フランス杯に向けて、キンバリーさんの記事も出てきましたよー。
こちら→ http://www.baltimoresun.com/sports/olympics/bal-sp.meissner14nov14,0,4690193.story
じつはアシュリー・ワグナー選手のインタビューも見つけていたりして。
キム・ヨナ選手のIFSの記事も面白いし、どれから日記に書こうか、悩むなあー。





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さて、中国杯男子FS、いよいよ感想いってみたいと思います。
何日遅れでしょうか。我ながら遅いなあ。
前回SPの感想は上位3人だったんですけども、日本からエントリーの柴田嶺選手のSPとFSの感想も含めて、今回は書いていきますね。



男子SP12位 柴田嶺選手
「死の舞踏」。柴田選手の、いま、持っている力というのは、まずまず出し切れた演技だったのではないでしょうか。ジャンプの流れも良かったですし、ステップ、途中転倒がありましたが、最後まで気持ちを途切れさせず演じ切れていましたよね。
ビールマンスピンのポジションが昨年より綺麗になっている気がします。
直前に故障があったそうですが、落ち着いた素敵な演技でした。



男子FS12位/総合12位 柴田嶺選手
「幻想即興曲」オーケストラバージョン。
男子には珍しい、I字スピンやY字スパイラル、ドーナツスピンやビールマンスピンなどが入ったプログラム。柴田選手の個性である柔軟性をよく活かした振付だと思います。
足の故障のせいもあるかな、ジャンプはやや決まりませんでしたが、とても美しい演技で、見ていてとても楽しめました。とくにスパイラル、男子の場合、スパイラルは必須要素ではないんで得点はつかないんですけども、特別に得点をつけて欲しかったくらい、ディープエッジでポジションも素晴らしいスパイラルでした。
プロトコルを見ると、やはり、スピンの得点が本当に高いですね。柴田選手にはほかの男子選手にはない個性がありますねー。海外ニュースサイトでも、柴田選手のビールマンの写真が配信されていました。
もういっそシャーロットスピンもやっちゃえ! 柴田選手ならできるはず!
いまの良さを活かしつつ、あともうちょっとジャンプが決まると上位にいけるのかなあという気がします。でも灰原は、とても好きなプログラムでした。
柴田選手は、昨年の演技と見比べると、スケーティングがとても綺麗になった気がします。ぎこちないところがなくなって、滑らかになってきたエッジさばきと、柔軟性に跳んだ持ち味が相乗効果を上げているような。幻想即興曲、曲は去年と同じだけど、アレンジが変わっているそうなんですが、いまの柴田選手にはジャストだったと思います。
7月に足を怪我して、まだ違和感が残っており、怪我の影響でジャンプのフォームを変えた、と、10月時点の学内インタビュー(http://www.meispo.net/news.php?news_id=376 )で語っている柴田選手。今回は厳しい戦いとなってしまいましたが、ここから、全日本選手権、インカレ、国体、と試合も続きますし、あまり無理をせず、頑張って欲しいです。お疲れさまでした。



男子FS3位/総合3位 ステファン・ランビエール選手
「フラメンコ」。このプログラムはやっぱり好きだなあ。音楽がドラマティックで、引き込まれてしまいます。
やはり体調万全ではないということでしょうか、不得手な3Aは回避、2Aに抑えてきましたが、4Tは2回入る構成にしてきてたんですよね。というか、もしや今年は、クワドを2回跳んで3A跳ばない作戦にしてきたのかなあ。ランビエール選手については、それもアリな気が。ようするにアクセル跳んどきゃいいんだから、2Aから3連コンボ入れちゃうとかにすればいい気がします。2A+3Lo+2Loとか。セカンドを3Tか3Loにできれば、得点的にも問題ないんじゃないかなあー。
ただ、ランビエール選手の3Aのランディングは、幅があって大好きなので、跳べるなら跳んで欲しいなあ、というのも、正直な気持ちとしてありますね、やはり。
ランビエール選手にしては、スピンのレベル&加点が低めだとは思うんですが、これはあとあと多分伸ばしてくるポイントなので、今回得点が低かったからといって、ライバル選手たちも安心はできないなあと思います。
灰原がジャンプやスピンより気になったのはステップで、なんとなく、あんまり東京ワールドから手直ししてきていない気がするんですね。灰原も、ステップ、全部わかるとかじゃないんで、「気になるなあ」と思っただけなんですけど。
今年ステップでレベル4を取るには「少なくとも5種類の異なるターン及び3種類のステップが含まれなければならず、これらのターン及びステップはそれぞれ両方向に1回行われなければならない」という規定があり、かつ「ステップシークエンスを通じて、連続、ないし連続でなく、1/3はある一方向にターンを行い、同じく1/3を反対方向にターンを行わなければならない」んですね。つまり……ひぃぃぃ、全体の2/3は、体を全回転させながら前進しなければならない、ということですよ! そして、残りの1/3で、3種類のステップをこなさなきゃいかんのですね。なんという鬼規定か。
いままでは「曲想に添い、逆行せず、長時間の停止がなく、1/2回転以上のジャンプを含めず、バランスの取れた振付であればよい」という規定だったことを考えると、驚くべき縛りの増加です。いままで、ステップにはあるていどの自由度があったんですけど、今季はあんまり遊びも許されないということですね。上下の動きも重視されるしなあ。
ランビエール選手は、もともと、ターンは両方向で入れてくる人だし、技術的にはレベル4を狙えると思うんですが。ランビエール選手の満足がいくほどに美しく、レベル取りも万全なアレンジには、まだ達していない、ということなんだろうなあ。うーん、今季のステップ縛りはキツいかなあってちょっと思います…。
SPでは笑撃映像だったランビエール選手のキスクラですが、FSでもほのかに笑いの神が降りていました。やっぱりヘコみ気味のランビエール選手の前を平然と横切り、グルッターコーチの膝の上にどんどこぬいぐるみを置いていく背負い籠娘ちゃんたち(SPに比べると全体的にぬいぐるみじたいは小ぶり)。にこやかにぬいぐるみを受け取るグルッターコーチ。なにか落し物をしたらしく、ランビエール選手のまえで屈む背負い籠娘ちゃん。大ぶりの籠に隠れて、ランビエール選手が、み、見えな……ぎゃははははははは!
籠あってこそ中国杯!
来年も背負い籠娘ちゃんたちの大活躍がほんとうに楽しみです。



