ISUから、正式な文書が出ました。
世界初、ISU競技会ペア競技でスロークワドサルコウを成功させたのは、先日のエリック杯に出場した、アメリカの、ティファニー・ヴィセ&デレク・トレント組と認定されました。おめでとうございます!
基礎点8に、加点がついて、獲得点数8.6点が、プロトコルに輝いています。
ISUの文書はこちら→ http://isu.sportcentric.net/db//files/serve.php?id=750
おそらく世界初の冠を目指していただろう、川口悠子&アレクサンダー・スミルノフ組にはちょっぴり残念でした。
ロシア杯に出場する、川口&スミルノフ組。昨季はロシア杯の表彰台に乗っています。とはいえ、今年はじつはロシア杯のペアって激戦で、昨季世界銀のサフチェンコ&ソルコビー組、エリック杯制覇のジャンジャンズ、そして、昨季ロシアペアチャンピオン、ロシア国内最大のライバルであるムホルトワ&トランコフ組などが出場するのです。
サフチェンコ&ソルコビー組の好調はスケカナで確認済みだけど、ジャンジャンズも、エリックのフリー、ジャンプの構成が2A+3Tと3Sだもんなー。強い強い。
わりと今年、ペアって棄権とかが多くて、比較的楽な試合もあったんですけど、川スミ組のエントリー、スケカナもロシア杯も過酷ですね。試練だ。
とにかく、頑張って!





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さて、今日はちょっぴりいいニュース(?)。
東京ワールドフィギュアスケートチャンピオン、中国のシェン&ツァオ組の復帰についての新しい記事が出ました。
元ニュースはこちら→ http://www.chinadaily.com.cn/sports/2007-11/11/content_6245920.htm
タイトルは『Shen, Zhao hold on to 2010 Winter Olympics』、日本語にすると、シェン&ツァオは、2010年オリンピックへの挑戦をやめない、とかでしょうか。
だいたいの内容を、日本語に書き取ってみます。



【シェン&ツァオは、2010年オリンピックへの挑戦をやめない】


現在中国ナショナルチームから離れている、ペア競技世界チャンピオン、シェン&ツァオ組は、2010年バンクーバーオリンピックへのカムバック出場について考慮しています。
東京ワールドで3度目の栄冠を掴んだあと、彼らはナショナルチームでのトレーニングには戻りませんでした。そして、アイスショーツアーで世界を巡りました。
シェン&ツァオ組は、先日のGPS中国杯のエキシビジョンに参加しました。
「私たちは、ナショナルチームで訓練せずショーに出ていますが、それは、私たちの衰えを意味しません」
ツァオ選手はコメントしました。
「私たちはきっと、バンクーバー五輪以前に、ナショナルチームに戻ってトレーニングを再開します。正式なスケジュールは未定ですが、チームに戻るのは、オリンピックの1年半前になるだろうと考えています。
私たちは、プログラム作りのため、ここ1ヶ月のあいだに3回も中国とアメリカを往復し、ふたつの新しいガラプログラムを完成させました。ふたつのうちひとつは、モダンダンスのようなスタイルで『feeling good』というタイトルです」
アイスショーでは競技会より多くの要求をされたそうです。
シェン選手は語ります。
「アイスショーはトレーニングよりずっと厳しい。私たちは、氷から少しも遠ざかっていません。ただ、ショーでは、私たちはルールに縛られずに自由に滑り、表現することができるんです。
ナショナルチームで練習しているときは、ちょっと休んだりもできましたけど、ショーツアーでは許されませんでした」
直近で、日本とカナダのツアー参加の予定があるそうです。
昨季、彼らは、中国杯、NHK杯、GPF、四大陸、とつぎつぎ勝って、世界選手権をも制覇しました。
東京で世界タイトルを奪取したあと、彼らはナショナルチームを去りましたが、彼らに言わせれば、それは「一時的な休暇」です。
ツァオ選手のアキレス腱の故障もあり、2006年トリノ五輪で銅メダルを獲得したあと、彼らは引退も考えました。しかし、オリンピックの金メダルはつねに彼らをさしまねきます。
ソルトレイク、トリノ。たったふたつの銅メダルだけでは、彼らの15年間のキャリアに、けしてふさわしいとは言えないのですから。



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
シェン&ツァオ組に関しては、オリンピックのメダルが欲しいという気持ちは本心だとは思いますが、ただ、故障のこともあり、アート・オン・アイスのインタビューで、復帰に慎重な雰囲気もありましたし、このインタビューを持って、すわ復帰決定、と喜ぶわけにもいかないかなあ、と思います。
ただ、いままで具体的な日限が示されてこなかった復帰スケジュールにたいして「オリンピックの1年半前」と、示唆されたのは興味深いかな、と。
心積もりとして、もし復帰するならば、2008年度のGPSはわかんないですけど、ロサンゼルスワールドには出場したい気持ちなんだなあと思います。ロサンゼルスは枠取り大会ですしね。とはいえ、中国ペアの場合、ジャンジャンズやパン&トン組に任せておいても大丈夫そうですが。
ここんとこペアはほんとに解散とか多くて、アメリカのウェブサイトで「ペアはどこへ消えた!?」なんて記事があったほど。ベテランが戻ってきてくれるのはホントうれしいんですが、彼らの背中を見て、後進が育ってくれたらもっとうれしいですね。
いままで、ガチガチに競技でやってきて、アイスショーに不慣れなかんじのふたりが、ショーアップされた滑りを覚えて競技に戻ってきてくれたら、また新しい世界を見せてくれそうな気もして、それもまた、楽しみです。



スケートカナダで落下事故を起こした、アイスダンスのグレゴリー&ペチュコフ組。ロシア杯には出場したいとコメントしていましたが、やはりグレゴリー選手に無理はさせられないということで、ロシア杯は回避が決定のようです。
記事はこちら→ http://usfigureskating.org/Story.asp?id=39958
ロシアのファンは残念だと思いますが、とにかく一日も早くよくなって欲しいです。





