『THOGO FEST』
開催日となっていました。
昨年(2019年)9月8日(日)に、台風15号接近のさ中に新宿ロフトプラスワンで行われた
『THOGO FEST2019』
から、早くも1年が経とうとしてます。
打ち上げ付きコースを申しこんでいた自分なので、朝まで飲んでから新宿駅に行って、始発に乗ろうとしたら運休していて…。
そこから紆余曲折あって、14時30頃に家に帰りついたら、家の屋根が吹っ飛んでいて、自分の部屋が大浸水していたと言う…。
なかなか強烈な出来事がありました。
今年。
新型コロナウィルス感染拡大等による影響によって、開催予定だった多くのイベントも、中止や延期・会場変更等が行われるほどの大きな影響が出る事になりました。
『THOGO FEST』
も、残念ながら中止となってしまいました。
その代わりと言う事ではありませんが、シークレットライブが行われました。
『ままだとこうじ』
と名付けられた今回のライブは、参加資格がありました。
2月26日に発売された、間々田優さんのアルバム
『平成後悔』
発売に先立って行われた応援キャンペーンで、限定の
『赤い月・ウサギ』
Tシャツ付き以上の金額のコースを申しこまれた方の中から、希望者が東京(4月18日開催予定)・山梨(5月17日開催予定)・大阪(6月21日開催予定)から1会場を選び、抽選で当った会場のライブに参加できる事になっていました。
ただし、当日はTシャツ着用が絶対条件で、忘れた場合は入場不可となっていました。
第1希望の東京会場での公演に当たり、4月18日(土)開催が発表されていました。
しかしながら、まだ新型コロナウィルス感染拡大が続いていた時期でもあったので、参加資格はそのままに延期されました。
開催順も、東京→山梨→大阪の順だったのですが、日程の都合上、6月21日(日)に山梨県某所にて初回が行われた為、2番目の公演と言う事になりました。
![間々田優×石川浩司『ままだとこうじVol.2』(9/6 都内某所)](https://stat.ameba.jp/user_images/20200912/14/haigorei/1c/29/j/o3264244814818270193.jpg?caw=800)
昨年同様に、台風10号が九州に接近しつつある中、都内某所に向かいました。
我が家を16時過ぎに出発しましたが、
「都内は、一時雨が降る。」
と言う予報も出ていましたが、幸い会場に入るまで雨は降りませんでした。
到着が早かったので、数年前に一度だけ舞台を観に行った事があるイベントスペースまで行ってみましたが、駐輪場になっていてビックリしました。
その後、歩いて数分の会場前に到着したら、既に
『赤い月・ウサギ』
Tシャツを身にまとわれた皆さんがお待ちでした。
全国ツアーの際にお会いする機会が多い常連さん達が、殆ど集結されていました。
次の大阪は、地元や近県のファンの方ばかりと言う事になりそうです。
因みに、このTシャツの背中の部分には、赤文字で
「刺してやろうか」
とプリントしてあるので、ご通行中の皆さんが
「何事か!?」
と覗き込む事…。(汗)
ご通行中の皆さん。
怖くないですよ!!(滝汗)
この会場、小さなビルの2階にありました。
2階へはエレベーターで上がるのですが、定員の都合でおよそ5名づつに分かれての会場入りとなりました。
間々田優×石川浩司「ままだとこうじVol.2」生配信!(視聴可能日:2020年9月20日まで)
エレベーターを降りると畳一畳分有るか無いかと言う狭さのホールがあって、その右手に入り口のドアがありました。
ドアを入ると、正面がバーカウンターで、その前の狭い通路を右手に進んだ先の右手に、客席とステージがありました。
また、左手にはカウンター席がありましたが、この会場には楽屋が無いため、出演者の方がお座りになって出番をお待ちになっていました。
(丁度、アルファベットの「L」の字を反転させて、上下逆にした構造でした。縦棒が通路。横棒がステージと客席だと思って頂ければ、お分かりいただき易いかと思います。)
バーカウンターと出演者席となっているカウンター席を除けば、20名入ればいっぱいと言う感じでした。
そこに、満員の
『赤い月・ウサギ』
Tシャツを身にまとったお客さんが座り、定刻にシークレットライブが始まりました。
今回のライブは、ツイキャスプレミアムにて同時配信が行われました。
しかし、このライブはシークレットライブとして行わたものであるため、セットリストの公開は差し控えさせて頂きます。
有料ですが、ツイキャスプレミアムでの配信チケットをご購入の方は、9月20日(日)までアーカイブ映像をご覧頂けますので、興味がおありの方は、そちらをご覧ください。
間々田優×石川浩司「ままだとこうじVol.2」生配信!