男子FS2位/総合2位 エヴァン・ライサチェック選手
SPでもらった、巨大熊ぬいぐるみはどうなったのか、とても気になるエヴァン・ライサチェック選手。「トスカ」。やっぱりいい曲だわあ~。エヴァン君には、激しさのある曲がよく合いますね。冒頭のデスドロップっぽい入りもかっこいい。
冒頭の4Tが転倒したのもさることながら、単発3Aで回転不足が取られているのが気になります。たしかにちょっとランディングがまわり気味だし、プレローテーションもあったような。コンボの3Aは良かったと思うんですけど。
エヴァン君は、もともと、回転ぎりぎりで跳んでくるというのはよく言われています。一歩間違うとダウングレードの憂き目にあいやすいですし、きっちり回る、ということが、もうちょっと意識されると、安心して見ていられるかなあーと思いました。今回負けたジョニーとの差はわずかですが、僅差の勝負であるからこそ、爆発するかもしれない弱点は潰しておいたほうが安全ですよね。
大きな体を存分に活かした表現はほんとうに素晴らしかったです。転倒でコンビネーションのセカンドが飛んでしまったために今回はジョニーの後塵を拝しましたが、差はわずかなもの。ファイナルでもダイナミックな演技を期待できそう。楽しみです!



男子FS1位/総合1位 ジョニー・ウィアー選手
まずは優勝おめでとう、ジョニー!
昨年は、SPは調子が良かったけれど、FSをいまひとつ揃えてくることができなかったジョニーですけれども、今年はフリーもとても良さそうですね。「Love is war」(Globusというグループの曲だそうです。Globusの公式サイトはこちら→ http://www.globusmusic.com/  試聴もできました)、映画のメインテーマのような、ドラマティックで厚みのあるイントロ。どこかリチャード・クレイダーマン的な、薄めのピアノ音が、重厚な曲調に懐かしさと軽さを添えていていいかんじ。この音楽、かなり好きかも。
振付を、デニス・ペチュコフ選手が手伝っている、と、事前情報で聞いていたのですが、たしかにアイスダンス的な、ステップで語る部分の多い振付だと思いました。ジャンプもとても頑張っていて、以前苦手だと言っていたループを綺麗に跳んでましたね! これもズミエフスカヤコーチの効果なのかなあー。
昨季、レベルを取りこぼしている感があったスピンが、点が取れる構成にされてきているのも勝利の要因だと思います。ここはペトレンコ氏の尽力のおかげかも。あと、スピンのルールが改正されたおかげもあると思います。「忙しくポジションを変える美しくないスピン」でなくても、点が取れるルールに変わってますもんね、今年。
今季のジョニーの強みは、3Aが完璧に取り戻せたこと。SP、FSともに、3Aに加点がついて4T並みの得点をたたき出しています。ただ、今回は勝ちましたけど、差はわずかなので、ライバル・エヴァン君との全米での決戦を考えると、4回転は避けて通れない気がします…。
昨年はFS後半ではバテたかな? という印象があったのですが、今季は最後まで力充分で滑りきった印象。最後のスピンもとっても良かったです。
つぎは大好きなロシアでの戦いですね。もっと調子を上げてくるかな? 楽しみです!



男子シングルに関しては、上位3選手の力が拮抗しているものの、やはりランビエール選手が強いかなあと考えていた中国杯でしたが、蓋を開けてみればアメリカ両エース激突、ジョニー・ウィアー選手勝利という驚きの結果に(ジョニーごめん)となりました。
昨季の絶不調から、12歳のころから育てられたプリシラ・ヒルコーチのもとを離れてまで立ち直ろう決心したジョニー、結果が出るだろうとは思っていましたけど、こんなに早くにいい結果が出るとは思わなかったので、ほんとうにうれしい驚きです。
やっぱり、メンタルって重要なんだなあ。
あたりまえだけど、つくづく思いました。
さて、そろそろ灰原も、気持ちをフランスに持っていかないとなあ。





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安売りであまったシリーズ第2弾。
安売りで買ったリンゴがあまったので、簡単リンゴケーキを作りました。
レシピはこんなかんじです。