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本日、アクセス解析を見ましたら、やっぱり、パトリック・チャン選手のお名前でいらした方がかなりいらっしゃったようす。
ほらー、やっぱりー!
みんな、パトリック・チャン選手が見たいんですよ!
トリノGPFには、おそらく進出決定だと思われる、パトリック・チャン選手。GPFではダイジェストでなく見られるといいんですが…なにしろファイナルって、スタースケーター勢ぞろいだし。よっぽど成績良くないと地上波無理っぽいですよね…。
去年、アルバン君、ぜんぜん映ってなかったしなあ。男子4人しかいなかったのに(昨季GPF進出者、男子は、ライサチェック選手、ウィアー選手、ジュベール選手、プレオベール選手、高橋選手、織田選手。しかし事前練習で故障しエヴァン君が出場とりやめ、ジョニーもやはり故障でFSを棄権して、FSは日本vsフランスの対抗戦みたくなった)。
いやしかし、いまから諦めてもどうにもならないんで、とにかく祈りの念波はスケートの神さまに送っとこうと思います。
パトリック・チャン選手がGPF地上波放映で映りますように!
エヴァン・ライサチェック選手がGPF地上波放映で映りますように!
ほかの男子たちもGPF地上波放映で映りますように!
絶対、男子も面白いと思うんだよなあ。ペアとアイスダンスの放映は、とても難しいと思うのですが、川スミ組くらい映してくれてもいいんじゃないのかと……。
スケートの神さま、お願いします!





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エリック・ボンパール杯、女子FS感想です。
地上波テレビ放映順に、感想を書いていきますね。


FS11位・総合11位/澤田亜紀選手
レースアップみたいな、可愛らしいデザインの衣装。最初の3T+2T+2Tは綺麗に決まりましたね。良かった!
ルッツやサルコウでダウングレードされつつも、バランスを崩しても根性で降りて減点はなし。頑張りましたね。
スパイラルは評価を取れていてよかった。スピンはもうちょっと見直したほうがいいかもしれません。今回の結果をヒントにして、次戦を頑張って欲しいです。


FS6位・総合7位/ヴィクトリア・パブク選手
SPもFSも6位なのに、総合7位とはこれいかに。パーソナルベストは出ましたが、総合得点で、総合6位のグレボワ選手にわずかに及ばなかったようです。
柔らかな、華のある演技で、見ていてとてもゆったりした気持ちになれました。
とくにI字スピンがいいですね。足を上げるときも下ろすときもフワッとして。
全体にもうちょっとスピードが出ると、得点が上がるのではと思いました。頑張って!


FS2位・総合3位/アシュリー・ワグナー選手
アシュリーちゃんの顔って、ちょっとジュモーとかのビスクドールみたい。睫毛が長いですね。
3Sが根性着氷になった以外は、全体に素晴らしい出来栄え。良かったです。
GPF進出は、可能性はゼロじゃないけど難しいかなあ。
演技終了後の表情がとっても可愛かったです。
スピンなどに、少し荒っぽいところがあるのですが、おいおいに直っていくと、ほんとうに怖い選手になるだろうな。楽しみであり、恐ろしくもあり。
ヒューズコーチは相変わらずインパクト「大」でした……。


FS5位・総合4位/サラ・マイヤー選手
ブルーがよく映える、素敵な衣装ですね。
優雅な曲に、サラちゃんの伸びやかな動きがよくあいます。
ジャンプのフィーリングがいまひとつだったようですが、スピンやつなぎの演技はほんとうに綺麗でした。
フリップにロングエッジが取られており、ルッツも失敗しているのですが、もしかしてサラちゃんもエッジ矯正でフィーリングが合わなくなりましたかね。
スパイラルの取りこぼしとか、ちょっともったいないところは、次戦NHK杯までには修正できるといいなーと思います。頑張って!


FS7位・総合6位/エレーナ・グレボワ選手
「バルトの女神」とは、なんだかすごいアオリ文句だなあ。
アオリ文句のせいではないでしょうけど、ノーミスのSPとは一転、FSは厳しい結果となりました。
プロトコルを見ると、やはり後半スタミナ切れしてるなーという印象です。ジュニアとシニア、30秒の差にまだ苦しんでいるかもなあ。
前半のスピンもスパイラルも、いい評価を得ていますし、あとは体力ですね。
エッジさばきもきれいですし、とても素敵な選手だと思います。イエテボリでも会えるかな? 頑張って欲しいです。


FS3位・総合2位/キミー・マイズナー選手
うわわわ。今回はキミー、調子が悪かったですね。「トゥーランドット」。
冒頭の3F+3Tのセカンドと、3Sで回転不足をとられています。後半に入るはずだった。3Lzのコンビネーションも、ファーストが1Lzになって、セカンドジャンプが抜けてしまいましたし、ちょっと「らしく」なかったかなあと思います。
スピンも、レベル4はオーラスの1つしか取れなくて、あとはちょっとずつ取りこぼしていますね。うーん、やはり急いで作り直したプログラムということで、まだ滑り込みが足らないのかも。
調子がいまひとつ、と言いつつも、スケアメで勝っているキミー、これで勝ち点は28で、トリノ進出はほぼ確定です。おめでとう!
GPFまでにはまだ間がありますし、練習頑張って欲しいです。



FS1位・総合1位/浅田真央選手
「トリプルアクセルを跳ぶ」、宣言して挑むFS。宣言は、場外戦の一環でしょうか、それとも自分を追い込むため? 冒頭の3A、テイクオフも空調姿勢も万全のように見えましたが、わずかに回転が足りず、着氷のときトゥを引っかけてしまったみたい。転倒。残念。
ただ、以前は1箇所失敗すると、わりとあとあと引きずっていたのが、すぐ気持ちを入替えて、3F+3Lo成功させるあたり、やはり浅田選手もすごく成長を見せているなと思いました。
あとはスピンにしてもステップにしてもジャンプにしても、ほぼ隙のない出来栄えで、見事な得点。ルッツも今回は思い切って跳ぶことができていて、たしかにロングエッジは取られていますが、GOE減点は最小限に抑えられた印象です。
ラストの2A、ふわっと降りて、ホッとした顔をして、それからパッと笑ったのが印象的でした。
いつまでも可愛い真央ちゃん、みたいに思っていたけれど、2005年のエリックの映像を見ると、やっぱりすごく成長していて、顔つきも大人っぽくなってきてますね。
優勝、勝ち点30点獲得、トリノ進出おめでとう。
パラヴェーラに立つことができますね。
ファイナル進出決定ということで、これからまた滑り込んでいくんだと思いますが、気になるのがSPのスパイラル。いまの振付って、レベルが取れないんじゃないでしょうか。
支持なしの姿勢変化がないし、姿勢保持したまんまのチェンジエッジもない気がする……。
せっかく難しいポーズをとれていても、得点に結びつかないのは悔しいかも。
スパイラルの振付って、比較的直しやすいところだと思いますし、ちょっと見直して欲しいなあーと思いました。
とにかく、おめでとうございました!



