしいご出演者やお客さん達が集まって下さって、素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。

ありがとうございました。

 

これからも生きて、イイプルギスの夜さんのステージを観て行ければと思います。