https://twitcasting.tv/thogo777/shopcart/20544
以下、簡単な感想です。
・シークレットライブ
「ままだとこうじVol.2」
日時:2020年9月6日(日)
開演:19時30分~
会場:都内某所
観衆:未発表(満員)
【イイプルギスの夜】
あの、様々なハプニングが発生した、7月12日(日)の
『令和”歌唄い”三人旅』
中津川Breath公演以来となります。
中村ピアノさんと猫ひろしさんとのユニット
『猫ピアノ』
の応援キャンペーンのTシャツを着てのご出演でした。
当初は、イイプルギスの夜さんのご出演は無かったのですが、日程変更が良い方向に働き、今回のご出演が実現しました。
山梨を経由して、12時間もかけて会場においで下さったとの事でした。
今回のステージでは4曲歌って下さいました。
個人的には、イイプルギスの夜さんのホームグラウンドである岐阜県中津川市まで遠征した前回公演の時よりも、落ち着いた精神状態でお聴き出来ました。
しかし、心拍数の上がり具合は、この日の出演者の中で一番凄かったです。
やっぱり、自分はイイプルギスの夜さんの歌が好きなんだと再認識しました。
【石川浩司】
伝説のバンド
『たま』
のパーカッショニストで、
『パスカルズ』
に参加・活動されている石川浩司さんが、2番目に登場されました。
自分は、初めて生でステージを拝見させて頂きました。
ステージが始まる前、下手側(ステージ左側)を向き、物凄い形相でギターを演奏する為のイメージトレーニングをされていました。
イメトレなので演奏はされておらず、音は鳴らされていませんでした。
このお姿を目にして、一流の格闘家がストイックに自ら求める姿を追い求め、闘いに臨んでいる姿とダブって見えて、物凄く怖かったです。
コロナで仕事が無くて、6月位には収まるかと思ったのに長引いてしまい、大変だったそうです。
人からの紹介で、東京都の芸術家支援の為の助成金事業に映像を提出して、審査を通過したと言う曲から始まったんですが…。
この曲。
一度聴いたら忘れないと言う程の、強烈なインパクトがある為に、会場の皆さん方の中でも
「歌って下さらないかな?」
と言うお話が出ていたのですが…。
よくこれで審査が通ったなぁ…。(笑)
演奏が始まった瞬間。
場内で、サビの部分の大合唱となりました。
途中、イイプルギスの夜さんをご覧になって、急遽演奏予定になかった曲を歌って下さいました。
(石川浩司さんのステージ終了後、イイプルギスの夜さんがご挨拶に伺われていましたが、物凄く嬉しそうでした。)
全5曲歌って下さいましたが、最後の曲はシークレットライブと言う形でなければ歌って下さらないだろと言う曲でしたね…。
カウンター席に座られていた間々田優さんの方を見たら、笑いつつも、真剣に聴かれていました。
(チャットのコメント見たら、間々田さんを心配されたコメントもあったので、取り敢えずご報告まで。)
音楽と言うものの概念を根本から覆す、物凄いアーティストさんでした!
日本一のイベンター(だと思っている)THOGOさんが呼ばれただけの事はあります!
是非、機会がありましたら、またライブに石川浩司さんを呼んで下さいませ!!
【間々田優×石川浩司】
間々田優さんと石川浩司さんとのセッションになります。
最初は、相変わらずのハイレベルなサウンドチェックから始まりました。
間々田優さんと、石川浩司さん。
そして、たまの楽曲から9曲。
アンコールが2曲となっていました。
間々田優さんの曲は、アルバム
『平成後悔』
の収録曲を中心としたもので、石川浩司さんのセトリも、配信ライブを過去にご覧になった皆さんにはお馴染み(であろう)曲が並んでいました。
このセッションですが、信じられない事に、毎回本番一発合わせとなっているそうです。
配信をご覧になっていた方は分かり辛かったと思いますが、お二人の気迫が凄かったです。
まるで、一流の格闘家同士の闘いのような緊張感を漂わせていました。
石川浩司さんのパーカッションを初めて観た印象ですが、相手の楽曲をしっかり頭に叩き込まれ、
「次の音がこの音程だから、こう音を出そう!」
「こんな歌詞だから、あんなセリフもしゃべってみよう。」
と言う事を瞬時に理解し、演奏したりトーク出来たりと言う…。
物凄いステージでした。
5月31日に行われた、
『令和三人旅無観客配信』
では、間々田優さんが八千代を歌われている背後で、石川浩司さんがチェーンでご自分の首を絞める(勿論イメージ)と言う、
『八千代首〇り事件』(仮称)
がありました。
(今回の配信チケットの告知画像が、その直前のシーン。)
THOGOさんをして、
「石川浩司×間々田優は狂気以外無かったです。」
とTwitterで述べられた程の衝撃的な場面でした。
それについてお話があって、
石川浩司さん「あれね、上手い事撮れたね!」
間々田優さん「まさか、人生の中でステージ上で人を〇す事になるとは…。あれがターニングポイントになった。」
との事でした。
その、
『八千代首〇り事件』
再び!?
と思える場面もあったのですが、今回は別のアプローチで恐怖を表現されていました。
(カバンの中から、次々とアイテムを取り出されて使われるので、皆さん驚かれていました。)
アンコールでは、THOGOさんもステージに上がられ、セッションに参加されました。
一番最後の曲は、出演者・お客さんの全員でのセッションとなりました。
石川浩司さん曰く。
「小学生2年生レベル!」
との事だったのですが…。
事前に練習の時間があったものの、タイミングが合わなくて難しかったです。
間々田優さんが、刺してやろうかの大旗を使ってタイミングを教えて下さったので、皆さんお分かりになり易かったと思われます。
それでも、自分はタイミングを外しまくりました…。(汗)
石川浩司さんは、
「旗折ってやろうかと思った…。(笑)」
との事でしたが、楽しかったです。
「もうセッション仲間なので、またやろうぜ!」
との事だったので、いつか実現できればいいなと思っています。
こうして、また一つ伝説が誕生しました。
「昔、たまのランニングの奴とセッションしたよ。と自慢して良い!」
と石川浩司さんが仰っていましたが、本当に現地で観ていたのが自慢になります!!
素晴らしい時間を過ごす事が出来て、感謝しています。
また機会がありましたら、THOGOさんには間々田優さんと石川浩司さんとのイベントを開催して欲しいと思った自分でありました。