SP7位で出遅れるも、FSで4位、総合で4位に入ったミラ・リョン選手については、放映がありませんでした。残念!
仄聞するところによると、「なんでミラちゃんの放映がないの!」と、桃木先生は地団駄踏んで暴れたらしいですよ。ええ、仄聞ですが(ははは)。
パトリック君も、ミラちゃんも、次世代の一翼を担う選手ですし、ぜひ放映が欲しかったと思うんですが…。一分の選手の紹介VTRとか、以前の演技の放映とかをもうちょっと畳んでいただいて、少しでもたくさんの選手の演技が見られるような構成になっていたらなあ、というのが灰原の希望です。
さて、来週はロシア杯。キム・ヨナ選手や村主章枝選手、中野友加里選手が再登場です。
中野選手は3Aいきますかね。楽しみだな~。





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フィギュアスケートGPS。
もうエリック・ボンパールも終わりですよ。
たいがいのGPS大会は3日開催なのに、エリックは、2日です。ゆえに、最大のワリを食ったのがアイスダンスです。昨日も書きましたが。
アイスダンスは、コンパルソリーダンス、オリジナルダンス、フリーダンス、と、みっつのカテゴリーを踊りますが、たいがい、1日1カテゴリーなんですよ。それがエリックは2日開催なもんで、初日のはじめにCDやって、初日のいちばん最後にODやって、2日めのはじめにFDというハードな割り当てとなったのでした。
日本の地上波では流れないアイスダンスカップルのみなさんに、まずはじめにお疲れさまと申し上げたいと思います。ほんとにお疲れさまでした!
なんで2日開催なんですかねえ。3日にしてくれればいいのに。
アイスダンス、デロベル&ショーンフェルダー組、優勝おめでとう!
NHK杯に来てくれるんですよね。わーい。今年はFDにも増してODが面白いと評判なんですが、NHK杯だしきっと見られますよね。うれしいです。
さて、それでは、フランス杯の感想を書いていきたいと思います。
テレビ放映順に、男子FSから。



男子FS7位・総合7位/中庭健介選手
「ブレイブハート」。冒頭の4T、跳んだ!
しかし空中姿勢が開いた!
よく転倒しなかったと思います。頑張りましたね。回転もきちんと認められて、減点はありましたけど、ちゃんとこのジャンプで7点稼ぎました。頑張った。
続く3Aもお手つき、3A+2Tもセカンドの着地で失敗。なんかジャンプの軸がおかしいなあ、とはじめは気がかりだったのですが、サーキュラーステップを丁寧に滑りきったあたりで落ち着いたように見えます。後半は、ジャンプもスピンも素敵に決まっていました。
全然関係ないけど、クワドラプル=4回転の英語の略語「Quad」って単語を、自動翻訳通すと「中庭」って訳されますよね。中庭選手、クワドの申し子ってかんじ。
順位が7位に落ちてしまったのは少し残念ですけど、調子はシーズンのはじめより上がってきてるみたいなんで、つぎの試合も楽しみです! 頑張って!



……えーと、ヴォロノフ選手以下はダイジェスト放送でした。うーむ、キミーと真央ちゃんのSPとか前戦の映像とかもうちょっとカットすれば、男子あと2人くらいはまともに映せたと思うんですけど……。というわけで、ここから先の男子は、わずかな放映とプロトコルをもとに、ひと口感想。



男子FS2位・総合2位/セルゲイ・ヴォロノフ選手
うまいですねー! なんか、東京ワールドのときより上手くなったかも。
昨季、世界ジュニア3位で、その成績をもって、東京ワールド代表にも選抜、出場したヴォロノフ選手。ジュニアとシニアの2足のわらじって、ハタで思うより難しいと思うんですよ、とにかく時間が違うし。
東京ワールドでは19位と、あんまり思わしい成績ではなかったと思うんですが、今年はもっと上がってくるかな? そんなことを思わせられる演技でした。スケーティングがうまいですね。さすがロシア。
怪我で前戦欠場してて、今回の試合でGPSは終わりのヴォロノフ選手。ロシアナショナルにはプルシェンコ大王が帰ってくる……かもしれないし、イエテボリ出場権獲得は難しいかもしれません。ヨロ戦に出場できれば。ロシア男子はライバルが多くて大変だと思いますけど頑張ってもらいたいです。


男子FS1位・総合1位/パトリック・チャン選手
今日もダイジェストなんですね……くッ。
もういいよ!(よくないよ!)
昨年と同じFSを、手直しして使っているパトリック・チャン選手。たしか去年もエリックに出てた気がする。そしてけっこう自爆していた気がする。と思い出して調べたら、やはり昨年も、同じプログラム、同じ衣装でエリックに出場していました。
1年たって、素晴らしい成長ぶりをパリのお客さまたちにご披露。感慨深い。
ほぼノーミスの素晴らしい演技。ほんとうに3Aがいいですね! こりゃ、褒めるとこしかないなと思いながら見てたら、なんと最後のキャメルスピンで転倒。えええええ。
やり直しましたが、結局規定に達せず、キャメルはノーカウントになってしまったようです。
しかし、それがあっても、PB更新の快挙。勢いが止まりません。優勝おめでとう!
これで勝ち点26。エヴァン君と並びまして、トリノ進出決定だと思われます。
天国のコルソンコーチ見てるかな。GPFでの演技も楽しみです。
しかし、よくよく目を凝らしてみても16歳には見えない……。