リンゴ→1個
小麦粉→1カップ
ベーキングパウダー→こさじ1/2くらい。適当。
プレーンヨーグルト→1/2カップ
牛乳→1/2カップ(牛乳ナシで1カップ全量ヨーグルトでもよし。ヨーグルトナシで1カップ牛乳だと、味にメリハリがない……気がする。牛乳しかないときはレモン汁を入れてみるといいかも)
はちみつ→1/2カップ
タマゴ→1個
溶かしバター→適当(今回はたぶん40gくらい…)
レモンとかの皮をすりおろしたやつ→少々(じつは今回は柚子でやりました)


作り方

1・タルト皿にバターを塗る。オーブンを180度で余熱する。
2・リンゴは皮をむいて適当に薄切りに。めんどかったら皮はそのまんまでも……ただし皮が残るとフォークとかで切りづらい→食べづらいです。
3・小麦粉とベーキングパウダーを泡だて器で混ぜ混ぜしたら(ふるわない。笑)、タマゴ、ヨーグルト、牛乳、はちみつを加えてガーッと混ぜる。滑らかになったら、溶かしバターを入れてさらに混ぜ、バターが混ざったところでレモンの皮のすりおろしを入れて混ぜる。
4・タルト皿に、3の生地を薄くしき、その上に薄切りリンゴを適当に盛る。盛ったリンゴの上から残りの生地をどばーっとかける。タルト皿の下を叩いて生地を満遍なくいきわたらせる。
5・焼く。オーブン180度でだいたい45分。焼き目がつかなかったら時間を増やしてください。
6・タルト型のまま荒熱をとって冷蔵庫で冷やす。リンゴの水分で生地がしっとりしてくるのでそれまで食べるのは我慢。
7・できあがり。切り分けて食べる。




アップルケーキ



はちみつは、リンゴの甘みで加減するといいかもです。灰原はたいがいボケたリンゴを使うので(ボケリンゴ救済菓子なんだな)、多めに投入します。
計量からオーブン投入までは、だいたい15分です。メレンゲ泡立てとかぜんぜんないし楽ちん。焼きあがってから食べるのに時間がちょっとかかるけど、日曜日の朝とかに作って午後のお茶のときとかに食べるならいいんじゃないかな?





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世間はそろそろエリック・ボンパードだというのに、灰原はまだまだ中国杯ですよー。
今日は、男子シングルFSの感想を書こうと思ったのですが、FSUで面白い記事のリンクを見つけたので、これについてちょっと書いてみようかなと思います。
中国のニュースサイト、sohu.comに掲載された、キャロライン・ジャン選手の記事です。
日本でミライ・ナガス選手が、アメリカの選手でありながら身内として迎えられたように、中国でもキャロライン・ジャン選手のことは、特別な感慨をもってとらえられているようです。
原文はこちら→ http://sports.sohu.com/20071112/n253184628.shtml  
漢字なんで、あるていどの意味はわかるかと思いきや……いやあ、歯が立たない!
ありがたいことに、FSUに英語の有志翻訳も上がっているので、そちらも参照しつつ、自動翻訳頼りで、内容を抜粋して、日本語に書き取ってみようと思います。
とにかく長いんですよこの記事。3ページもある!
とても全文には取り組めないので……ごめんなさい、よろしければ、原文もご覧いただけると、うれしいです。
記事タイトルは……簡字体だからコピーできないんですよね。日本語にすると「張圓圓(キャロちゃんの中国名)は、栄冠を掴むため、ミニスカートを翻す」ってあたりかなあ。
それでは、日本語書き取り始めてみます。



