天井のシーン、実は・・ 1/6

 

 

  1、不自然な驚き

 

 

魅由鬼が天井から幽助を吊るすシーンを思い返してふと気になったことがあります。

 

それは、

 

魅由鬼は幽助がブランコのように揺れながら彼女に近付いてきているのに

それにまるで気付いていないように見えた点です。

 

 

実際この画像を見るとわかりますが、既に天井が割れ始めている状況にも関わらず、魅由鬼の視線は下に向いています。

 

 

 

 

この後魅由鬼は天井の異変に気付いてそちらを向き、

その時に初めて幽助の存在に気付いたように驚きます。

 

 

 

 

 

どうして魅由鬼はそんな異変に気付かなかったのでしょう?

 

魅由鬼からすれば自分が吊り上げている対象が大きく揺れているわけですし、

ましてや自分の目で大きく揺れる幽助をその目で見ているはずです。

 

にも関わらず

どうしてそれに気付かなかったのか。

 

 

それを考えてみて思ったのは

 

魅由鬼が幽助を吊るし上げるこのシーンは

 

一見、魅由鬼が有利にことを進めているように見えますが、

 

実はこの時点で既に追い詰められていたんじゃないか

 

ということでした。

 

今回はその辺りを記事にしました。