男子FS3位・総合3位/アルバン・プレオベール選手
衣装がなんだかすごいアルバン君。なんか衣装がすごいなあ。ビクトリアンな夜会服のようです。「ドラキュラ/インタビュー・ウィズ・バンパイア」というイメージには合っているかもしれませんが、なんとなく滑りにくそう(そんなことない?)。
「会場全体が心配そうに見つめています!」という実況に爆笑してしまいました。冒頭の4T綺麗に成功しておめでとう。スピンとかステップとか、ちょっとずつ点数をこぼしているのが惜しいかな。ちょっとトリノは厳しいと思うんですが、ヨロ戦とイエテボリには出てこられるんじゃないかな。頑張って修正して欲しいと思います。次戦が楽しみです。


ケヴィン・バンデルペレン選手の演技は、残念ながらダイジェストも放映がありませんでした。
3位のアルバン君とは僅差だったし、4Tがあれば……と思わないこともありません。SPでも4Tは回避されていましたし、もしかして調子が悪いのかな? それとも、GPF進出が目前にちらついて、緊張してしまったか。
勝ち点22か。……微妙ですが、得点差で進出できる可能性はまだ残っています。トリノを、ヨロ戦を見据えて、練習頑張って欲しいです。



女子FS感想は、エントリーを分けます。
よろしければ、続けて、お読みいただけると、うれしいです。





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それでは、エリック・ボンパール杯、女子SP感想です。
テレビ放映順に感想を書いていきますね。



女子SP・6位/ヴィクトリア・パブク選手
燃えるような赤い衣装が金髪に良く生えるパブク選手。「シェルブールの雨傘」。2Aの着氷がとても軽くて綺麗でした。
とても柔軟性のある選手で、I字スピンの姿勢などとても美しかったのですが、ちょーっとスピードがないかなあ。コンボスピンも、ビールマンに変形後2回転確保できたか微妙。
ステップとかとても頑張って丁寧に滑っていたので、FSではもうちょっと勢いが出るといいのかな、と。頑張ってください!



女子SP・8位/ヴァレンティーナ・マルケイ選手
「椿姫」。ワインレッドの素敵な衣装。序盤の体の動きとかずいぶん華やかでいいかんじ。ジャンプコンボの3Lzでオーバーターン。いちおう1Tをつけるも、これは減点ですね。
ほかは、たいして大きなミスがあったようでもないんですが、8位となったのは、やはりジャンプの減点が思いのほかあるのと、あとはスピンで加点を伸ばせなかったからかなあ、と……。
表情がとてもゆたかな選手で、見ていると引き込まれるかんじがあります。FSも頑張って欲しいです。



女子SP・3位/エレーナ・グレボワ選手
非常にクリーンな演技。素晴らしいです。
灰原はグレボワ選手のジャンプが好きです。滞空時間が長くて、着氷がふわっとしている。なんか一瞬、空中で止まったみたいに見えるんですよね。
スケカナではFSで崩れてしまいましたが、このエリック、表彰台も見えていますし、FS頑張って欲しいです!


女子SP・5位/アシュリー・ワグナー選手
落ち着いたミスのない滑りで、良かったです。冒頭の3+3もきれいだったように見えました。
スパイラルのエッジが、ものすごいディープなのは、アメリカ女子ならではというかんじ。ステップも動きが大きく、欠点のない演技でした。本人も満足そうな笑顔でしたね。
FSでひとつでも順位を上げられるよう、頑張って欲しいです!


女子SP・12位/澤田亜紀選手
「アルメニアンラプソディ」。今年もキャッチフレーズは結局「パワフルガール」なのですね。素敵な笑顔で登場。
冒頭のジャンプコンボは、踏切がちょっとおかしかったかなー。単発トリプルと2Aは降りたように見えましたが、回転不足をとられたようです。
ビールマンスピンのポジションが綺麗になったし、ドーナツスピンにも挑戦。今年のプログラム、スパイラルの入りが難しくて面白いですね。アウトエッジのバックスパイラルで、バックのまんまチェンジエッジという。あんまりほかにやってる選手いない構成だと思いました。ただ、難しいことやってるわりに、いまいち評価してもらえなかったかも…。
FSでは思いっきり弾けて欲しいです!


女子SP・3位/サラ・マイヤー選手
「パッチ・アダムス」。白い衣装に、キャンディボックスみたいに色とりどりのアップリケがある衣装。可愛いですね。
とても清清しい曲調で、サラちゃんの持ち味によく合います。ジャンプも気持ちよく跳べているかんじでした。
スピンのポジションは相変わらず綺麗。落ち着いていましたね。サラちゃんは、3+3などの大技は取得していませんが、いつもとにかく力を出し切る滑りができているように思え、それは素晴らしいと思います。
FSには日本のコンポーザーの曲を使っているはず。楽しみです。


女子SP・2位/キミー・マイズナー選手
「パッション」。スケアメで見たときより、振付の動きが大きくなっている気がします。あれからまた、練習を積んできたんですねー。
冒頭のコンボジャンプ、セカンドが1Tとなってしまい、大きく得点をこぼしてしまったキミー。単発の3Fも、私にはややロングエッジに見えたんですが……どうかなあ。
ステップは力強くてほんとうに良かったです。FSはどうなるかなー。楽しみです。


女子SP・1位/浅田真央選手
「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」。メランコリックでドラマティックな美しい曲調。浅田選手のSPのこの曲、灰原、かなり好きです。
スケカナSPのときの、強張りまくった表情よりは多少柔らかいとはいえ、やはり緊張が顔に出ていた浅田選手。ジャンプコンボのセカンドが1Tになってしまいました。
単発3Lzは、これでもかとエッジがアウトに倒れていたので、ロングエッジをとられることはないと思いました。解説の伊藤みどりさんによると「アウトに倒しすぎ」だそうなんですが、真央ちゃんの場合、ルッツはいま矯正中なんで、とにかくわかりやすくエッジに乗れれば成功だと思うし、今回は良かったんじゃないかと……。
オーラスのステップは、スケカナに比べると体の動きが硬かったかも。でも、充分に美しい出来栄えでした。
SP1位通過にも関わらず、「自分の力が出せなかった」と、演技後泣いてしまったという浅田選手。いい涙ですよね。つぎには成長できるから。
FSではトリプルアクセルを跳ぶと公言している真央ちゃん。頑張って欲しいです!