【張圓圓は、栄冠を掴むため、ミニスカートを翻す】



1993年、5月20日。アメリカのボストンで、ひとりの中国系移民の女性が、赤ちゃんを出産しました。
その赤ちゃんこそ、十数年後、世界ジュニア選手権で優勝することになる、美しい女の子……張圓圓(キャロライン・ジャン)です。
今年から参加したシニアGPS、スケートアメリカで3位に甘んじた彼女ですが、中国杯では2位に入り、年末のGPFの進出資格を手に入れました。たくさんいる中国系アメリカ人スケーターたちの中にあって、際立って有望視されている、新星のひとりです。
張圓圓は、張一家の二番めの子どもで、姉がひとりいます。圓圓という名は、「異国での生活でも、太陽に向かっていつも顔をあげて生きていけるように」と願いをこめて、祖父が授けました。
張一家は、姉が4歳のとき、一家を挙げてアメリカに移民しています。圓圓は、アメリカ移民後4年たって、一家に恵まれた娘でした。生まれたての彼女のほっぺたはふくふくと丸く、「圓圓(略字だと円円です)」という名にぴったりでした。
張圓圓はとても賢い子どもで、生後7ヶ月のころには、時計がしめすものについて理解していたそうです。生後13ヶ月のころには、ひとつの漢詩を諳んじたといいます。その3ヶ月後には、もう英語も話し始めた、と、家族たちは言います。この言葉には誇張が含まれているようですが、彼女の賢さは、たしかに家族たちの誇りです。
圓圓が3歳のとき、一家は引越しをしました。引越し先で、彼女はピアノを習うようになりました。そして絵や、体操なども。張家はとくべつに豊かな家庭ではありませんでしたが、彼女の父親は、娘たちに電子ピアノを買ってやりました。利発な圓圓は覚えが早く、練習曲を3回弾いただけで、すでに弾きこなせるようになってしまいました。母親は大喜びで、仕事場にいる夫に電話をかけました。圓圓は電話越しに、演奏を披露しました。
張家の父親は、娘たちが美しくしとやかなことを喜んで、ピアノを買い与えたあとしばらくして、バレエを習わせることにしました。圓圓は、7歳以降、コンクールに出場するようになりました。バレエを学んだことは、張圓圓がフィギュアスケートの大きな力となりました。
フィギュアスケートを習い始めたとき、張圓圓は悲惨なありさまでした。転び続けたのです。しかし、4週間、サークルを描く練習をつづけたあと、彼女は劇的に変わりました。
「スケートしていると、すごく自由に感じられるようになったんです。まるで飛んでるみたいに」
丸い目を輝かせて、彼女は言います。
4年前、張家の母親は圓圓をつれて、著名なフィギュアスケートコーチ李明珠女史(リー・ミンチュー)のもとを訪れました。李コーチの教えのもとで、彼女はめきめきと頭角をあらわしました。12歳のとき、圓圓は、全米選手権ジュニア銀メダリストとなりました。13歳になったとき、国際試合に出場をはじめ、JGPSメキシコ、タイペイ、そしてファイナル、すべてにおいて金メダルを獲得しました。そして、ドイツで行われた世界ジュニア選手権においても、優勝したのです。彼女はこの成績をもって、今年度、シニアGPSへの参加資格を得ました。
そして、今季スケートアメリカに挑んだ彼女ですが、試合直前、彼女はじつは、足首を故障していました。しかし圓圓は、故障を公にしませんでした。ただ硬く歯軋りをして、難度の高い大技に挑んだのです。SPで3位につけたあと、張圓圓は泣きました。姉は「妹がうれし泣きするところを初めて見ました」と言います。
FSでは、かなりのトリプルジャンプが回転を認められませんでしたが、彼女は表彰台に留まりました。
張圓圓はハルビンに訪れたのは初めてですが、中国には来たことがあります。上海と、武漢にいる祖父母を訪ねてきたのです。めったに来ない中国は、すべてにおいて珍奇に彼女には感じられるようです。露天で売られているおやつを祖父母に勝ってもらい、喜んで食べます。
アメリカには各地区にスケートリンクがたくさんあり、中国系アメリカ人にも有力な選手がたくさんいます。李コーチは、彼女の教え子であるこの小さな女の子に、そのなかでもきわめて恵まれた才能があると理解してします。
「圓圓が私のところに来たとき、わたしは、まず彼女の強烈な個性である柔軟性に、非常に驚かされました。彼女は明るく、優しく、思いやりがある少女であると同時に、闘争心が強く、勝つことを喜びます。このふたつの性格を併せ持っているということは、競技者として喜ぶべきことです」
足首の故障が完治せぬままに、このシーズンを迎えた張圓圓。それでも激しい練習に挑み、転んでも転んでも、母親や姉が止めても、ジャンプの訓練を続けてきました。
李コーチは言います。
「圓圓はとても強情な子で、私は彼女に合わせるやりかたを学ばなければなりませんでした。練習したことができなかったときは、怒ってわあわあ泣いて寝っころがっちゃうこともあるし。手が付けられないときは、無理やり練習を止めちゃうんですけど。でも、芯のところに品のよさがある子なんですよね。
陳露を指導したときと似ているかもしれませんね。陳露はとても素直な子で、圓圓も本心は素直、ただ独立心が強いの。私たちは、これからなにを目指すのか、話し合いを持ちます。勝手に決めたり、強制したりしてはいけないのね。いっしょに『じゃあ、つぎはこうやってみよう』というふうに言えたとき、訓練がうまくいくんです」
2年後のバンクーバーオリンピックのとき、張圓圓は16歳になっています。オリンピックに出場し、メダルを獲得する大きな可能性があります。
「ただ、現在の彼女の技術はまだ不十分ですね。体もまだ小さいし、細いですし。オリンピックの金メダルを掴むためには、もっと成長が必要だと思います。たとえば、演技後半でスピードがなくなってしまうところとか。
勉強しなければならないことはたくさんあるはずだし、私たちは多くを彼女に要求しています。つまるところ、まだ彼女はたった14歳なんですから」




はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
えーと、かなりダイジェストしました。そして、読み取りにも、いつも以上に自信がありません(うわああああ!)。かなり想像の翼を羽ばたかせちゃったんで、間違ってる可能性もかなりあります。繰り返しますが、ぜひとも原文を読んでいただけると幸いです。
さて、キャロライン・ジャン選手について、ここまで詳しいArticleって、アメリカ国内でも出てきてなかったような気がします。
1歳そこそこでもう話したとか、ほほえましい自慢話もありつつ。灰原がこの記事で興味を惹かれたのは、やはり李コーチの見解ですね。「優しく、思いやり深く、同時に闘争心が強い。競技者として適性がある」と、キャロちゃんについて語っているところ。たしかに、闘争心が少ないと競い合うことに意味が見出せなくなるだろうし、闘争心ばかりでも表現の幅が狭くなるでしょうし。肉体的な適性もさることながら、性格が向いているっていうのは、強いなと思いました。
自立心が強く、ひとつひとつ納得しながらでないと訓練を進められない、という選手、どこかにもいたような……とつくづく思い出してみるに、たしか、ブライアン・ジュベール選手について、ヤグディン選手やシモンズコーチがそんな評価をしていましたよね。
チャンピオンになれる性格ってことかな。
……怖いですね(ははは)。
キャロライン・ジャン選手が恐ろしいのは、彼女が現在素晴らしいからではなく、素晴らしいにも関わらずまだまだジュニアの年齢である、伸びしろが底知れない、というところだと思います。
浅田真央選手が上がってきたとき、同じような感覚がたしかあったなあ。
ところで、同い年のミライ・ナガスちゃんは、ここ1年でずいぶん身長が伸びたようで「もう真央ちゃんのサイン入りの靴が履けない」と言ってましたけど、キャロちゃんは背が伸びたのかな?
いまのまんまでも可愛いですけど、ぐぐーんと大きくなって、パールスピン、やってくれたら、迫力あって凄そうですよね。楽しみ!





