はや最終日。宿の窓からは松前城がみえる。白壁が弱い朝日に映える。涼しいより寒い。
出発がゆっくりなので、開城前の城を大回りする。この前は気が付かなかったが、「松前藩屋敷」なるテーマパークがあるようだ。
昭和の代表的書家、金子鷗亭を記念する「北鷗碑林」まで登る。
渡島半島の最南端、白神岬へ。添乗員さんに言われて気が付いた。北海道の最南部は、青森県の最北・大間よりも南にあるのだ。
改めて日本地図を見ると、北海道と青森県は意外に近い。
半世紀前、「青函連絡船の長く乗った感」は、陸奥湾の広さが影響していたみたい。
向かいの竜飛崎が大きく見える。津軽富士は雲の中。
福島町、娘の今回の第一目的地、「横綱千代の山・千代の富士記念館」だ。二人の横綱を輩出した町は、全国唯一だそうだ。
私が子供の頃(初代若乃花全盛期)、東京出身の力士は少なかったなあ。栃錦か出羽錦くらいか。 千代の山の土俵入りは微かに覚えている。
展示されている羽織袴と草履を見て、改めて大柄な人だったんだと実感。 弟子の教育に力を尽くし、礼儀作法を叩きこんだという。書に巧みで、自筆の化粧まわしが展示されていた。
娘がTシャツなどあれこれ買い込み、カードが使えないのでお金貸して、と泣きつく。
漢字を四股名で覚えた、内館牧子二世みたいな子で、千代の富士の引退後、落とされた大銀杏が出身地の福島町にあるので行きたい、と騒いでいたっけな。
20分ほどの見学タイムだったが、取り組みのビデオもあちこちに設置されており、1日中でも退屈しない、と「豪語」。ハイハイ~
続いて同じガイドさんで「青函トンネル記念館」も見学。着工以来半世紀に及ぶ難工事、現場は熱と地下水との闘いだったという。