大自爆大会となった中国杯と比べると、転倒も少ないし、みんな演技をまとめられたと思うエリック杯ですが、そのわりに気分がすっきりしないのはなぜなのでしょう(ははは)。
男子にしても、女子にしても、「もっとできるはずなのに」と思っている風情の選手が、ちょっと今回は多かったからかも。
FSではどの選手も悔いのないように、全力の滑りができるといいですよね。みんな、頑張れ!
……と、ココまで書いて、リザルト見にいったら、男子FSの結果が出てました。
ほら。だから後悔するって言ったじゃない。





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さて、いよいよエリックです。
直前に、GPFの(!)優勝候補のひとりでもあった、世界王者ブライアン・ジュベール選手が欠場を発表し、波乱の内容が予測された男子シングル。今回はテレビ放映がありそうだということで、とても楽しみにしていたんですが、なんとびっくり。中庭選手以外は、ダイジェスト放映でした。
それでもまあ、なんとか、演技の一部を見ることはできたのは、良かったです。
そんなわけでちらちらと感想をば。



男子SP・5位/中庭健介選手
冒頭のジャンプ、ルッツはきれいに上がったと思ったんだけどなあ。いつもクワドを飛んでいるところを、安全策でトリプルにしたんだと思うのですが、かえって迷っちゃったんじゃないかとちょっと思いました。惜しかった。
ジャンプのフィーリングがちょっとあってないかな? と思ったのですが、ステップのときの体の使い方とか、スピンとか、すごく丁寧な滑りで、結果はパーソナルベストに近い数字。ご本人も満足そうでしたね。調子が良さそうで良かった!
FSでも頑張って、ぜひ、エキシビ出場を目指して欲しいです(そしてマンボを…!)


男子SP・2位/パトリック・チャン選手
あ、パトリック君放映してもらえるんだー。やっぱ2位だと扱い違うなー(スケアメでは銅メダルなのに放映がなかった)と思っていたところ、画面が不審な切り替えを。
えええええ、うっそ。
ダ、ダダダダダ、ダイジェスト!?
男子シングル次世代王者候補最右翼のパトリック・チャン選手のSPを、また、地上波放映しないなんて! いつか絶対後悔しますよ!
……えー、恨みごとはともかくとして。
ダイジェストで見ただけでしたが、素晴らしい演技でした。
3Aがとにかく綺麗で、解説の佐野稔さんも「お手本のような3Aですね」と絶賛されていましたが、パトリック君、去年はここまで3A安定してなかったですよね。
まあ、去年はコルソンコーチが亡くなって大変だったわけですが……。
ジャンプに若干のミスは出たものの、伸びのあるスケーティングはスケアメ以上の出来栄えのように見ました。とにかくエッジが深くキレがあり、上体の表現力も抜群。スケーティングも上手いですねー。ほんとに素晴らしい。パトリック君の死角はクワドがないくらいじゃないかな。
これで、まだ16歳っていったい。
ヨナちゃん真央ちゃんより年下っていったい。
24歳だと言われても信じてしまいそうな落ち着きぶりです(間違いなくサンデュ先輩より落ち着いている)。
カナダ男子はソチまで安泰ですね。
ラストのスピンも速くて素晴らしかったです。



男子SP・1位/アルバン・プレオベール選手
「アダムス・ファミリー」。衣装が素っ頓狂で、見るなり笑ってしまいました。
肩に手のひら型のアップリケがあるー。
おなじみ、ホラーコメディの音楽に乗せて、楽しそうな踊り。すでに最初のポーズをとっているところで会場から笑い声が聞こえました。すっかりお笑い担当なんだなあ。
ジャンプは相変わらず幅が合って、ダイナミックでよかったです。
プレオベール選手は、ポワティエのリンクで、ジュベール選手のリンクメイトなんですよね。アルバン君は気管支炎、感染しなかったのかなあ。



男子SP・3位/ケヴィン・バンデルペレン選手
スケートカナダで銀メダルを獲得。GPFが射程内のケヴィン。SP「エキゾチカ」。…なんだか、ものすごい衣装でご登場だなあ。昨年の衣装はSPもFSもカッコよかったのに、今年はSPのもFSのも、ちょっと微妙なかんじ…。
やはりジュベール選手がいないということで、冒険を避けたのかな、ジャンプは3+3。つぎのアクセルはダブル。全体に丁寧に滑りすぎというか、スピードが足りないかな? と思いました。スピンも、回転が足りているのかな、とちょっと思いましたが、得点を見ると、けっこう出ているので、レベル取れたのかな。
スケカナでもSPはいまいちで、FSで伸ばしてきていますし、充分逆転はアリだと思います。FSではクワド2回降りて欲しいですよね。頑張って!



女子の感想は、エントリーを分けます。
よろしければ、続けて読んでいただけると、うれしいです。





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今日は、グッドニュースとバッドニュースが、同時に飛び込んできた日でした。
グッドニュースは、イリーナ・スルツカヤ選手、男の子を出産!
じつは、スルツカヤ選手の出産については、何度か誤報が出てまして、FSUにスレッドがたったときには「またガセじゃないの~」と思ったのですが、今回はほんとにほんとのほんとらしいです。
おめでとう、イリーナ&セルゲイ!
きっとスルツカヤ選手に似て、活発な男の子になるんだろうなあ~と想像してみたり。
出産直前まで、氷の上でお仕事を続けていたスルツカヤ選手ですが、まさか、「ママでも金」って言い出しますかね???
ミシェル・クワン選手に、こんどは「まだ子ども産まないの? 子育ていいわよ子育て~」って、無邪気に自慢するのではなかろうか(ああ目に浮かぶようだ)。
とにかく、おめでとうございます。
そして……バッドニュースは、ブライアン・ジュベール選手、エリック杯欠場。
これもはじめ、FSUのスレッドが立っているのを見て「まっさかあ」と思ったのですが、しだいにニュースソースがはっきりしてきて「うわ、ほんとなんだ」と…。
日本のメディアでもすでに報道されています。こちら→ http://www.afpbb.com/article/sports/winter/figure-skating/2312379/2355251
FSUで紹介されていた記事(こちら→ http://www.lanouvellerepublique.fr/dossiers/journal/pdf/20071115/16235976_NR_86N.pdf )によると、月曜日の段階でジュベール選手は気管支を患っており、抗生物質を使った、と書かれています。この時点ではまだ、出場を検討していたようです。たしかに、すでにカナダ杯のときに、元気がない感じはありましたよね。
コメントを見ると、いまはずいぶん気持ちも落ち込んでいるようですが、とにかく早くよくなって、病気の原因がわかるといいですね。心からお祈りしています。