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白菜が安くて、1玉買ってしまった。
さっそく今日の夜に、白菜のチーズスープを作りました。
作り方は簡単で、厚手の小鍋(できれば蓋があるやつがいいです)に、白菜をざくざく刻んで突っ込む。「え、こんなに!?」っていう量を入れて大丈夫です。
水を1/2カップ入れ、中華スープのもとを白菜の上からパラパラっと入れて、蓋をして煮ます。白菜がクタクタしてきたら、とろけない(←ここ重要)スライスチーズを1枚、鍋に投入。チーズが溶けて、スープが白濁したら味見。塩コショウで味を調えてできあがりです。
ほとんど白菜しか入ってないスープですけど、美味しいですよ。たまねぎとか入れると、ちょっと甘みが出ます。ベーコンとか刻んで入れると、こってりした味になってまた美味しい。しかし灰原は白菜オンリーがわりと好き。
簡単なんで、冬になると、よく作るスープです。オススメです。





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シークレットガーデンからのお知らせです。
本日19時45分ごろから、『女神幻想ダイナスティア』公式HPがご覧いただきにくい状況になっておりましたが、20時05分ごろ復旧いたしました。
現在は正常にご覧いただけます。
ご不便をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。





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シークレットガーデンよりお知らせです。
本日19時45分くらいより、ゲーム「女神幻想ダイナスティア」の公式HPが、ご覧いただきにくくなっております。
ただいま、原因を調査中です。
復旧しだいお知らせいたしますので、少々お待ちください。





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中国杯に出場した、ステファン・ランビエール選手は、こちら(http://www.20min.ch/tools/suchen/story/21157880 )のニュースによると、どうも試合直前に体調を崩していたみたいですね…。
親知らずの抜歯後、風邪に似た症状が出た、とのことですが、歯にはうるさい桃木先生によると(ほんとにうるさいんです)「親知らずに関しては、風邪に感染したことで、慢性的に炎症を起こしてた親知らずの炎症が急性化したんじゃないかと思われるわね」とのこと。そういうことがあるそうです。なるへそ。
そもそもジャンプなんて、歯を食いしばらないとタイミングが狂いそうなのに、シーズン中に抜歯ってけっこう賭けなんじゃないかと思ったのですが「斜めに生えたとか、虫歯になったとかで、どうしても抜かなきゃいけない状況だったんじゃないかなあ」というのが、桃木先生の見解でした。そうかー。灰原なんか、上下の親知らず、全部まっすぐ生えてて、抜いてませんけどね(抜かなくていい、と歯医者さんに言われたのです)。親知らずの症状は、ほんと、人によるからなあー。
いまは心身ともにスタミナ切れかもしれませんが、ロシア杯までには回復してくれるとうれしいなあーと思います。
そんなわけで、歯痛のランビエール選手も含めた、男子SPトップ3の感想を、今日は書いていきますね(FSはまだ未見です)。



中国杯 男子SP

3位 ステファン・ランビエール選手
「Carne Cruda」。冒頭のポーズからして「芸術性で勝負しますよ」と宣言しているような、けれん味たっぷりの入り。悪くない。おっとアクセル高い! と思ったらダブル!
えええ男子で3A回避戦略ってアリなのか、と、最初に見たときは、ランビエール選手抜歯情報を知らなかったのでそう思いました。たしかに調子悪いんだったらここは着実に降りるほうが大事ですよね。
つぎのクワド、テイクオフは良かった…っ、けど、空中で姿勢が反っちゃったというか、バランス崩しましたね。転倒、コンボ失敗。ランビエール選手のみならずSPにクワド入れるという決断をする選手は、失敗の確率が高いのは織り込み済みのはず。気にせずどんどんGOですよ! 
つぎの3Lzは綺麗。渾身のサーキュラーステップはレベル3です。続けてストレートラインステップは、ちょっと息切れしたかなあ……レベル1。しかしここは、体調万全ならレベルを伸ばしてこれるところだと思うので、伸びしろとして、ライバル選手たちは計算に入れといたほうがいいと思います。ランビエール選手は、今季からレベル取りに必須の両回りのターンを、右でも左でも苦もなくこなすのが強みですよね。どっち回りが得意とか、あると思うんですが、全然わからない。
ラストは独創的なスピンでフィニッシュ!
プロトコル見たとき想像したより全然出来がいいように思うんですが、やはりジャンプがいまいちだったからかな、キスクラではしょんぼりしていたランビエール選手。しかし、そんなキスクラを見ながら、灰原は爆笑してしまいました。背負い籠娘ちゃんたちが! しょんぼりしているランビエール選手や、コーチたちの膝の上に、遠慮なくガンガンとぬいぐるみを積み上げていく!! 
たれぱんだに埋まっているコーチ。そしてへこむランビエール選手。シュールな風景でした。立ち上がるときどうしたんだろうか。そこまで見たかった。


