■2024年3月の全体料理教室
障害を抱える方達が住まわれているグループホームでも、色々な方に料理を教えている活動も行っています。
それ以外にも、自宅や公共の施設にも出張したりもしていますよ😊
年齢層も幅広く、中には十代の子もいます。
抱えている障害も様々で、ダウン症だったり統合失調症であったり、知的障害であったり…
障害を抱えていても、料理が好きなことに、美味しいものをつくりたいことに、健常者も障害者も関係ありません。
中には、ものすごくおいしい料理をつくる方もいます。
本当にびっくりするくらい。
障害を抱えているから？何なの？
何ができて、出来ないことや、それは生きるすべての人が共通的なこと。
そこに勝手な偏見や差別は全くないし、その勝手な思想を相手に押し付けることも、改めるべきだと思う。
先日、ウイングス京都にて開催された「バリアフリーシェリング」で、障害を抱える二人が講師を務め、美味しいパスタ料理とスープ料理をデモンストレーションで披露しました。
周りで観ていた参加者の方々からは、勇ましい二人の勇気に称えるものがあったようでした。
この日のために何度も練習したり、ミーティングしたり、本当に二人にはお疲れさまと、本来のバリアーフリーという壁を壊してくれたと感じました。
彼らの一つの楽しみが料理をつくること。
自分達が食べる料理をつくって、皆に美味しいと言ってもらいたい。
そんな一途な想いを、料理には自然と表現されています。
冗談も言いながら和気あいあい。
顔つきは真剣そのものです。
それにしても、料理への姿勢も技術力や感性も、いろんな面で上達したと感心してしまいます。
自分の思い描いたように料理を仕上げてみて？
と彼らにいつも言います。
発想や想像力は料理にはとても大切だからです。
その甲斐あってか、自分の納得がいくまで料理と向き合ってくれています。
「どう？今日のは！」
自分でつくった作品を大事にする気持ちが、顔からにじみ出ている。
本当に嬉しそう。
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