フィギュアスケートGPS、いよいよエリック杯開催。現在、アイスダンスのCDが終了。デロベル&ショーンフェルダー組が、下馬評どおり1位通過しています。
エリックは、アイスダンス、ペア、男女シングルを2日間に押し込むという過密スケジュール。いま現在、男子SPが競技中。終わると女子SP、つぎにペアSP、つぎにアイスダンスOD。アイスダンス終わるのって、確実に現地時間で夜11時近くなると思うんですが…しかもダブルヘッダーなのに、2日めの競技は、アイスダンスFDから。サイアク!
どういうスケジューリングですかね。無茶ですよ。アイスダンスのみなさんには、ほんとに頑張ってもらいたい。大変だと思うけど根性だ! 頑張れ!!
さて、今日のブログは、エリックに出場する、アメリカのキミー・マイズナー選手の記事について、書いてみようと思います。
元記事はこちら→ http://www.baltimoresun.com/sports/olympics/bal-sp.meissner14nov14,0,4690193.story
掲載媒体は『ボルチモア・サン』。記事タイトルは『2010 Olympics, world title figure in skaters' rivalry』……日本語にすると、2010年オリンピックタイトル奪取にむかう、選手たちの攻防、ってとこかな。
そんでは、いつもどおり、記事を抜粋して日本語に書き取りしていきます。この書き取りは、英語力限りなくゼロに近い灰原が、機械翻訳頼りにするものなので、間違いなどあると思いますので、ぜひ、原文もご覧ください。
それでは、書き取り文にお進みください。



【2010年オリンピックタイトル奪取にむかう、選手たちの攻防】


来る大会は、今年のGPSのうちでも、もっとも伯仲した戦いになるはずです。
キミー・マイズナーvs浅田真央。
1ダースの女子選手たちが、彼女たちの運動能力と芸術的手腕によって審美者を唸らせるために、おのおのちょうど7分間の持ち時間を与えられます。パリ、エリック・ボンパール。マイズナー選手と浅田選手は、ふたりとも、次月のグランプリファイナルへの進出を有力視されています。
ふたりは、2010年バンクーバー五輪で、韓国のキム・ヨナ選手と三つ巴の金メダル争いをするであろうと看做されています。そして双方に、今年、すでにGPSでの金メダルがあります。マイズナー選手はスケートアメリカで優勝し、浅田選手はスケートカナダで優勝しました。
浅田選手は、GPSにおいて、マイズナー選手より有利を保っています。彼女はいままでグランプリイベントで6度メダルを獲得し、4度金メダルを得ました。そして、ファイナルでも金メダルを獲得しました。
一方、マイズナー選手は、いままでグランプリイベントに5回出場し、3つのメダルを獲得しています。先月のスケートアメリカは、マイズナー選手がGPSで得たはじめての金メダルでした。
マイズナー選手は、彼女は去年より、肉体的に強化されたと言っています。春先に参加したアイスショーツアーは、彼女の表現力と技術を上達させるのに役立ちました。
「パリで、いいSPを演じたいです」と、マイズナーは語ります。「わたしは、とにかくトリプルルッツにかじりつくつもりです。どんなときでもね」
マイズナー選手は、3年連続してパリ大会に出場しています。パリの空気は、彼女の味方だと、マイズナー選手は微笑みました。
「パリは快適です。お買い物も楽しいし」
マイズナー選手と浅田選手は、2年前のパリ大会で、シニアとしてはじめて対戦しました。浅田選手は表彰台のてっぺんに立ち、マイズナー選手は5位でした。昨年、アメリカ大会で、マイズナー選手は銀メダルでした。そして浅田選手は銅メダルでした。関係は変わりました。
浅田真央選手は、世界タイトルへのステップとして「トリノに行く」ことを目指しています。
「スケートカナダは、グランプリファイナル出場するためにはとても大事な大会だから、プレッシャーがありました」と、勝利のあと、彼女はコメントしています。
彼女の武器であるトリプルアクセルは、他のジャンプコンビネーションに比べて抜きん出た得点をたたき出す価値はなく、また危険も大きいものです。今季大会で、浅田選手は、トリプルアクセルを飛んでいません。
「クリーンなプログラムを滑ることを大切にしました」と、スケートカナダのあと、浅田真央選手は語りました。「トリプルアクセルを跳んだために、残りのプログラムを台無しにするのが怖かったし、トリプルアクセルなしでも勝てると信じていました」
浅田選手の表現力は際立っています。PCSの得点も大きなものです。スケーティングは非常に滑らかで、ジャンプし、タッチダウンするとき、氷はかろうじてわずかな音をたてるだけです。
しかし、マイズナー選手も上達しています。スケートアメリカでは、世界チャンピオン安藤美姫選手より高いPCSをたたき出し、彼女に勝利しました。
誤算は、審判でした。
スケートアメリカでは、わずかに間違った端から始まったジャンプを、ダウングレードされました。コーチも選手本人も、これには驚きました。
多くの審判たちの判断によって、マイズナー選手は3つのトリプルジャンプにたいして、クリーンな評価を与えられました。一方、安藤美姫選手は、2つのジャンプをダウングレードされました。
浅田真央選手は、スケートカナダで、3F+3Loのセカンドジャンプについてダウングレードされました。そして、ジャッジたちは、彼女が正しいアウトエッジではなく、エッジをインに倒して飛び立つのを見逃しませんでした。
「『なにか』が『起こるかもしれない』ことについては、わたしたち、もう充分よくわかっています」と、マイズナー選手は言いました。「いまから、『なにか』を『起こしに』いかなきゃいけませんね」