2位 ジョニー・ウィアー選手
「ユノナ&アヴォス」。この曲いいですね。ドラマティックで、どこかエキゾチックで、ジョニーの雰囲気と合います。
3Lz+3Tは、高いし、余裕もあってよかった。もっと素晴らしかったのは3Aですね。いかにも男子らしい勢いと幅があり、これは加点あったはず、とプロトコル確認したら、1.8の大量加点でした。素晴らしいー。基礎点7.5の3Aで、4Tの基礎点9をも越える、高得点9.3をたたき出しましたよ!
スピンはどれもポジション変化がはっきり素早くてお見事。ステップも、サーキュラーがレベル3でストレートラインがレベル2。ジョニーの実力が遺憾なく発揮された演技だったと思います。
危うげなところが消えて、大人っぽい演技になったかな? とちょっと思いました。一方で、ジョニーの持ち味である、氷の上でかもし出される、お伽の国の王子さまオーラも、いままで以上にガンガンに発揮されてて、素敵です。
仲良しのメリッサ・グレゴリー選手の事故が、演技に影響するんじゃないかとちょっと心配だったのですが、まったくそんなことはなく。むしろ、友だちを思う心が、頑張る力になったのかもしれませんね。ほんとに良い演技でした。


1位 エヴァン・ライサチェック選手
「マスク・オブ・ゾロ」。
あれ? エヴァン君、衣装が違くない? と一瞬思った。スケアメのときには、かなりベルトがキラキラしてたと思うんですが、中国杯の映像では、そんなにベルトがキラキラしてないんですよね…。
会場の照明でそう見えただけかな。
キラキラ嫌いのエヴァン君のことだから、有名デザイナーの作といえどもどうしてもキラキラベルトが嫌で、ロストバゲッジを装って飛行機に忘れてきたのかしら、とか、一瞬考えてしまいました(わはははは)。
このプログラムは、エヴァン君の雰囲気によく合いますよね。とてもカッコいいです。冒頭の4T+3Tを成功させて波に乗ったかんじ。3A、3Lzと加点をもらって、あとはステップはふたつともレベル3、スピンもふたつレベル4、ひとつレベル3でほぼ死角なし。滑り込みもしっかりされてて、頼りにできる勝負プログラムだなあと思いました。
エヴァン君は、けっこう、プログラムを次シーズンにも持ち越すんですけども、来年もこのSPは続行な気がするなあ。
黒一色の衣装って、下手すりゃ練習着に見えちゃう、地味になると思うんですけど、ライサチェック選手の場合、並外れて長い手足を、銀盤の上でくっきり見せつけてくれる、派手に着こなせていると思います。キャメルスピンとか、ほんとに見栄えしますし。
でもたまには、派手派手マタドール衣装も、また着て欲しい……。
同国のライバル、ジョニー・ウィアー選手と同時大会アサインって、全米スケ連、なに考えてるんだと、最初は思ったんですけど、ふたりのライバル関係が、いい緊張感をもたらして、ふたりともいい結果が出せた気がします。
ところでエヴァン君もキスクラが爆笑ものでした。くまが! 着ぐるみ並みに大きなくまのぬいぐるみが! エヴァン君とフランク・キャロルコーチを圧迫している!
あのくま、なかに、キャロルコーチなら入れると思うなあ……。
精悍な面差しのエヴァン君と、ほにゃほにゃした、くま……。シュールな光景でした。



スケアメ、スケカナ、ときて、正直この中国杯が、男女シングルとアイスダンスについては、いちばん見ごたえがあったんじゃないかと思うんですが、地上波にほとんど放映がなかったのは、ちょっと残念ですね。フィギュアスケートをあんまり知らない方にも、見ていただきたいような素敵な演技がたくさんあったのになあ。
男子FSの感想は、映像を見次第、またこんどにしますね。
それにしても、中国杯って、やたら巨大ぬいぐるみがプレゼントに投げ込まれていたように思うのですが、あんな大きいの、会場に持ち込むのも投げ込むのも大変でしょうに。中国では巨大ぬいぐるみが流行っているんでしょうか???





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クロアチア、ザグレブで行われていたフィギュアスケート大会、ゴールデンスピン杯。
結果が出ました。女子シングル、鈴木明子選手が優勝です! おめでとうございます!
トリノユニバに続いて、海外での栄冠になりましたね!
鈴木選手のプロトコルを見ると、今季の女子シングル最大の焦点、3Lzと3Fのロングエッジはナシ。FS後半の3Sにダウングレードがありますが、後半はどうしても疲れますもんね。鈴木選手のステップがレベル1評価というのは、ちょっと低すぎじゃない!? クールマイヨールのショーとかでも、今年のFS『タイタニック』、ステップがすごいって海外ファンも大熱狂だったのに! ……日本のファンとしては納得いきませんが、ステップ評価ってちょっと水物だから、海外試合を重ねるごとに、レベルがとれるようになりますよね。ほんとうにおめでとうございます!
女子シングルにもうひとりエントリーしていた太田由希奈選手は、4位に入賞しました。トリプルジャンプがあんまり決まらなかったようなのですが、スピンやスパイラルの評価が高いのと、PCSも高いです。国際大会で入賞って、ほんとによかった。全日本に向けて弾みがつきますよね。おめでとうございます!
男子シングルにエントリーしていた、大上偉才選手は総合9位、梅谷英生選手は総合8位。梅谷選手はFSだけなら3位です。おめでとう~! お疲れさまでした!




