外苑東通りを渡り、手入れの悪い(草ぼうぼう)青葉公園を横断する細道に入る。少し広い道に出た。乃木坂から六本木に至る道らしい。

これを渡って、真向いの道に入る。アジア会館・・・あ、通ったことのある坂道だ。3年前か、御府内八十八箇所巡礼のときね。

カンボジア大使館の先の登り坂を頑張り、カナダ大使館の裏に出て、向かいのドイツ文化会館側に右折。いかにも港区のAエリア(麻布、赤坂、青山)と言った感じの施設が並ぶ。開発されつくしたと思われる地域だが、こんな広大な空き地も。管理は東京都らしい。

その先の広い坂道(また登り)は薬研坂。こちらも3年前に通っている。
登り切って再開発のタワマンかと思ったらホテルだった建物の脇の道に入り、だらだら坂を下る。突き当りは一ツ木通り、すぐ脇に提灯を下げた浄土寺。

参道が長い、脇には良く似たデザインの個人住宅がぎっしりと並ぶ。つきあたりに本堂、脇に大きな地蔵の銅像。
16世紀初頭の創建で、当初は千代田区平河町にあったとされ、江戸寛文期(1665)に当地に移転した。

有難いことに本堂の扉が10㎝ほど開けられている。ご本尊が拝見できるかと喜んだら、手前に赤い布が下げられ、視界を遮る。何事のおわしますかは・・・なのね。

大きな地蔵仏については、江戸六地蔵との関わりを示唆する解説板が建てられていた。https://www.minato-rekishi.com/museum/2009/10/85.html

 

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