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
アメリカメディアの記事なので、浅田真央選手や安藤美姫選手については若干辛口、キミー・マイズナー選手が有利を保っている、よーな筆致ですが、じっさい、差はあるんだかないんだか、まあないかな、というかんじですよね。互角の勝負だからこそ、ライバルの実力が低いと書きたいのかな、というイメージの文章でした。
真央ちゃんのトリプルアクセルにしても、昨年の世界選手権では降りてるわけですし。スケートカナダでは優勝したしねえ。それにキミーが「みっつのトリプルで見巧者たちから評価を得た」スケアメFS、美姫ちゃんのダウングレードが2つ、と書いてあるのは間違いで、美姫ちゃんのダウングレードはひとつです。キミーのダウングレードがふたつ。そして美姫ちゃんの「クリーンなトリプル」は4つ。
プロトコル、見間違えたのかな。たとえ降りたトリプルの数が少なくたって、キミーが勝ったことには間違いがないわけです。ただ、やはりこう、全米女王というのは、他国の選手に抜きん出て素晴らしくなければならんのかなあ。キミーもしんどいですね。まあ、しんどいなんて言わない人だと思いますが。
今年は強気な発言が多いキミーですが、「エリックには勝ちに行くわよ」と宣言しているかんじで、なかなか、気おされる感じです。やはりいっぺん世界を獲ってますし、迫力がありますよね。浅田真央選手との戦い、本当に楽しみです。





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女子テニス。ジュスティーヌ・エナンの優勝で幕を閉じた2007年WTA選手権ですが、総括した記事がちらほら、あっちこっちのサイトに出ています。
絶不調の2006年を過ごして、冬に離婚、春先に家族との和解、春に喘息再発、と苦しい立ち上がりだったエナンの2007年。気がつけば年間女王&WTA選手権女王の2冠で、本人が「終わってしまうのが寂しい」と言うくらいのグッドシーズンとなりました。
うれしいのは、エナンが女王として目覚めていくとともに、ほかの選手たちの闘志が上がってきたように思うことです。シャラポワも決勝戦、いい顔してました。
セレーナ・ウィリアムズが、長らく眠っていたアメリカの雌豹が本格的に目を覚ましたのは、ローラン・ギャロスでのエナンとの死闘からではないかと思うんですが。なんかやる気になってますよねえ、ほんとにうれしいです。ヴィーナスの体調不良がちょっと心配ではありますけど…。
男子ATPマスターズカップもそろそろ終盤。1月の全豪まで、テニスはわずかのシーズンオフになります。今年ブレイクした若手、イワノビッチ、チャクエタゼらが、グランドスラムでどこまで食い込んでくるか? 楽しみです。





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今日も今日とて、日課のフィギュアスケートポータルめぐり。中国杯の写真とかそろそろ上がってるかなあ、と、IFSのサイトに行ってきましたら、おっと、IFS最新号の表紙はキム・ヨナちゃんなのですね。
最新号発売ごとに入れ替わる特集記事も更新。こちらもキム・ヨナちゃんの記事。ページ開いて仰天。雑誌の表紙映像でも思ったんだけど、お化粧が! 表情が! ちょ、ちょっと、怖くない!?
一瞬、ルーシー・リューかと思っちゃったよ……。
ええと、灰原が衝撃をうけたヨナちゃんの写真&記事はこちらです→ http://www.ifsmagazine.com/archive/2007/DECEMBER/INDEX.PHP
シンプルな黒いドレスに、いっけん裸足に見える、シルバーのほっそいストラップのサンダル。大人っぽいグレイとパープルが効いたアイメイクに、ヌードカラーでグラマラスなテイストで描かれた唇。非常に大人っぽいこしらえで、ああ、こういう雰囲気が北米では受けるのね。日本人の目からすると、ちょっと顔立ちがきつく見えるかなあという気がするんですけど。そういや、以前、シェン&ツァオ組がIFSのカバーを飾ったとき、やっぱりシェンちゃんのメイクが、けっこう凄いことになってたよなあ。
日本のGPSアオリでは、お下げ髪のヨナちゃんの制服姿をフィーチャーしたことを思い出し、つくづく文化が違うなあと思いました。
さて、そんなわけで、本日はこちらのインタビューを日本語に書き取り……しようかなあと思ったんですが、そのまえに、もうひとつ気になるインタビューを見つけちゃっていまして。
カナダ初の日本人スケーター応援サイト『Japan Skates』に掲載されている、ブライアン・オーサーコーチのインタビューです。原文こちら→ http://www.japanskates.com/interviews/OrserInterview.htm
『Japan Skates』というのは、基本的に、日本人スケーターのインタビューですとか、試合レビューですとかを掲載しているサイトで、日本人選手たちからするとライバルにあたる、キム・ヨナ選手のオーサーコーチの記事がここに上がるのっていうのは、わりと異例なことです。『Japan Skates』メンバーは、キム・ヨナ選手をたいへんリスペクトしており、インタビューの依頼をし続けたそうですが、キム選手ご本人からのインタビューは、結局承諾されなかったのですね。しかし、『Japan Skates』メンバーの熱心さと、真摯さにほだされたオーサーコーチが、代わってインタビューを受けた、という事情のようです。
有力選手ご本人のコメントってけっこう、日本のメディアでも見られますけど、コーチのインタビューって、むしろ、貴重だと思います。
今日は、こちらの記事を抜粋して、日本語に書き取っていきたいと思います。
さて、いつもの言い訳ですが、灰原には英語力がほとんどありません。書き取りは、機械翻訳を日本語らしく整えたくらいのもので、しかもわからないところは想像の翼で補ったり、飛ばしたりしております。きっと間違いもあることでしょう。よろしければ、原文もお読みいただけると、うれしいです。
それでは、書き取りにお進みください。