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GPS中国杯、男子の演技については、まだ未見です。エリック杯までにはちゃんと感想アップしようと思ってるんですが。少々お待ちください。
というわけで、本日のブログは、次戦エリック杯に出場するトマシュ・ベルネル選手と、中国杯銅メダル、カロリーナ・コストネル選手について書かれた記事を抜粋して、日本語書き取り、いってみたいと思います。
元サイトはこちら→ http://www.absoluteskating.com/articles/2007costnervernermalmo.html  おなじみのフィギュアスケートウェブジン、『アブソルート・スケーティング』の記事です。
記事タイトルは『Carolina Costner and Tomas Verner on ice in Sweden』
ふたりは、GPS出場直前、スウェーデンで合宿を張っていたようです。そのときに採られたインタビューを中心にした記事です。
さて、それではいつもの言い訳。灰原は英語力がほとんどなく、書き取り文は、機械翻訳を日本語らしく均したものにすぎません。読み取り間違いは当然ありえますし、省略したり、わからないところを想像の翼で補っているところも。ぜひ、元記事も読んでいただけるとうれしいです。
それでは、日本語書き取りへどうぞ。




【スウェーデンにおいて カロリーナ・コストネル選手とトマシュ・ベルネル選手】


スウェーデン、マルモリンクは、昨季に引き続いて有名スケーターたちをもてなすことになりました。オーバースドルフで練習しているチームが、スウェーデンに合宿に来たのです。
「いま、オーバースドルフではリンクが確保できないんですよ」と、トマシュ・ベルネル選手のコーチ、Vlasta Koprivova女史は言いました。「こちらのリンクの氷はとても質がいいですね。でも、とにかく寒いです」
我々の取材日は、ヨーロッパのスケートファンたちにとって楽しみにしていた日でした。ゴールデンスケートアワードの録画が、ユーロスポーツで放映されたからです。チームのバレエ・インストラクターである、ローラ・コスタ氏は、しかし、気まずそうに言いました。
「あのショーは、カロリーナには気の毒でした。彼女はショーの直前にカナダから飛行機で到着したんだけど、空路で一睡もできなかったんですって。カロリーナは、いまはとても上手く演技しますよ」
スウェーデンのチャンピオン、クリストファー・ベルントソン選手は、ちょうどスケートアメリカから帰ってきたところでした。彼は、マルムで2、3日過ごしたあと、インゴルシュタットのショーに出るためにドイツに向かいます。
ベルントソン選手の表情は冴えませんでした。スケートアメリカでの彼の演技と、結果のためです。サマーキャンプのあいだに患った鼠径部の故障は、彼が思い切り練習することを妨げました。
「1ヵ月前、SPを変えたんです。マイケル・ジャクソンメドレーを練習してましたけど、結局、『アメリ』を使うことになりました」
トマシュ・ベルネル選手も、今年の新しいSPについて話してくれています。
「SP『Children of the revolution』は、ジプシー的なメロディです。このプログラムをすごく気に入っています。コーチから音楽を提案されて、ぼくはすぐ言いました。OK、ってね」
ベルネル選手は、今年GPSでは、エリック・ボンパードとNHK杯に出場します。
「ほんとはロシアにエントリーしたかったんですけど…面白そうだったし。今年のアサインは、フランスでは世界チャンピオンのブライアン・ジュベール選手と、NHK杯では、銀メダルの高橋大輔選手と、それぞれあたるんで、正直ちょっとキツいですね。
ただ、サマーキャンプ中にずいぶん練習して、けっこう良くなったので、自信をもって演技したいと思います。
マルモの氷はほんとにいいですね。世界最高かも。ただ大きさが、30*60にちょっと足りないが残念かなあ。ステップシークエンスや、ほかの演技を通すのが難しいです。
スウェーデンでの合宿は楽しいです。僕は当地で、2軒のお宅にホームステイさせてもらいました。どちらのご家族も素敵でしたよ! それからクリストファー・ベルントソン選手もね、素晴らしい選手です。ただ、ここはちょっと寒いですね」
さて、カロリーナ・コストネル選手は、マルモのリンクについて、2003年の初訪問のことを思い出しながら、こうコメントしています。
「あのシーズンのヨーロッパ選手権と世界選手権で、わたしははじめて良い成績を残せたんです(2003-2004シーズンヨーロッパ選手権、世界選手権ともに、コストネルさんは5位入賞)。大会には、イリーナ・スルツカヤ選手や、エレーナ・ソコロワ選手も出てしました。そして昨シーズン、オーバースドルフで世界ジュニアが開催されることになって、わたしたちはこちらのリンクで練習することになりました。マルモのリンクディレクターのEla Magnussonコーチは、わたしたちのチームのために完璧な手配をしてくださったんですよ! 午後から夕方、リンクをふたつと、ダンススタジオまで押さえておいてくださったんです。
オーバースドルフでの訓練は、とっても快適です。でもたまに、変化があるのは喜ばしいことです。わたしは今回の滞在では、気温に対応できるように、暖かい服を持ってきました。ほんとうのところ、気温はそんなに重要じゃないと思います。大切なのは空気がいいことで、この町の空気は素晴らしいです」
コストネル選手は、寒さに不服を言いません。彼女は笑いながら言いました。
「合宿にきたときには、わたしたち、スウェーデンではあんなことやこんなことをしたいねって言い合ってたんだけど、じっさいは練習で精一杯で、夕方、メールチェックをしながら眠ってしまうくらいです。でも、オーバースドルフチームみんなで集まって、カードだとかボードゲームとかで、ささやかに楽しんでいます。わたしたちには、素敵なチームスピリットがあると思いますよ。これって大事ですよね」
私たちは、新しいFSの音楽について、コストネル選手に訊ねました。新しい音楽を使うことは、いつでも挑戦です。
「候補は2曲ありました。振付師のローリー・ニコルさんとコーチに、1晩のあいだに決めなさいって言われたんです。わたしはぐっすり寝て、起きたら、どちらの曲で滑りたいのか、もうわかっていました。選択は正解だったと思っています」
コストネル選手の新しいFSは、美しいけれど、休むまもなくエレメンツの詰め込まれた、とても激しいものです。
「新ルールは、もうほんとうに、どこにも、わたしたちにお休みをくれないんです。スピンも難しくなっちゃったし……レイバックから、フリーレッグを引っ張って、みたいに。でも、この複雑さは、フィギュアスケートをもっと面白くしていると思います。
練習は、わたしたちに強さを与えてくれます。3月の世界選手権で、わたしたちは演技の総決算をします。そのころにはプログラムが身に馴染んで、いまよりずっとらくらくと演じられるようになっているはずです。
わたしの今年のGPSアサインは、中国と日本です。これにはちょっと驚きました。「2回もアジアに行かなきゃいけないの、遠いわ!」って思って。でもね、いま、わたし、それは喜ばしいことだなって思っています。遠いふたつの国を同時期に見て回れるなんて、滅多にある機会じゃないし。それに、トマシュ・ベルネル選手もNHK杯にエントリーしてるんですよ。わたしたち、いっしょに日本に行くんです。彼といっしょだと心強いです。ベルネル選手はとにかくポジティブで、うちのチームの強さの源だから」
カロリーナ・コストネル選手は、スウェーデンのスケートファンのためにメッセージをくれました。
「わたしたちは、世界選手権のためにスウェーデンに来ることを楽しみにしています。これからグランプリシリーズに旅立ったあと、またこの国に戻ってこれるかと思うと、ほんとうにうれしいです!」