『Japan Skates』ブライアン・オーサーコーチインタビュー


インタビュアー:
なぜ、キム・ヨナ選手のコーチを引き受けることになったのですか?
就任の要請は、韓国の連盟、ヨナ選手サイド、どちらからあったのでしょうか。


オーサーコーチ:
彼女は、昨季、デヴィッド・ウィルソンにFSの振付を依頼しにカナダに来たんです。5月のはじめころだったかな。彼女のコーチ(おそらくお母さんのパク・ミヒコーチだと思います)は、そのとき、彼女に3Aと3Loの練習をさせていたんですが、ちょっと見てくれないかって頼まれたんで、引き受けたんですよ。けっこういい練習ができました。
振付が終わっても、彼女はカナダで練習を続けたいといったので、私は自分の予定を調整して、彼女の練習を見てあげることにしました。結局、夏のあいだずっと、彼女はカナダにいたんです。
夏の終わりに、キム・ヨナ選手サイドから、正式にコーチに就任してくれないかと依頼を受けました。私にはアイスショーの契約がありましたから、「無理です」とおこたえしました。ショーツアーで各地を転々としながら、さらにコーチを兼業するのは非常に難しいことです。ですが、コーチ就任をいったんお断りしてもなお、キム選手のサイドは、私に、スケートカナダに帯同して欲しいと依頼してきました(キム・ヨナ選手は、昨季スケートカナダに出場しています)。
スケートカナダで、キム・ヨナ選手と彼女のお母さん(パク・ミヒさんですね)は再び私を説得しました。説得は2、3時間だったでしょうか。そして私はツアーから引退して、フルタイムのコーチになる決心をしたんです。


インタビュアー:
コーチの「おためし期間」のあいだに、あなたと彼女のあいだに、いい化学反応があったように思えます。


オーサーコーチ:
そのとおりです。はじめは、私は韓国語がわかりませんし、彼女は英語が話せない、言葉の壁があったんですが、かえってそれが面白かったんです。というか、素晴らしかった!
私と彼女は、アイコンタクトで教えあうことができたんですよ。


インタビュアー:
いまは彼女の英語はどんなかんじですか? それから、信頼関係は?


オーサーコーチ:
彼女の英語はかなり上達しましたよ! それにね、雰囲気も変わりました。楽しそうだし、まえとは別人みたいです。
ジュニアワールドに優勝したころの写真では、彼女は微笑んでいても口をしっかり閉じていて、硬い感じです。いまは申し分なく素敵に笑います。
お母さんとの関係も良好です。彼女はもう、成長した若い女性で、小さな女の子じゃないんですよ。


インタビュアー:
キム・ヨナ選手は、お母さんといっしょに、こちらで生活しているんでしょうか。


オーサーコーチ:
お母さんは、彼女にとってはトレーナーであり、理学療法師であり、ほかにもたくさんの役割があるんです。トレーニングについていて、ウォームアップやウォームダウンの指示を出し、スケジュールをまとめ、背中の痛みをコントロールする手助けをする。


インタビュアー:
いつまで彼女を指導するか、明確な期限は定められているのでしょうか。


オーサーコーチ:
バンクーバー五輪まで、と思っています。
私はすごく彼女を手助けしたと思いますよ。
彼女は、昨季から今季のあいだに、複数の専門家による指導で、膨大な欠点を改善しました。私は、彼女の改善すべき点を見つけ出し、スパイラルやスピンの修正を手助けします。


インタビュアー:
今季、彼女が上達を見せてくれる点はどのあたりでしょうか。


オーサーコーチ:
スパイラルは、今年はかなり良くなりました。柔軟性と一貫性ができてきたと思います。身体的にも非常に強くなりましたし、背も高くなって、驚くほどスタミナもつきましたね。


インタビュアー:
キム・ヨナ選手との一般的な練習スケジュールを教えてください。


オーサーコーチ:
私は、リンクでだけ彼女に会います。外では、まったく行動をともにしてはいません。
デヴィッド(ウィルソン)は、彼女と付き合いがあって、いくつか芝居を見せるために劇場に連れて行ったようです。でも、私はここで、リンクで、彼女に会うだけです。
私のレッスンは朝から始まります。彼女は2時間のジムトレーニングと、ウォーミングアップをします。その後、1時間15分の厳しい氷上練習。少し休憩して、昼食をとる。
そのあと、また、1時半の氷上練習。そのあと、1時間ジムトレーニングをして、帰宅です。
マッサージや適切なボディケアは、彼女サイドでよく整えられていると信じています。


インタビュアー:
キム・ヨナ選手と仲良しのスケーターはご存知ですか?


オーサーコーチ:
知りません。でも、友情は発展しつつあるようですよ。日本の女の子たちとかなり仲よくなったということを、私は知っています。でも、いまはまだ、たいがいのとき、彼女はお母さんといっしょにいます。
しかし……彼女ももう17歳になりましたしね。


インタビュアー:
日本チームとの競争は、彼女に影響を及ぼしますか?


オーサーコーチ:
ええ。とても彼女を燃えたたせていると思います。良い方向でね。まるで、私と、ブライアン・ボイタノが競い合っていた時代みたいに。
選手時代、私も、どうしても練習に出たくないときがあったんです。そんなとき、私は「たったいま、ボイタノは氷の上にいる、賭けてもいい!」と思ったものでした。
日本には、少なくとも、彼女が競わねばならない強力なライバルが2人います。神に感謝するべきです。ライバルはスポーツのレベルを上げてくれます。彼らはお互いに影響しあって、レベルは上がり続けるでしょう。2010年まで、3人は、同じ旅路をドライブしていくんですから。
3人のうちふたりは、2010年以降ももう少しドライブを続けるんじゃないかと、私は予想しています。
ほんとうに、私とボイタノのことを思い出しますよ。……懐かしく。



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした!
原文非常に長いので、かなりダイジェストした内容になっています。ぜひ、原文もご覧くださいね。
オーサーコーチとキム・ヨナ選手。「氷の上でしか会わない」なんてクールな関係かと思いきや「言葉が通じなくてもアイコンタクトで教えられた」なんて、強い心のつながりもあり、ちょっと不思議な師弟関係だなあというのが、灰原の感想でした。
おそらく、オーサーコーチは、ヨナちゃんにとって、ジャストなコーチなのでしょう。昨季GPSのころから、東京ワールド、中国杯と、短期間のあいたに、ヨナちゃんは見違えるほど上手くなっています。アイコンタクトパワーあればこそでしょうか。
浅田真央選手、安藤美姫選手、といった、強力なライバルと戦うヨナちゃんの姿を見て、「なつかしい」と思うのは、御自身が、ブライアン・ボイタノ選手や、ヴィクトール・ペトレンコ選手と、息詰る戦いを繰り広げてきた、オーサーコーチならではの感慨ですね。
訓練も予定通り、好調に進んでいる風情の、キム・ヨナ選手&ブライアン・オーサーコーチコンビ。ロシア杯での演技も楽しみです!





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