書き取り終了です。お疲れさまでした!
かなり省略したんですが、思ったより記事が長かったです。ははは。
しかし、日本語に書き写しててつくづく思いましたけど、コストネルさん、いい人だなあ~。とても優しい、誠実な人柄だということが、伝わってきます。みんな寒い寒い言ってるのに「ここは空気がきれいで素晴らしいです」ってニコニコしてるんだもん。記者の人も「カロリーナの態度は立派です」と褒め称えています。
この、気ぃ使いなところが、もしかして、気弱さに繋がっているのかもしれませんが、優しく心が暖かいことは明らかに彼女の美徳なので、ぜひ、ここはミヒャエル・フースコーチに頑張ってもらって、「君が女王だ(toニコライ・モロゾフコーチfrom安藤美姫選手。コストネルさんもヨーロッパ女王なんだからこれくらい言っちゃってくださいよ!)」「君が誰だか忘れるな(toラファエル・アルトゥニアンコーチfrom浅田真央選手。かっこいい~! マンガのキメ台詞みたい)」と、さんざんに褒めちぎって、メンタルを落ち着かせてあげて欲しいです。いや、この台詞まんまでなくてもいいので、コストネルさんに適した言葉で!
一方のトマシュ・ベルネル選手は、昨年度1位、2位の選手と同大会のアサインに「正直キツイ」と言っちゃうあたりが彼らしい。ロシア杯が良かったと言ってますけど、でもねえ、ジョニーが調子を上げていますし、ランビエール選手も復調してくるでしょうし、ロシアも甘くはないと思いますよ。そもそも、今季アサイン発表時には、ロシアにはプルシェンコ選手が入ってくる可能性があったわけで、そしたら、甘いどころの騒ぎではなかったことでしょう。
もしかして、両大会ともアウェイってことで心配しているんだったら、少なくともNHK杯でその心配はない、と申し上げたいです。日本にもベルネル選手のファンは急増中ですから。仙台のアリーナに、チェコの国旗がいっぱい翻ると思いますよ~。日本のスケートファンは、どこの国の選手のことも一生懸命応援するので、元気一杯の演技を見せていただけるとうれしいです。コストネルさんもね。
それにしても、暖かい土地柄でもないはずのドイツの高地、オーバースドルフで練習している人たちが、いまの時期ですでに「寒い!」と音をあげるスウェーデン。3月ってどんな気温なんでしょう。日本から世界選手権観戦に行くんなら、ホッカイロ山盛りに持ってったほうが良さそう?





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